満足度★★★
ジーザスパロディ
今回の柿、イエスと十二使徒とピラトの物語・・・つまり、劇団四季の『ジーザス・クライスト・スーパスター』の舞台を観劇したことがある方は入り易い。。
それを柿風にパロディ仕立てにしたアクの強い舞台だ。
十二使徒ってなんぞや?っつーお方もいらっさるかもしれん。。
なんせここは、無宗教の国、日本だから。。
イエスがこの十二人を選ばれたのは、彼らがふさわしい人間であったからではなく、彼らをふさわしい人間にするためでありました。
そこで、十二人を任命し、使徒と名付け、彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるためであったのでした。
レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」における配置は左からバルトロマイ(ナタナエル)、アルファイの子ヤコブ、アンデレ、ユダ、シモン・ペテロ、ヨハネ、イエス、トマス、ゼベダイの子ヤコブ、フィリポ、マタイ、タダイ、熱心党のシモンとなります。
もしかしたら、再演するかもしれないのでこの後はネタバレBOXに。。
2008/04/16 11:07
なんでも、脚本家がクリスチャンらしいです。
ですから、十二使徒の象徴する持ち物もパロディ仕立てで導入されてましたよ。
本来の十二使徒の持ち物はレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』にあるように杖などです。
一つ一つに意味があります。
農耕の神様を司る、とか葡萄(ワイン)などの木の実の豊穣の神を司るとか・・。
ギリシャ神話とイエスと十二使途は繋がっているのよ。。
ガイヤの頃から・・(^0^)
セリフに秘められた言葉のレベルは高いです。
そこは非常に評価できます。
ただ、あのテンションと作風に好き嫌いが分かれる公演ですね。
ご存知のとおり。。(^^;)