西遊記花街酔醒  公演情報 笑劇ヤマト魂「西遊記花街酔醒 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    テーマは愛!
    冒頭からハイテンション!ブタ、サル、キジ、イヌ・・。
    ちが~~うっ!
    ブタ、サル、カッパ、三蔵、金角、銀角のチャンバラ劇!
    このテンションが最後まで続くってんだから、作家は役者殺しもいいとこ。
    役者は汗かいてやってました!

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    永久の闇の中に居たゴクウは玄奘に出会う。玄奘は世の中を平和に導くという三蔵経典を天竺まで取りに行く途中だった。

    三蔵経典を手にしたものは大いなる力を手に入れる事ができる。何でも願いが叶う事が出来るということから、その経典を手に入れるために、争いが起きていた。

    ゴクウは玄奘を守るために猪八戒と沙悟浄と共に旅を続けるのだが・・。

    途中、笑いのネタが満載!特にじぶりネタは爆笑!
    ラピュタのトムじいさんはマジそっくりです。

    やがて沙悟浄の首に下げてあるシャレコウベが前世の因縁、因果だという事が明るみに出る。その呪縛には逆らえず、彼は前世でも天竺に向かう玄奘を殺していたのだった。
    沙悟浄は玄奘を殺せという釈迦如来の指令のもと、前世と同じように玄奘を殺してしまう。釈迦如来の考えは、泰平の世の中になってしまうと、釈迦を必要としなくなり、釈迦の前に祈りを捧げる人が居なくなってしまうから。だから、世の中を幸せにしようとする玄奘の考えは釈迦の考えと反するものだったのだ。

    玄奘を殺した沙悟浄とゴクウは対決し、沙悟浄は死ぬ。
    一方、ゴクウは永久の命を授かっているから死なない。

    愛する玄奘を失ったゴクウは「おっかしいな、朝だぜ。なんでこんなに暗いんだよー。」と失望してうずくまり、本当の暗闇になる。

    そこに3本の白い流砂が糸のように天から落ちてくる。サラサラザー・・サラサラザー・・と。その音が耳に優しく絡まって心地良い。
    舞台の奥の方から「どうしました?」と玄奘の声が・・。

    悠久の時を刻んで蘇った玄奘がゴクウに話しかける瞬間。三本の筋の流砂と玄奘のバックから照らした幻想的な演出が美しいです。
    鳥肌が立った。よくぞ、ここまで・・・。
    本も良く練られてあって、転生や因果の表現や、歴史は繰り返す構想など、ひじょうに素晴らしいです。

    失望したゴクウが永久の闇の中に閉じこもった後、玄奘が蘇って同じようにゴクウに声をかけるシーン。ロマンです。。

    そいいう出会いから物語は始まり、そして、ここで終わり、また同じように始まる。
    設定がニクイです。

    そして素晴らしい!(^0^)

    2

    2008/12/13 18:16

    0

    0

  • 今年になって西遊記、3回みたような・・?
    今回の芝居も、チャンバラ、素晴らしかったですわ。相当練習したんだろうねー。
    切られて死んでも、はあはあ・・はあはあ・・胸が脈打ってる!
    おーじのはあはあ・・とは種類が違うよ。いっとくけど。(^0^)/

    次回はファンタジーだよ。おーじ。
    次回、お勧め!ワタクシ、ファンタジーも好きだーーーー!(^0^)
    毎回、観てる劇団って、役者が登場すると妙に懐かしく感じるから、思い入れも違うんだろねー。
    ゴクウのばかっぷり、良い演技でした。暴れマクってるのを観るのってなぜかすっきりするよねっ!ファンタスティック!

    2008/12/13 23:37

    おぉ、良かったみたいですね・・。

    有名な題材ですから、きちんとしたストーリー、キャラの設定でないと観る方もなかなか満足しないでしょうけど、よくできた作品だったみたいですね・・。

    相変わらず詳細なレビュー、素晴らしいですね・・。
    感動が伝わってくるようです・・。


    この作品、実は自分も興味がありました・・。
    今回はちょっと行けそうにないですけど、この劇団、一度は観てみたいですね・・。

    2008/12/13 23:07

このページのQRコードです。

拡大