満足度★★★★★
物凄い!渾身の一作!こんなに感動したのは今年になって初めてかもしれない。しかしこの感動は爆発的なものではない。あの「F」のようなじんわり感じる繊細さだ。物語は優しげで温かみがあって日向でうずくまる猫のいる家を思い起こさせる。だけれどもその家族の風景は誰もが記憶の中にある一コマとして持っているものだと思う。だから・・・、確実にワタクシの記憶にリンクして、心に突き刺さった。間違いなく今年の一押しだ。登場する全てのキャストが秀逸なのも作品を盛り上げた。以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
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2010/02/15 15:52
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2010/02/18 17:30
2010/02/18 07:51
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ワタクシ、ものすっごく好みの舞台でした。序盤の姉妹のあのゆるゆる感から一転して姉との距離を徐々に離していくゆうの心理状態は観ていて切なくなったほど。
何かが胸に突き刺さって、その刺さったものがじわじわーっと膨張していくような感覚になりました。
そんな場面をほぐすように登場するしのちゃんの絶妙なタイミングはこちらの感情の振れ幅を見透かしてるようで、その点でも秀逸でした。すんばらしい~。。