御酢!演劇亜種異種親善試合!
吉田ミサイルと久堂秀明の一人芝居対決。
両者が1時間ずつの一人芝居を披露した後、
最後は時間無制限でセッション(エチュード)する内容。
俺は吉田ミサイルの世界の照明でした。が、観てきました。
何故なら、台本を読んでプランを組んだのが当日午後。
一度も通さずに本番を迎えたからです。
オペしながら観ました。
そして、最後のエチュードでは、何故かスタッフなのに
いきなり出場機会が与えられ、出演しました。
過激派で知られるアバンギャルド劇団、
北区うかおうへい劇団の演出家という役を考案して演りました。
いろいろ疲れる現場ですが、ライブの空気は秀逸。
今回が良い意味で親善試合だったからでしょう。
対戦相手のクドヒデさんは楽園王などで長いキャリアの
あるベテラン。大変やんちゃですが良識のある狂いっぷり。
俺はこのショウは演劇ではないと思っているのですが
大きなくくりでいえば演劇です。演劇公演でコール&レスポンス
が起きてるのって初めて観たかもしれない。
最高にピースでした。会場は4時間半、爆笑の嵐でした。
しかし、吉田ミサイルの世界の一観客として思うのは
吉田ミサイルの世界の真骨頂は今回のような
「瞬発力頼みのサブカル演芸」じゃないのではないか
ということです。もっとドープに作品をつきつめて欲しい。
台詞を覚えて舞台に立って欲しい(笑)。
それと、台本が前日には欲しい(切実)。
吉田ミサイルの世界は、イキウメよりファンタジックになれるし、
庭劇団ペニノと肩を並べるほど奇想に満ち、
ポツドールより人間賛歌を歌える可能性があるカンパニーだと思います。
……ちゃんと稽古すれば(笑)。
とゆーわけで、関係者としては☆☆☆☆☆、
観客としては☆ってとこでしょうか。
※残席情報※
6月29日(日曜)も18:30から追加公演があります。
残席ありますので、気になる方は是非!
料金はカンパ制ですのでいくらでもOKです☆
2008/07/02 18:13
2008/07/02 17:22
「決闘!高田馬場」というイベントはそもそも吉田ミサイルの企画ではないので
この公演の団体名を「タナトス6 プロデュース」としました。
もう片方の吉田ミサイルを「吉田ミサイルの世界」という正式名に改め、
メインの団体ページにしまーす。