満足度★★★
いったりきたり
写真家だった亡き母と写真家を目指すその娘の物語。
まず、百合子(母)とかえで(娘)が一人二役で若かりし頃の百合子になったり、現在のかえでになったりと、展開が早かったけれど、分かりやすかった!
なぜ、分かり易かったかというと、『声』なのだ。。
百合子のぶっきらぼうな男性的声と、ちょっと自信のない可愛らしいかえでの声の出し方で状況を観客に判断させてた。
構成は素晴らしかったと思う。
一人の女優があれほど、過去と現在をいったりきたりすると、どーしたって「あれれ~今は誰の役?」ってことになるのだ!
しかしながら、ワタクシのようなカエル並みの脳みそでも理解できたと言う事は、それなりの演技力と判断せざるをえないのだ。
全員が主役?と思えるほどキャラが強く端役はない。。
それぞれがそれぞれの持ち味でほんわかしたストーリーだったと思う。
ずば抜けてたのはやはり、源太(世名圭吾)ではなかろうか?
キャストの中でも演技力と迫力は群を抜いてて、それなりのオーラが出てた!
愛すべきキャラは真央(古川理沙)ではなかろうか?
まったき憎めない。
モデルばりばりのスタイルとマスクは、「おお~ナオミ・キャンベル?」とまではいかないが、「みかん・キャンベル」にはなりそうだ!
そう、このスタイル抜群の真央がみかんの着ぐるみをお召しになって登場してきたときには、もう笑うほかないっしょ。
完璧、汚れ役でした!
その後、みかんにまとわりついて一人芝居をうった大根役者も忘れてはなるまい。。
大根は大根でもそんじょそこらの大根ではないのだ。
涙が出るほど笑わせてくれる大根なのだ。。
で、パンフには、「昨年までのシチュエーションコメディーから一転し、新たな試みで・・・」と説明があったが、これってコメディーだよね?(・・)
帰りは全員が見送ってくれたけれど、古川理沙と世名圭吾が二人並んでたのには笑った!(^0^)
めっさ、キャラ濃すぎ。
2008/02/28 01:00
2008/02/28 00:04
それでいて、ほんわかしてるです。。
はい、個性の強い方が観ていて飽きない。。
個性が弱いと、なーんだ!(・・)になってまうです。。
とにかくみかんちゃんはお気に入りですわ。