満足度★★★★
虚実綯交ぜの終盤は「戦慄」としか表現のしようがない。得体の知れないなにかに圧迫されていく感覚。恐怖、不安、困惑、不快…言葉にならない戦慄が走る。稀有な演劇体験。終演時、笑うでも泣くでもなく、唯々震えが来た。これも演劇だ。燐光群の座組みのレベルの高さには、いつも驚かされるが今回も素晴らしかった。そして、前々から薄々自覚していたが、宗像祥子は確実に好きなタイプの俳優だ。今迄燐光群は、ダルカラ勢を観に行っている手前、自分の中で封印していたかな(笑)
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2017/03/20 23:13
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