満足度★★★★
翻訳劇っぽいけど日本の戯曲1ヶ月近いロングラン公演の舞台だそうで。日本とは遠く離れた国の話なのに、どうしてこう異国の抱える問題を厳しくも切なくまた力強く見せてくれるんだろう。昨今の政治社会面的な要素も多く、完全に理解していたかは自信ないけど、生まれた時から危機感を抱きながら暮らしてきた市井の人々の嘆きと苦しみを、父である詩人の言葉が巡り巡って娘の憎しみを和らげる、時間と人生を重ね合わせて見せてくれた舞台でした。詩人ということもあって、セリフがややとっつきにくく聞こえた面もあったけど最後のシーンには胸が熱くなって見てました。約2時間。
0
2016/03/11 00:41
このページのQRコードです。
拡大