ニルバナナナノニ
発条ロールシアター
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/08/29 (木) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
異説 東都電波塔 弐 〜 永遠なれ、星の樹
劇団GAIA_crew
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかったです。演出最高でした。2時間半を超える長丁場の舞台ということもあり、役者さんも大変だったでしょうが観ているほうもかなり体力を使いました^^ 新興宗教のグルの方、途中独演会のような状態でしたが、いやはや、よくあれだけのセリフを覚えられたな…と思いました。これからスカイツリーを見るとき先っぽがちゃんとあるかチェックしちゃいますw
おかしな二人 女性版
劇団つばめ組
池袋シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2024/08/22 (木) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
妖怪大参列
劇団 枕返し
OFF OFFシアター(東京都)
2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
星を追う人コメットハンター
劇団銅鑼
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/08/29 (木) 14:00
座席1階A列15番
価格5,000円
「親友っていいね!」「繋がりの大切さ」もらいました‼️
1959年生まれの私はアメリカNASAの月計画アポロ計画にも影響され、当時今では考えられない位の宇宙ブームの中で育ちました。小学校の頃から天文少年だった私は、図書館や書店で立ち読みしていくにつれ、素晴らしい貢献をされたアマチュア天文家の方々が少なからず日本にいることを知り、感激感動しました。
本田実さんは、まさにその先駆けとして、日本のアマチュア天文学をリードしてきたお一人です。幼い頃をむさぼり読んだ天文の雑誌などから、本田実さんのエピソードは頭の中に入っていました。それが21世紀の令和6年の夏に多くの方々に知っていただけた有り難さと喜びでいっぱいです。私の幼い頃の天文少年の思い出にも重なりました。
偶然、ある演劇を観に行って、この舞台知るご縁をいただきました。素敵な青春を私たちは生きてきたんだなと言うことを改めて実感する舞台でした。劇団関係者に本当に感謝にたえません。
もう一つ大きな視点は、舞台が施設だったことです。
私の両親は他界していますが、老健施設で多くの方にお世話になりました。今度は自分の番です。
私なりにこれから先残りの人生をどう歩んでいこうかと言う思いの中で、感動を勇気を与えてもらい重ねて感謝したい気持ちです。
劇団のさらなるご発展をお祈り申し上げます。知り合いの天文学者から、「この劇団は、小学校などて子供たちに数多くの作品を見せていますよ」と伺いました。
どうか、多くの子供たちに、ステキな未来があることを伝えてください。ありがとうございました。
志アル者、海援隊ニ入ル。
いるかHotel
武庫川KCスタジオ(兵庫県)
2024/08/29 (木) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
海援隊をオールキャスト女性で上演 初日で緊張もあったのか、かんでいる台詞が目立ったものの、海援隊(武田鉄矢の海援隊ではありません 念の為)をほぼ知らない私でも楽しめました‼️二時間強のランタイムでもいつの間にか終わっていた この天気で満席🈵💺なこともスゲー 今後も見逃せない‼️
奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話
イキウメ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/08/09 (金) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
小泉八雲の著作から選んだ奇っ怪な数編をイキウメ風にアレンジした怪談ファンタジーである。選ばれた原作は「骨董」から「茶碗の中」「常識」、「怪談」からは「お貞の話」、他に後に「怪談・牡丹灯籠」の前半の大筋になる浅井了意の「お伽啤子」からとった話などを構成している。大枠は、原作が書かれたとおぼしき頃、警察官(安井順平)と検視官(盛隆二)が捜査の途中で山中の廃寺に宿を借り、その女主人(松岡依都美)や長逗留の小説家(浜田信也)、ややどの仲居などから奇っ怪な話を聞くというメタシアターのオムニバスになっている。有名な原作で既に映画にも名作とされている作品もあるが今回は「怪談」と言えば必ず採用される「耳なし芳一の話」や「雪女」は使用されていない。話者も演じ、聞き手も物語に参加するイキウメらしい構成の夏芝居である。
