満足度★★★
笑う箇所もさまざま。物語の粗筋はhell-seeさんの感想の中で実に明瞭に描かれているのでそちらを観てください。これ以上の詳細な説明をされる方は居ないかと。笑)今回ほど、観客によって笑うツボが違うことを思い知らされた。だって一斉に笑う場面というのがあまりなく、客席のあちらこちらで、まるで犬の遠吠えのようにちょっとずつ、ずれながら笑いが起こっていた。苦笑!)初日の為か、噛みが目立ち滑りも悪かった。以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
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2010/08/14 09:39
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2010/08/24 17:12
2010/08/24 15:18
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>というか、今回は全日程通して(初日ほどではないにしろ)噛んだりつまづいたりが
起こってしまった様に思っています。
コメント有難うございます。
人間ですから、噛んだりつまづいたりは仕方がないことかと思います。ただ、今回は目に余りました。
そして先に、コメディとか、コントとか言う括りがありますと、ワタクシなんかは単純ですから、脳にコメディ!がインプットされて劇場に入りますから、「あれ?あまり面白くないぞ。」という思考に陥るわけです。更に、先に芸術劇場での「タクトフェスティバル」の優秀な2人芝居を堪能していますから、おのずと辛口になるのです。
>多分、僕らのコントにとって適正なスピードよりも早口になってしまっていたんだと思います。
笑いどころを置き去りにしてしまう様な。
同感ですね。笑というのは絶妙な間で起こるものだと考えても過言ではないような気がします。
そして、恐れながら、大したセットはなくても、笑いというのは空想の中でも十分に情景は映し出されますので、セットも大切でしょうが、そっちに能力を注いで本が希薄になるのでしたら、本のみで勝負して頂きたいと考えています。
そうはいっても、今回の他のユーザーの評価は高かったのですから、単にワタクシの好みの問題かも知れません。
>シナリオの構成自体はかなり凝ったものにしたつもりでしたが、ネタの中にパッと状況が一変する様な「事件」がなかったなー、とも思います。『irregular』に劣るのはその点かもしれませんね。
ええ、凝った作りは十分に承知していたのですが、ただねー、凝るというのと笑のネタという比重の関係なのではないでしょうか?シナリオ重視で観客に何らかの感動を与えたいと考えるのか、あるいは、突き抜けるような笑いを提供したいのか、・・・・前者なら役者の演技力が必要ですし、後者なら、シナリオの構成よりもネタ重視だと考えますがいかがでしょうか?
なんですか・・・、沢山の舞台を観劇すればするほど、どうしても、こちらの要求もおのずと高くなりまして、劇団の方には申し訳ないな。とも思っています。
それでも、連日、ワタクシに満点を付けさせる劇団もおりますので、脚本家の方々の努力は相当のものかと、お察しいたします。
舞台を作るということ、試練の連続でしょうけれど、次回も拝見させて頂きますので、負けずに頑張ってくださいね。応援しています。