*papasan*の観てきた!クチコミ一覧

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ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

傑作!!
実は桑原裕子ちゃんはブラジルやMCRなどでよく観てるんですが、KAKUTAとしては初見だったのです・・・

いゃあ~ めちゃめちゃすばらしい作品でした☆

北海道のとある場所の家族でやっているような小さなタクシー会社のお話。

今回のメインとも言える 岡まゆみさん ドラマや子供向けの番組で懐かしかったですが、物凄いオーラです。

演技力、発声力、さすがでした。家族を守る思い、愛する力 を見事に表現されてました!!

まいど豊くん 昨年の「Root BEER」で桑原くんとは絡んでいますが あの時は、人間性が変わってしまったヤクザ役だったけど、やはり旨いですねぇ!!

成清正紀くんも 得意なキャラでしたが、めっちゃ楽しかった役でした☆

登場するキャラがどの役も絶妙になんとも楽しくて、見せ場が用意されていて、笑いと涙が これまた絶妙のタイミングで迫ってきます。

予測してない展開が次々と起こり 上演時間 1時間55分 全く飽きることなく舞台に釘付けでした

シアタートラムの高さを活かした たっぱのあるステージも 立体感があってgood

他の小劇場では見れない作り方になっています。

最後に 舞台美術もそうなんですが、めちゃめちゃ 細かい所にこだわった感が随所に感じられました。

雪、水道の蛇口、食事、などなど。
*papasan*的には 2011年の観劇の中で一、二を争う傑作でした☆   

宇宙船に乗りたい女達

宇宙船に乗りたい女達

青ひげマシーン

pit北/区域(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

濃密な感じでした。
当日パンフに作・演の杏上くんが あるひとりの女性をもとに作ったそうです。

ボランティア活動を生き甲斐にし海外の孤児たの里親として その養育費を稼ぐためにアダルトビデオに出演していたという実在の女性をイメージして書いたそうです。

ストーリーも エチオピアに里子をもち その養育費を稼ぐためにアダルトビデオに出演している女 秋野もみじ を中心に すべてを理解するカレシ・・しかも実は宇宙人であったり 、以前からの知人・・ストリップ小屋のマネージャーだったり、AVの女監督が 実は同性愛だっり と 突拍子もないシチュエーションなお話でした。

主人公のもみじ役の中野あきちゃん とっても華奢なんだけど 堂々とした演技でしたね~!!

ステージもとっても狭い pit北/区域 だけど 空気をよく掴んでの好演だったと思います。

SF的なストーリーなんだけど とっても身近なイメージだし 笑いと 主人公・もみじの 考え方なかかが こちらにも 訴えてくる何かを考えさせられるお芝居でした。

客席も狭くって 蒸し暑い中での観劇だったけど 観られて良かったですわ。

ただ、1時間30分の芝居をもたせる?ために あちこちサイドストーリーが分散しすぎた感かを感じたので メインのストーリーとの強弱があればよかったのかなぁ・・ (私見)でした。 


イロアセル

イロアセル

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/10/18 (火) ~ 2011/11/05 (土)公演終了

満足度★★★★

これもオススメ
新国立劇場で観た作品どれもすばらしいものにあたっている*papasan*ですが・・
この作品も 完成度が高く、めちゃくちゃハイクオリティなものでした。

初日ということもあり 笑いの部分に ちょっと手探り という感じはありましたが・・

その囚人役が藤井隆くんなのですが、吉本の芸人としてではなく、完全な役者として とっても良かったです。。

そして看守役の小嶋尚樹くん このふたりの掛け合いがまた良かった~。。

客席がコの字型で *papasan*は正面C1列の一番上手、役者の出入りが舞台ソデよりも 丘の上の檻に行く というシチュエーション上 目の前の通路から登場するシーンが多かったので超至近距離で役者さんを観れたのはラッキー★

加藤貴子ちゃんも50cmの距離で大感激!!

