満足度★★
シャガール→道→サーカス
作者の大体の年齢が分かりますね。サーカスになんとなく暗いイメージを持っている最後の世代かも。それが現在の引きこもりの青年とうまく結びついたかというと、ちょっと疑問。
満足度★★★
猫と一緒にいる意義。
走馬灯のように駆け抜けたひとりの青年の人生を、彼自身が見る多層的な夢のなかで妖艶なサーカスやおどけるピエロ、あやつり人形などの虚構を介在させつつ幻想的に描こうとしている心意気は素晴らしかったが、如何せん妖艶なサーカスの見せ場の比重が大きくまた、青年の鬱屈したコンプレックスや自分を受け入れることを拒否する社会に対する怒りや憎悪、砂を噛むようなやりきれなさ、青年と猫との交流の中から紡ぎだされるはずの人間のあるべき姿、社会や家族の本質などが見えにくかったため、シーンごとに分割して観ると良質なのだが全体を通してみるとやや散漫であった。
満足度★★★★★
非現実と夢
普通に面白かったです。
主人公の夢とサーカスの非現実さがうまく融合していました。
シーンシーンの切り替わりもよかったです。
最後まで飽きずに見れました。
ただ主人公がどこへ向かっているのかがあまり明確でなかったと思うので、
こういう頭を使う舞台は付いていけない方もいるんじゃないかな?っておもいました。
最後のオチはあまり好きじゃなかったです。
でも、十分楽しめました。
満足度★★★
サーカスは見たことないけど
カラフルな衣装と絶え間なく流れる音楽。
歌もありダンスもありでミュージカルっぽい。
役者陣のコミカルな動きが楽しげで、惹きつけられる。
特に操りピエロ役の水谷さんの演技がよかった。
クラウンはサーカスで一番上手な人がやるとどっかで聞きました。
満足度★★★★★
自分さがし
若者の自分さがしと、サーカスの楽しさ、悲しさ、華やかさ、怪しさ、嬉しさ、厳しさ、夢と現が効果的に混ざり合って、不思議な世界が出来上がっていました。特に秀逸だったのがピエロ。