【ご来場ありがとうございました】解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」 公演情報 趣向「【ご来場ありがとうございました】解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    緑と黒と白
    横浜2つ目です。実家に顔だけ出して関内へ引き返します。ここは山の手側に伊勢佐木町の商店街、少し行くと映画館「ジャック&ベティ」。海側は、山下公園、氷川丸、ベイブリッジ、やはり風が強いです。カップル、親子連れ、そして結婚式の帰りでしょうかおしゃれなグループ。みんな楽しそう。海はとても青いとはいえませんがいい気分。場所は県民ホールの近く。ずぅーっと前、県民ホールで小澤さんとボストンを聴きました。小澤さんは「フンッ!」とか「ムンッ!」などと力が入っているようす。指揮者はひたすら「沈黙」と思っていた私はちょっとびっくり。歩いてすぐ劇場に到着。礎石には「平成22年」とありました。
    開場時間、大スタジオに入ります。黒い空間にオレンジの座席。舞台にはグリーンのライトが当たっています。夜の体育館のようです。今日は体育館のお話。

    5/23追記。

    ネタバレBOX

    滅多に横浜まででてこないのですが、本公演、熊川さんがでていらっしゃるということで遠征。「露出狂」「くちびるぱんつ」に続き3作目。広い舞台には何もなく黒一色。照明は丸、四角、三角、窓から入ってくる外光、回廊、芝生を描き分けます。白い衣装の役者さんは走ります。場面が終わると一心に駆け戻ります。客席後方からも登場。途中、客席にいた男性が舞台に(男性はここだけ)。一人であったり二人であったり、全員が並んでいたり。そのたび、照明はカタチを変えます。広い体育館の中、セリフも舞います。ここでも「ゴンドラの唄」が、全員が歌う場面も。入学から卒業。見逃さなくてよかった。終わってから「活かす会」のサイトをみました。5/22追記:ひとつ思い出しました。辻村さん、どこかでお名前を…と思っていたら、2月、LE DECOで「極楽」をみていました。

    5/23追記:大きな劇場は好きではないので始まるまではちょっと不安。もちろん予習なし。いつも前の席にするんですが、本公演は指定席。やや前方。でも、今日は広い体育館。余裕でバレーボールも出来る。照明が当たる位置、それ以外の薄暗いところ。このコントラストが実に表情豊か。物音ひとつしない体育館、セリフが反響します。まるで体育館の入口からのぞき込んでいるようです。九つの人生、はじめは白かった衣装もだんだんと個性によって色づいてきます。山下公園に砂浜はないけれど、綺麗な、陽に輝く貝殻をひとつ見つけたようです。

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    2011/05/22 07:45

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