ストーリーは日本のどこかの特異な島。空想的なお話でしたが、上演時間 2時間10分。質の高さに とっても楽しめました

舞台美術もどちらかというとシンプルだけど スケールの大きさを感じました。

言葉に色がある 最初はピンとこないのですが、だんだん視覚的にもわかる仕掛けがしてあったりして、

とにかく観ないとわからないと思いますので ぜひ劇場で実感してみてください。 

1回目のカーテンコールでは緊張した雰囲気のキャストでしたが、2回目の挨拶では ホッとしたかのように 全員表情がパッと明るくなっていたのが印象的でした。

やっぱり初日のプレッシャーがあったのでしょうね☆

劇中、ビラをまくシーンが何度かあって、客席近くにもヒラヒラと舞ってくるんです。 終演後にそのビラを1枚拾って 読んでみると かにりこまかく書いてありました。 

こういう所にも手を抜かない姿勢 凄いです!!

ネタバレBOX

ある小さな島、その島民の言葉や文字には色がありそれそせれ固有の色をもっている。

いつどこで話をしても 離れた場所にいる島民全員にその内容がわかってしまう。

そのため 全員が言葉を選び、誰に聞かれてもさしさわりのないように慎重に言葉をはっし、ウソをつかない。

ある日、丘の上に檻が置かれ 本島からひとりの囚人と看守がやってくる。その二人には 言葉に色がない

そこで話したものは 島民の言葉でさえ 色がなくなり、その場所だけのものになった。
次々に島民が面会に訪れ 自分の本島の言葉で話しはじめる・・・

小劇場ではあるけど 高さもあるシアター かなり大がかり的な舞台美術ですが、効果的といえば ・・・な使い方だったのが ちょっと残念。
ぼくはだれ

ぼくはだれ

RISU PRODUCE

シアター711(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱い!!
2009年に大阪で行なわれ第七回ロクソドンタフェスィバル2009にてグランプリを受賞した作品の2011版の再演ですね。

*papasan*は初めての作品でしたが、 いやぁ RISU PROらしい 男たちの熱い芝居でした!!

世田谷区内で起こった強盗放火殺人事件、 被疑者として逮捕されたひとりの男と刑事達とて繰り広げられる 取調室という密室での 濃密な会話劇 といった感じです。

なんといってもキャスティングが良かったですねぇーー!!

家族に起こったある事故をきっかけに 容赦なく被疑者に挑む刑事・奥田 これは浜谷くんなんだけど・・

単に暴力好き といったキャラじゃなくて 奥に秘めた 復讐心的な匂いを十分感じさせてくれた演技でした。

そして必死に無実を訴える被疑者・亀矢 これは泉くんなんだけど ずっと探していた母親との再会を条件に奥田刑事と取引するシーン、それが自分にとって非常に立場が悪くなる ということをわかっていながら・・

かなりキューンとしてしまいました!!

その他 奥田刑事とは対照的な伊原くん演じる 濱崎警部補 ストーリーの進行で結末には じーーンときちゃいますが いい演技でした~!!

そしてそして、『やすしくんへ』のスピンオフ的な 逮捕されてから拘置所へ送られるまでの挿入部は ある意味、反則技的じゃないですかー

「イキザマ」とはギャップが新鮮な横関くんの弁護士や大迫くんの刑事 ほんとにRISU PROの男衆は 熱いです

そしてカーテンコールでの挨拶で 松本匠氏が 小劇場の演劇に対する想いを話していたんだけど
熱い 演劇人のメッセージがさらに伝わってきて これにも胸が熱くなる思いがしましたよ。。

