満足度★★★★
演技力!
第三回公演って事だったから、はっきし言ってあんまり期待してなかった。
それでも観たい!と感じたのは『どうてい』ってタイトルに惹かれたからなのでした。
ここで、諸君!中でもチェリーボーイズの諸君!(^0^)
『どうてい』はどうていでも君達が考えてるドウテイではない!
高村光太郎の『道程』なのですっ!
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道程
高村光太郎
僕の前に
道はない
僕の後ろに
道は出来る
ああ
自然よ
父よ
僕を
一人立ちさせた
広大な父よ
僕から目を離さないで
守る事をせよ
常に
父の気魄を僕に充たせよ
この遠い
道程のため
この遠い 道程のため
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最初に感じたことはこの劇団、プロに近い。
発声や台詞回しなど、素人ではない。
むむむ・・・この劇団、中々やるんじゃないの?って感じた。
ストーリーはそれぞれ問題を抱えた人達を家族という単位にはめて、家族ごっこをさせられるところから始まる。
しかしながら、この脚本には非常に恐ろしい罠があって、拝島(皆木)率いるNPO法人にはどろどろした裏があったのだ。
家族という枠の中でもごっこしながら生きてるニンゲンはやはり孤独で、それを形成させた拝島自身が一番孤独なのだ。
家族という得体の知れないものに違和感を感じた者たちが求めたものは、自分を必要としてくれる人なのだ。
そうして、拝島自身が一番欲しかったものは今は無き『家族』で、執拗に執着しながら家族を追い求める拝島こそが一番孤独で哀れなのだ。
物凄く重いテーマだけれど、笑いの場面もあり、あれよあれよといううちに深みにはまっていく。
この重い空気を役者の演技がひっぱっていく。
素晴らしい演技力です!
戦え!人生を戦え!もう負けるんじゃないぞ。
そう、NPO法人『常世』はちょっとずつ人生に負けた人達が集まってる場所なのでした。
2008/03/15 23:36
2008/03/15 23:22
ワタクシも先ほど・・(^0^)
なんですか、お互い知らないと言うことは気がつかないということですわね?(^0^)
でも、ワタクシ、もしや、おーじが居るのでは?と感じましたよ。
だって、今日しかないもんね~。日程的に!(^0^)
あのシンプルなセット(ダイニングセットのみ)であれだけの世界に引きずり込む。
大したもんです。(怖っ!)
スタッフが後ろの方に座るように指示したのが後になって分かりました!(更に怖っ!)
いあ~、スリルとサスペンスでしたね~。。
あんな怖い物語は史上初でしたよ。。
きっとずっと記憶には残るでしょうね。。
今からご飯って・・・刺身とサラダね。スーパーの出来合いもの!(^0^)
それと、ビール!
あんま、飲みすぎない方がいいよ。。
健康的じゃあないしね。。
次回、同会場でワタクシを感じたらお声をかけて。(^0^)