満足度★★★★
良い舞台でしたよ
昭和初期、「池袋モンパルナス」と呼ばれた池袋界隈の芸術家が集まるアトリエ村の話。画家・靉光を中心に展開される。彼については以前、劇団文化座「眼のある風景」の舞台があった。その作品の方が靉光の苦悩を深く表していたように思えた。それは展覧会で絵画を破損させる事件が印象的だったからなのかも知れない。
今回は舞台を全般的に考えてみた。演出の技なのか、作品の訴え方が台詞を中心にしたストレートの舞台と言うより、音楽、身体表現など多様な表現活動で構成されていた。とても魅力的であった。単なるバランスの問題かも知れないが、その分、言葉の力がやや弱かったようにも感じた。
2016/03/04 09:42
ご来場頂きましてありがとうございました!
台本に関してはまだ再考する必要があると思っています。
再演の予定もありますので、ぜひ活かしていきたいと思っております。
まずは、千龝楽まで気を引き締めつつ最善の舞台を届けられるようにしたいと思います。