満足度★★★
猫と一緒にいる意義。
走馬灯のように駆け抜けたひとりの青年の人生を、彼自身が見る多層的な夢のなかで妖艶なサーカスやおどけるピエロ、あやつり人形などの虚構を介在させつつ幻想的に描こうとしている心意気は素晴らしかったが、如何せん妖艶なサーカスの見せ場の比重が大きくまた、青年の鬱屈したコンプレックスや自分を受け入れることを拒否する社会に対する怒りや憎悪、砂を噛むようなやりきれなさ、青年と猫との交流の中から紡ぎだされるはずの人間のあるべき姿、社会や家族の本質などが見えにくかったため、シーンごとに分割して観ると良質なのだが全体を通してみるとやや散漫であった。
2010/05/14 02:28
2010/05/14 01:06
2010/05/13 23:38
2010/05/12 01:45
2010/05/11 22:09
2010/05/11 01:11
いえいえそんな・・・。
私などはほんとにもう、ミジンコ未満ですので・・・。
魔術師はむしろみささまかと・・・。
みささまの華麗なるペン捌き期待しております!
度々失礼いたしました。