はい、すたーと。 公演情報 THE♥フォービーズ「はい、すたーと。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    バックステージもの
    前半はかなり笑わせてもらった。後半からははっきり申し上げて笑える箇所はない。
    だから、出来たら、あのまま民宿での出来事を描写する形の方が良かったと思う。コメディなのだから、あまりこねくりまわさなくても面白ければそれでいいのだと思う。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    まず、勝山と岡田のタッグがいい。二人のそこはかとない「壊れかけたレヂオ~♪」でも歌いたくなるような雰囲気が良い。更にどんだけ濃いんだよ!と言いたくなる様な人間離れしたメイクもいい。「君たち唐十郎劇団からやってきたのかい?」みたいな・・。笑

    全体的に関西系のノリ。観客も関西人が多いらしく関西弁が飛び交う。そんな妖しくも不思議な世界の中、男は元劇団員で今は民宿経営者。女はそこの従業員という設定。民宿は自殺で有名な東尋坊の近くに建ってることから、ここに宿泊する客は自殺願望が強いらしい。

    そんな状況の中、客は「今から自殺します!」と顔に書いてあるような輩が訪れる。それらの客はとにかくオモロイ!笑

    ここまではかなり愉快で笑える。

    しかし、ここから物語は一変してしまう。つまりこの民宿芝居をしていた劇団の悩みや劇団が構成されるまでのストーリーやバックステージのさまを描写する形に変貌するのだが、この辺りから笑い事ではなくなる情景に変わってしまう。内輪もめの様子や劇団員の悩みなどに視点が置かれてしまうので、笑えないのだ。滑稽さを露呈するならそれが笑いの引き金にもなるのに、リアルさだけが露呈される。結果、笑えない。

    コメディなら観客を笑わせてナンボの世界なのだから、自分たちが楽しんじゃダメだよね。ちなみにいぐちしおりのおっさんはウケナカッタ。

    次回はとことん笑わせて欲しいな~(^0^)

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    2010/10/31 11:44

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