西遊記花街酔醒  公演情報 西遊記花街酔醒 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    独特の立ち回りや、コメディタッチの台詞、ホントに楽しめました。
    時間が短く感じられ、欠伸をする暇も与えないテンポの良さを
    堪能できました。

  • 満足度★★★★

    迫力満点!
    ところ狭しと殺陣が繰り広げられ、なかなか面白い舞台。惜しいのは殺陣の動きと効果音が合わず、せっかくの迫力が尻すぼみっぽく感じられた場面も多数あったこと。ま、楽日だったので、役者もスタッフも疲れきっていたのかもしれない・・・。途中、細かい笑いもアチコチにちりばめられており2時間10分近い上演時間が短く感じられ、ストーリー的には良く練られており、存分に楽しめた。が、最初から最後までテンション高ッ!!という状態で、観ているほうも疲れた。もっと緩急付けた演出は無理なのだろうか?あと早口すぎて聞き取れないセリフが前半に多かったのが残念。

  • 満足度★★★★

    テーマは愛!
    冒頭からハイテンション!ブタ、サル、キジ、イヌ・・。
    ちが~~うっ!
    ブタ、サル、カッパ、三蔵、金角、銀角のチャンバラ劇!
    このテンションが最後まで続くってんだから、作家は役者殺しもいいとこ。
    役者は汗かいてやってました!

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    永久の闇の中に居たゴクウは玄奘に出会う。玄奘は世の中を平和に導くという三蔵経典を天竺まで取りに行く途中だった。

    三蔵経典を手にしたものは大いなる力を手に入れる事ができる。何でも願いが叶う事が出来るということから、その経典を手に入れるために、争いが起きていた。

    ゴクウは玄奘を守るために猪八戒と沙悟浄と共に旅を続けるのだが・・。

    途中、笑いのネタが満載!特にじぶりネタは爆笑!
    ラピュタのトムじいさんはマジそっくりです。

    やがて沙悟浄の首に下げてあるシャレコウベが前世の因縁、因果だという事が明るみに出る。その呪縛には逆らえず、彼は前世でも天竺に向かう玄奘を殺していたのだった。
    沙悟浄は玄奘を殺せという釈迦如来の指令のもと、前世と同じように玄奘を殺してしまう。釈迦如来の考えは、泰平の世の中になってしまうと、釈迦を必要としなくなり、釈迦の前に祈りを捧げる人が居なくなってしまうから。だから、世の中を幸せにしようとする玄奘の考えは釈迦の考えと反するものだったのだ。

    玄奘を殺した沙悟浄とゴクウは対決し、沙悟浄は死ぬ。
    一方、ゴクウは永久の命を授かっているから死なない。

    愛する玄奘を失ったゴクウは「おっかしいな、朝だぜ。なんでこんなに暗いんだよー。」と失望してうずくまり、本当の暗闇になる。

    そこに3本の白い流砂が糸のように天から落ちてくる。サラサラザー・・サラサラザー・・と。その音が耳に優しく絡まって心地良い。
    舞台の奥の方から「どうしました?」と玄奘の声が・・。

    悠久の時を刻んで蘇った玄奘がゴクウに話しかける瞬間。三本の筋の流砂と玄奘のバックから照らした幻想的な演出が美しいです。
    鳥肌が立った。よくぞ、ここまで・・・。
    本も良く練られてあって、転生や因果の表現や、歴史は繰り返す構想など、ひじょうに素晴らしいです。

    失望したゴクウが永久の闇の中に閉じこもった後、玄奘が蘇って同じようにゴクウに声をかけるシーン。ロマンです。。

    そいいう出会いから物語は始まり、そして、ここで終わり、また同じように始まる。
    設定がニクイです。

    そして素晴らしい!(^0^)

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