満足度★★★★
イランを覆う閉塞感の片鱗を垣間見る映画『ペルシャ猫を誰も知らない』、『これは映画ではない』からもその一端が分かる、現イランの生活全般にわたる、目に見える・見えない形で行われる抑圧。本作は、その抑圧が一気に強まった2009年の大統領選挙前後のイランの空気を、実験的な手法で見事に表現したものです。その閉塞感はもしかしたら、現在の日本にも通じるものかもしれません。
ネタバレBOX
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2012/11/04 09:44
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