『 ・ 』(スポット)
東京演劇倶楽部
新宿シアタートップス(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ちょいと実験的な演出もありましたが、スタイリッシュな舞台ですね。現代のドメスティックな人間関係、う~んと考えさせられながら楽しめました。修羅場もなかなか。
デカローグ7~10
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2024/06/22 (土) ~ 2024/07/15 (月)公演終了
実演鑑賞
7で描かれた母娘の相剋は身につまされるものではあったし、舞台上で進行する芝居も推進力のあるものだった。にもかかわらず、観ている自分の関心は、どこか人生相談を覗き見するような、ワイドショー的なものにとどまってしまう物足らなさを感じた。
一方、8『ある過去に関する物語』の高田聖子+岡本玲の対話には「赦し」をめぐる、葛藤や考察がさまざまに現れ見応えがあった。
天才的脱兎 再演
GORIZO
浅草九劇(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「逃げる」がテーマだけあって怒涛の時間を残して走り去っていった感
どこか不条理で刹那的な笑いの中にテントものに近いテイストを感じとったのですが、途中から あぁこの感覚は・・・「うる星やつら」じゃないか!と気付いてからは面白さが倍増
すごく笑いのニュアンスが共通している
とは言え、この登場人物達の熱気やスピード感、息遣いを丸ごとこの劇場で共有しなければ、中々伝わらないところの多い公演ではあるなぁと感じました
バサラオ
劇団☆新感線
明治座(東京都)
2024/08/12 (月) ~ 2024/09/26 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ゲキシネに慣れ親しんでしまったせいかセリフが聞き取りにくいのが残念。特に古田さんは変な関西弁のせいかなんと言っているのかわかりません。9月7日のライブビューイング(抽選に当選したらですが)で確認できるといいのですが。3階席まで満席で、立ち見の方も沢山いました。見切れがあるサイドシートで座って見るのと、一応舞台は見渡せそうなしかし3時間以上の立ち見とどちらがいいか究極の選択の気もしますが・・・
アンティゴネー
M.M.S.T
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2024/08/19 (月) ~ 2024/08/19 (月)公演終了
満足度★★★
中々演劇の題目 題材となったことのないギリシャ悲劇 何の予備知識も無く拝見 何となく、法律等で決められたことと道義的なことは古代ギリシャより論じられ、道義的なものが優先するべきだったのだろう しかし… 一週間でここまで良く来たな〰️と感じました
『牢獄の森』『うれしい悲鳴』
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2024/08/17 (土) ~ 2024/08/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/08/19 (月) 13:00
座席1階
「うれしい悲鳴」を観劇。コリッチの説明文には「集団の狂気」とあるが、それ以上に深い洞察が込められているように思う。物語を追っていくとやや難解なところも多々あったが、随所に展開された、あれだけの人数の出演者による切れのいいダンスは見応えがある。
たぶん、近未来の設定なのだろう。「絶対に例外はない」というルールが支配している社会で、命令の実行部隊である「泳ぐ魚」という会社のような公務員組織と、その例外なきルールによって家を追われ、母親が殺されることになる一家の物語。一家の長女である女性、この一家に乗り込んできた泳ぐ魚のメンバーである男性がいわばロミオとジュリエットのような関係で苦悩するという筋立てもある。
「欠席結婚式」という主役がいない舞台を設定したのも面白い発想。「泳ぐ魚」はカルト集団のような様相も呈するが、そもそも「例外はなし」というルールで社会を締め付けている政治体制が元凶である。物語ではこのルールを覆そうという試みもなされるが、見ている方からするとはかない抵抗のような感じだ。
これは、物事に白黒付けず曖昧なまま世の中が動いていく日本社会のメタファーであろう。「決められない政治」が世の中を悪くする原因だという批判は聞こえはいい。だが、現実の日本ではここ数年、与党による「勝手に決める」政治が幅を利かせ、世の中は急速に悪くなったのではないか。曖昧さを許さない社会、もしくは「決められる政治」の内実がいかに恐ろしいものであるかを、この舞台は暗示している。
役者の動きはよかったが、絶叫する調子でのせりふが多いのは少し気になった。それはそれで迫力はあるのだが、特に女性のせりふで絶叫調が多く、キンキンしてやや耳障りだと感じた。
ともあれ、カーテンコールの拍手の力強さからいっても、アマヤドリという劇団とそのパフォーマンスが若い客席に支持されていることは間違いない。
雑種 小夜の月
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
お団子屋さんという、本当に日本的な舞台に人情味たっぷりの内容。
泣いたり笑ったり、心に残る芝居でした。
日本っていいなって思いました。
ありがとうございます。
青春の価値 プリズムエモーション
劇想からまわりえっちゃん
Studio twl(東京都)
2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/07/28 (日) 12:00
女子高生生たちやその親などを通して描く「青春とはなんだ」(← not 石原慎太郎)的な一編。
観ながら「青春というのは若者限定ではないよなぁ」と思ったが、考えてみれば十五周年を迎えてもこういう青臭い(←貶す意図はない、どころかむしろ褒めているつもり)作品を上演するこの団体がそれを体現しているのではないか?と気付く。アッパレ、このまま突き進め!