舞台は古い木造建築を思わせる十本近い柱が立ち、天から常時砂が流れ落ちている中央の庭には、下手に石を積んだ墓(第一話の普賢仏を騙ったった狐の墓である)、上手に紅梅の木)、庭の廻り廊下に、出演者たちが能舞台よろしく摺り足の運びで登場して幕が開く。捜査中の警察官たちが現われるあたりは、泉鏡花の雰囲気である。
小泉八雲原作については、さまざまなアプローチがなされているが、「奇っ怪」が舞台で伝えかったのは、原作にある江戸時代の民衆綺譚でも、ジャポニスク趣味でもなく、この国に受け継がれている奇っ怪な独特の人情の交流のようでもある。西欧に生きた人には、そんな・・と思われるような、例えば、最後に取り上げられた怪談牡丹燈籠のお露と新三郎のどうにも奇っ怪な人情の機微の世界である。庭の墓にある死体の正体とか、茶碗のなかの男も、お貞も、西洋人には、そして現代人には奇っ怪なファンタジーなのである。そこを作者は上手く拾って夏向きのオムニバスにした。
小泉八雲のいぶかしさは結局作品を英語で書いたことでも感じられるが、いまは、そこが現代日本人のいぶかしさと通じるところがあって、面白い。つまりは小泉八雲はいまはイキウメ風に読み解くのが我が国に伝わる「怪談」ファンタジーの読み方としては時流に乗っているのだろう。
イキウメの俳優たちもすっかり上手くなって、この現代化した日本の怪談を現代の観客に上手くつないでいる。新進の若い女優たちも劇団のベテランの中にに新しい風を運んでいて、いい夏芝居になった。満席。
かえる
西瓜糖
ザ・ポケット(東京都)
2024/08/28 (水) ~ 2024/09/03 (火)公演終了
朝日に願え 春公演
朝劇三軒茶屋1年ロングラン公演
三軒茶屋orbit(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了
終わらない歌
WHO'S TERRACE × BOO WHO WOOL
ワテラスコモンホール(東京都)
2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
終わらない歌を拝見させていただきました。
前作の公演も原作もまだ見てないですが、今回の作品だけでも充分に楽しめる内容でした。
むしろこんなに素敵な内容なら前作のも見たかったなぁと見終わった後に思いました。きっと今回と同じように素晴らしい舞台だったんだろうなと思います。
(そういうことで帰りに受付で両方の原作書いました。これから読みます)
星を追う人コメットハンター
劇団銅鑼
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/08/29 (木) 14:00
座席1階
彗星や新星を数多く見つけたアマチュア観測家・本田実の物語。大正生まれで戦争に行った経験があり、1990年に77歳で亡くなった人物を現世代の人たちとリンクさせるため、高齢者施設に入居している認知症の男性が「自分の幼なじみだ」として語らせる台本はとても興味深い。
認知症介護という視点でも、きちんと取材して書かれている。認知症の人が語る物語を否定せずじっくり聞いて対話をしていくという主人公の介護職の仕事ぶりが、この物語をつむいでいくのだが、認知症の人を受け止めてケアしていくという施設の在り方はとてもいい。いつも人に優しい舞台をつくる銅鑼らしい展開だった。
主人公の男性は妻と別居しているという設定で、舞台が進むにつれて二人の抱えている問題が明らかになってくる。ただ、自分にはこの設定や妻の存在が物語のメーンストーリーであるコメットハンターとは直接関係ないのが気になった。「自分の幼なじみ」と本田氏のことを語る男性の物語がもっとあるとよかったような気がする。
朝日のような夕日をつれて2024
サードステージ
紀伊國屋ホール(東京都)
2024/08/11 (日) ~ 2024/09/01 (日)公演終了
実演鑑賞
おもちゃ会社「立花トーイ」の社員の世界、『ゴドーを待ちながら』の世界、そして哲学的な「私」をめぐる世界が次々に移り変わり、演じ分けられる。俳優の早いセリフと大きな動きと軽薄なやりとりで、文脈はつねにずらされ、遅延させられる。物語の核心にはいつまでたってもたどり着けない。あるいは、はじめからすでにたどり着いている? 新商品・メタライフは完成するのか、ゴドーはやってくるのか、そして私は、誰なのか?
