A 「きぼうのわだち(改訂版)」 脚本・演出:中村暢明 新郎の元同棲相手の新婦の友人の寛子と、新婦の元彼で二股をかけられてた貴史と一行、新婦のセフレだった秀幸らが集って新郎新婦との過去に花を咲かせてるうちに披露宴の「招待状」が「挑戦状」だったことに気付く。4人は過去の出来事が新郎新婦にバレててあえて「挑戦状」を送付してきたのではないかと疑心暗鬼になるも、これを郵送したのが新婦の兄と解る不条理劇。
B 「LoveLetter from …」 脚本・演出:井原謙太郎 小説家志望の男・浩介は友人・修二が好きな「読書が趣味の女」・キミへのラブレターの代筆を書いていたものの、人目合ったその日から(笑)、恋に落ちてしまった浩介は苦悩するも、キミも自分を気になっているということが解る。終盤、二人は結ばれるような展開になるが、キミの友人で華子が吐く理想の結婚相手とは「私は幸福になりたいんじゃなくて裕福になりたいの。」とのセリフに笑う。
C 「リグラー」 脚本・演出:中村暢明 営業成績が悪い男・本田は執拗に説教してくる上司が原因で鬱になり自殺してしまう。それがショックで妻は流産し上司の課長に夫を追いつめたことを抗議をしにくるも、課長は部下が自殺したショックで狂ってしまっていた。課長は本田が自殺した事を認めてなく、本田が死んだ次の日も以前と同じように毎日、執拗に本田の幻影に説教を繰り返すのであった。この時の妻役を演じた菊地未来の狂気の演技があまりにも素晴らしい。大絶賛!
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