『牢獄の森』『うれしい悲鳴』
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2024/08/17 (土) ~ 2024/08/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/08/19 (月) 13:00
「うれしい悲鳴」を観劇。
楽しみにしていた群舞が躍動感があり、キレイでした。
ラストシーンが美しく印象的で心に刻まれた。
奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話
イキウメ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/08/09 (金) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前回観た「無駄な抵抗」が合わなかったので心配だったが、
イキウメらしい演出でよかった。
オチが綺麗にまとまっていたと言えるが、
もう少し予想外な終わり方を期待してた。
『 ・ 』(スポット)
東京演劇倶楽部
新宿シアタートップス(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/20 (火)公演終了
雑種 小夜の月
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/08/18 (日) 13:30
美斉津恵友さんゲスト回を観劇。
小夜の存在を強く感じた。
お団子屋を中心にどの登場人物も魅力的で微笑ましかった。
『牢獄の森』『うれしい悲鳴』
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2024/08/17 (土) ~ 2024/08/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/08/18 (日) 18:00
「牢獄の森」を観劇。
近未来を想像させる会話劇に没頭しました。
色々な想いを巡らせながら楽しい観劇だったです。
『 ・ 』(スポット)
東京演劇倶楽部
新宿シアタートップス(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最初は二組のカップル
話が進んでいくにつれひとつの(歪んだ)集合体
最終的には四人のパーソナルそれぞれに対して強く思いを巡らせているという、観ているこちらの観点がどんどん変化していくのが感じられて、すごく面白い観劇体験ができたと思う
この人ひょっとして悪魔なんじゃないの!と思えてくる怪しげなプラスワンの存在が何ともスパイシー
ドラマとしての引き込みと斬新な演出力で台詞以上に人間の内面を感じさせてくれる劇団の誕生、そこに立ち会えたという幸福感が何とも言えない
まつ毛、ささくれ、夏の星
アカルプロジェクト
アカルスタジオ(大阪府)
2024/08/17 (土) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
時間があったので拝見
今年で廃部となる映画研究部の青春ファンタジー
ある年四人(男女各二人)の同期で映画を作っていたときに女性一人が行方不明に 結局映画は制作できずに…
廃部が決まった部員で最後の自主作成映画を作ろうということになった時に行方不明の女性が幽霊👻となって現れ…と
映像を演劇の途中に投影するといったタブーをおかしてまでする必要性は疑問 演技等の良し悪しはおいておき、突っ込み所はあったものの、ビジュアルでカバーできていたと思う LGBTに絡ませたかったのかもですが…
タイパは悪いけど、楽しめました
題目との関連性が…
『海賊の時間』2024版
劇団イン・ノート
駅前劇場(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
スクールバス
ホチキス
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/08/15 (木) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
バスを舞台にしたシチュエーションコメディ。微妙にバスの外のシーンもあるけど(笑)
最後までコンスタンスに笑いを挟んで飽きさせないし、最後はやっぱりいい話。何か最近ホチキス観ると泣いちゃうんですよねぇ。めちゃくちゃ泣ける芝居とかじゃないのに何か感動しちゃう。
なお、千秋楽だからかお客様の笑いの反応が良すぎていくつか笑いで聞き取れなかったセリフがあるのだけが残念。初日に来るべきだったか。
スクールバス
ホチキス
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2024/08/15 (木) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
先行でチケットを買ったら、追加キャストに大井川皐月さんと小林れいさん(元夢みるアドレセンス)という至れり尽くせり。
劇団ホチキスは結構観てきた気がしていたが今回でまだ6回目らしい。小玉久仁子さんを観る度にホチキスの気分だったのだろう。
主演の雷太氏は松岡昌宏などの物真似芸人、むらせのようなキャラクター。最初から最後まで観客のハートを鷲掴み。凄腕。
山﨑雅志氏はキャラも宮迫似。
里中将道氏は踊る大捜査線の青島コートがよく似合う。大人気。
話は近未来の小学校のスクールバス。自動運転で3DホログラムのAIがBJとして搭載されている。バス内でも授業が受けられることが売り。教育への過剰な理想を持つ理事長(大井川皐月さん)や父兄等に導入前の試験運転を体験させる日、一人の教師(雷太氏)にはある目論見があった。
観客大満足。凄く良いLIVEだった。
『 ・ 』(スポット)
東京演劇倶楽部
新宿シアタートップス(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
旗揚げ公演とのこと。「撮れる劇」として、舞台上にある表示が出る間だけ、スマホやタブレットで撮影可になるという試みを何度もしていたが、たまたま自分の席の回りが起動音とか操作音を結構な音量で設定している人が殆どで、シャッター音よりもそっちの方がうるさくて少々げんなり。終盤の展開なんて、この「試み」で効果が薄れたように感じてしまったくらい。面白い舞台だっただけに、そこが残念。
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
ホリプロ
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2024/04/27 (土) ~ 2024/04/29 (月)公演終了