歌姫 公演情報 東京セレソンデラックス「歌姫」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    切ない恋物語
    良く作られた劇でした。。


    怒涛の笑いの中から怒涛の涙へ。

    持って行く流れが切ない・・パンチの効いた切ない恋愛物語。

    そして繋がっていく符合と伏線。


    キャスト全部が愛おしくそれなりのキャラの個性が満ち溢れておりました。。

    昭和30年代のノスタルジアな作品。

    歌姫のパンフレットが無くなってしまった為、もらえなかった~~。

    別の意味で号泣したかった。。。(ちゃんと用意しとけよ・・!)


    ネタバレBOX

    良く作られた劇でした。。
    この男と女の純愛の物語の主人公がひばりの父である太郎と、先月亡くなった松中鈴なのでした。。


    太郎が記憶を無くした10年間に純愛した太郎と鈴だったが、そこに突如、太郎の妻が現れる。



    太郎に事の真相を言えない妻に

    「心底好きな相手。惚れて惚れこんだ相手には別れても必ずまた巡り合える」

    と吐くセリフ・・

    思い余って妻は自分が妻である事と昔の姿を伝える・・

    そこから、本名ユウ(太郎)と美和子(妻)の間には一人娘
    のひばりがいて毎日空のお父さんに届くように歌ってると言う真実を知る。

    それを聞いたユウ(太郎)は記憶を取り戻すが美和子は今を生きてる太郎の事を考えて身を引こうとする。

    が・・ユウに戻った太郎はオリオン座から出て行く決心をする。
    鈴やオリオン座の人たちの為にここで生きた時間を空白の10年間に自ら設定してしまう。。

    この展開の仕方が泣ける泣ける。。



    太郎が出て行った後に鈴に想いを告げる為の脚本も、切なく、お互いがお互いを思い合う悲しいシーンは観客の感情を一瞬にして最高潮に押し上げ泣かせるのでした。。

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    2007/08/08 00:48

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