実演鑑賞
吉祥寺シアター(東京都)
2017/03/18 (土) ~ 2017/03/31 (金) 公演終了
休演日:3月28日(火)
上演時間:
公式サイト:
http://rinkogun.com
期間 | 2017/03/18 (土) ~ 2017/03/31 (金) |
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劇場 | 吉祥寺シアター |
出演 | 中山マリ、鴨川てんし、都築香弥子、川中健次郎、猪熊恒和、HiRO、大西孝洋、樋尾麻衣子、杉山英之、武山尚史、山村秀勝、田中結佳、宗像祥子、塩尻成花 |
脚本 | 坂手洋二 |
演出 | 坂手洋二 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,200円 【発売日】2017/02/12 一般前売 3,800円 ペア前売 7,000円 当日 4,200円 U-25(25歳以下)/大学・専門学校生2,500円 高校生以下1,500円 ※U-25/学生券は前日迄にご予約の上、当日受付にて要証明書提示。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 3月18日(土) 19:00プレビュー 3月19日(日) 14:00 3月20日(月・祝) 14:00★ 3月21日(火) 19:00★ 3月22日(水) 14:00/19:00 3月23日(木) 19:00★ 3月24日(金) 19:30 3月25日(土) 14:00 3月26日(日) 14:00 3月27日(月) 19:30 3月28日(火) 休演 3月29日(水) 19:30 3月30日(木) 14:00/19:00 3月31日(金) 14:00 3/18(土)はプレビュー。全席自由・一律2500円・人数限定・劇団予約のみ扱い。 ★は以下のゲストと坂手洋二によるアフタートークあり。本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。 20日(月・祝)中根公夫(プロデューサー) 21日(火)水道橋博士(芸人・浅草キッド) 23日(木)小島曠太郎(文筆家・ラマレラ捕鯨文化研究家) |
説明 | 自殺する動物は2種類しかいない。ニンゲンとクジラである。 海の胎児よ。 誰に向かって哭いているのだ。 乳濁色の潮をあんなにも高く吹きあげ、 泡立つ海面を思いきり跳躍していたのに。 ……俺たちが揃うまで待て。 そしてこの銛のひと突きに、 臨終の血潮を浴びさせてくれ。 『くじらの墓標』は1993年初演。翌年、全国ツアー。1998年、ロンドン・ゲート・シアターのレパートリーとして、コンプリシテのリロ・バウア、クライヴ・メンデスらの出演により上演される。1999年ニューヨークのラ・ママ実験劇場等、世界各地のプロダクションで上演、出版される。初演から24年を経て、世界の注目を集めた燐光群初期代表作、再登場。 東京湾に近い、廃業したかつての漁業倉庫。そこに住み込む青年は、捕鯨を生業とする一族の子孫で、交通事故の後遺症を抱えている。彼のもとを訪れる、一族の最後の生き残りである叔母。さらに、海難事故で死んだはずの五人の兄たち。謎めいた出自の彼らによって告げられる秘密が明らかになる時、末っ子である青年は、思いもよらぬ運命に導かれていく……。亡霊の甦る「能」の形式とギリシャ悲劇のような力強い構造を持ち、メルヴィルの『白鯨』をも想起させながら、再会してしまえばただではすまない、ひたむきな家族たちの姿と、現実的な「捕鯨」の状況とが、幻想的に交錯します。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス) 舞台監督○森下紀彦 美術○加藤ちか・じょん万次郎 演出助手○村野玲子 衣裳○小林巨和 文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ オリジナル宣伝デザイン○遠井明巳 宣伝意匠○高崎勝也 協力○オフィス・ミヤモト 制作○古元道広 近藤順子 |
海の胎児よ。
誰に向かって哭いているのだ。
乳濁色の潮をあんなにも高く吹きあげ、
泡立つ海面を思いきり跳躍していたのに。
……俺たちが揃うまで待て。
そしてこの銛のひと突きに、
臨終の血潮を浴びさせてくれ...
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