『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-
楽園王
新宿眼科画廊(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/08/05 (月) 15:00
【Bプログラム】
「赤い靴」は掛け合い漫才のような軽妙なやり取りが独特で他団体のために書き下ろすとテイストが異なるのかと思ったが終盤からオチにかけてはやはり長堀作品(笑)。その前日譚「アオイハル」はあれこれ「あ、なるほど」的な。(笑)
ラストを飾る「紙風船」は衣装や会場の持つイメージや途中で流れる「ボレロ」(←これがまた効果的)などにより今まで観てきた「和風」な印象と異なる「洋風」。夫婦が背中合わせに座るのは内心に秘めたベクトルの視覚化か?とも。
『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-
楽園王
新宿眼科画廊(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/08/04 (日) 17:00
【特別プログラム】
テキスト散らかし型リーディング2篇。「お国と五平」は以前にも観たが今回男二人が形は違えど「純真」であり、それに対してお国が強かだと気付く。さらに終演後に長堀主宰から原作とのラストの違いを伺い大いに得心。
「華燭」の原作は小説だそうだがほぼ全編が披露宴での祝辞なのでリーディングにはうってつけ。特定の単語を誇張したりしつつ次第に熱を帯びてくるスピーチ(奥村さんの熱演たるや!)が笑いを誘う。
ところで「お国と五平」劇中で流れたベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章をアレンジした歌は何???(検索してもヒットせず)
また、「楽園王と言えば」な(笑)句読点ずらしというのは音楽に喩えれば変拍子のようなものではないか?と長年観ていながら初めて思った。
アビゲイルのパーティ―
Masui Studio
聖天通劇場(大阪府)
2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
海外戯曲で取っ付きにくいかな〰️と思っていたが、同意できることがめっちゃあって、海外の夫婦もあまり変わらないんだなーと思った反面、自宅でパーティーを開くことにカントリーショック😨を覚えた❗
自己顕示欲が強いなー 私には無理
短編作品集
劇団「劇団」
ウイングフィールド(大阪府)
2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
妖怪大参列
劇団 枕返し
OFF OFFシアター(東京都)
2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ほんと妖怪話なのに
推理サスペンス風な作りでした
各妖怪達のキャラも立ってました
自分的には
キジムーのインパクトが
好みだったかなぁと感じた
90分の作品
野外劇 身毒丸R
吉野翼企画
西戸山野外円形劇場(東京都)
2024/08/16 (金) ~ 2024/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
吉野翼(たすく)企画を何時から何度観たかを忘れたが、確か生演奏の音楽がぐいぐいと劇に食い込み干渉し、寺山修司風アングラ(いや寺山作品だったかも)の暗く滾(たぎ)るようなエネルギーの充満に快感を覚えたのが最初ではなかったか。
半円形の西戸山野外劇場での本企画の舞台は二度目となるが、「身毒丸」という作品が導くものだろう、秀逸な世界であった。「継母と私」の関係だけが終始描かれる作品。父、弟、近所の人、女衒風の男や奇妙な商売の者たち、立場の者たち、コロス的に登場する「母(の候補)であり女」、動物等、妖しさにおいて中々のポテンシャルの存在が少年・身毒丸の周囲を彩る。
蜷川幸雄演出の身毒丸をずっと以前映像で観たのや、万有引力の舞台を思い出せば、目の前の「身毒丸」が視覚的にも役の発する情緒的にも、分かりやすく、相応しく思える所があった。
歩かなくても棒に当たる
劇団アンパサンド
新宿シアタートップス(東京都)
2024/08/07 (水) ~ 2024/08/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
追加席販売でどうにかチケットにあり付けた。
3度目のアンパサンド。前に受付で買った過去作も読んで都合4作品を賞味したが、独自の世界観はまだこの先の行方を探して意外な展開の余地のある佇まいである。
ナカゴーorほりぶん(故鎌田順也作演のユニット)のエッセンスを(期せずして?)継承する作り手かも・・と前に書いた事があったが、作者安藤奎が演劇人を目指して上京後あれこれ模索の途上で、実はナカゴー公演に関わったようである(げに納得である)。
アンパサンドの劇では終末へ向かう阿鼻叫喚の時間が用意されているが、ほりぶんが正にヘトヘトになるまで感情と汗を絞り出す時間があり、それを延々とやる(観客も呼吸困難になる)展開を味わう。その中核メンバーの川上友里が今作には招かれ、一対多の構図で彼女が暴れ役である。
ほりぶんとの違いは、ほりぶんでは登場人物全員に熱があるのに対し、今作は特にそうであったが他の人物がナチュラル。後部席からでは放出する熱量をもう少し上げてほしかった。
天保十二年のシェイクスピア
STAR☆JACKS
近鉄アート館(大阪府)
2024/08/23 (金) ~ 2024/08/26 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
凄い作品を観ました。
クズ人間ばかりの物語。OPとEDの「シェークスピアは〜飯の種〜🎵」の歌が気持ちを楽にしてくれました。
舞台中央に四角い白の大スペース。
ここにさまざまな映像が投写され、役者や物語に合わせて動いていく。
あと音響効果が凄く良かった!
こういう殺陣がたくさんある舞台で、これだけ気持ち良くチャンバラと効果音が合わさったのは初めてでした!
座席が3面上手最前一番奥。
舞台の中央を真横から見る位置。
役者の背中越しに、向こう側にいる別の役者の顔がこちらを見ている。
正面の客席を向いている役者の横顔を観る。
顔が見えない状態で台詞を話すこともあるけど、わりと気にならない。
演者スタッフの積み上げた努力の賜物!