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

石井光三オフィス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了

満足度★★★

空席がかなり・・・
キャストに映像でもおなじみの 吉沢悠、筒井道隆、石井正則くん。

舞台FANとしては 河原雅彦、町田マリー、玉置玲央 くんもとっても楽しみでした

仙台の沖にあるという架空の島“荻島”を舞台に、夢か?現実か? はたまた幻なのか? 的な世界に浸りつづける感じでした。

原作を読んでいない*papasan*でしたが、休憩10分をはさんでの 2時間30分 ではすべてを表現しきれてなかったのかもしれませんねぇ。

観念的な台詞も多いし 場面転換もかなりあり ちょっと油断すると 置いていかれそうなイメージでした。

でも シンプルな舞台に転換や映像を巧く表現していたし、なによりも 役者もほとんどが2役をこなし 演技力は さすがっていう感じでした。

吉沢くんがメインでほとんどの場面に登場してました。

筒井くんはやっぱり あの「あすなろ白書」なんかのイメージ通りで ある意味安心感ありましたよね。

柿喰う客の玉置玲央くん、そして 毛皮族の町田マリーちゃん はきっちりと出番に実力ばっちり出し切れていた感が なんだかうれしくなっちゃいました

そしてそして かなり出番も多かった河原雅彦くんの役者としての実力もたっぷり楽しめました。

が、平日のソワレではあったけど かなりの空席があり それが =評価ってことかなぁ・・

飛ぶ教室

飛ぶ教室

演劇集団キャラメルボックス

あうるすぽっと(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

若手中心
の公演「飛ぶ教室」行ってきました。
世界名作劇場 vol.3 1,2は観てないので 初観劇といっても良いですね。

1933年にドイツのケストナーによって書かれた児童文学をキャラメルボックス風にアレンジしてました。

決して子供がみても十分わかる内容ですが、もちろん大人にも ちゃんとした舞台として見応えありました。

台詞は原作を直訳した感じでしたが、それはあえて原作の世界観を出そうとしたのでしょうね。

その中に適度に現代ネタなどを折り込み 結構笑いもあります。

純粋な少年の心境や その周囲の大人たちの友情や子供たちへの愛 などが原作通りに 観ている側にも十分伝わってきました!!

本公演とは別に これだけの舞台をつくる キャラメルボックスの層の厚さを感じた作品でした。

ちょっと噛むシーンが多かったのが気になりましたが、それも許容範囲かなぁ・・

一足はやい クリスマス気分を楽しませてもらいました!!

「BABALESQUE~ババレスク~」大入りにて終了しました。ご来場の皆さまありがとうございました。

「BABALESQUE~ババレスク~」大入りにて終了しました。ご来場の皆さまありがとうございました。

junkiesista×junkiebros.

六本木BEE HIVE(東京都)

2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

ハイクォリティなメンバー!!
六本木の裏通りにあるライブハウスでの公演、まったく予備知識ゼロでの観劇でした。

ワンドリンクをいただきながらの ライブ感覚な舞台でした。
お芝居中心なんですが、歌ありダンスあり そして笑いもたっぷりな めちゃめちゃ楽しい90分でした

初見だったけど、このjunkie sista ダンサー・役者・ミュージカル俳優からなるパフォーマンスユニット。

いやいや、ダンスのキレは抜群でした そして歌も 完璧なハモリはきかせてるし とってもクオリティの高さを感じます。

そして その実力派が わざとくずして 笑わせてくれるので 単なるネタとしての笑いではないんです。

男一点の原田優一くん 後で知ったのですが、レミゼやミス・サイゴンなどにも出ているミュージカル俳優さんなんですね!!

歌もガチ上手いし ダンスもビシッとしてました~。。

ストーリーも 全身整形をして、さえない自分を生まれ変わり、美しさを手に入れた5人の女の物語というコメディタッチなんですが、観る側の想像力に頼る なんて楽しい演出でした☆

"本当の自分" とは的なメッセージも描かれていて テンポもあり 実に楽しい90分でした。

junkis sista さんこれからも要チェックですなぁ!!!

Sometimes Caffe

Sometimes Caffe

Island

上野ストアハウス(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ほんわかムード
劇団さんは初見ですが、Islandの『Sometime Caffe』行ってきました。

先代から地元商店街の馴染みさんに愛されてきた カフェでのワンシチュエーションのコメディです。

登場キャストが 13人なので、かなりドタバタ系なんだけど、"起承転結"がはっきりしていてストーリー的にはまとまっていたなあ という印象です。

ただ・・笑いを意識したようなネタがちょっと多すぎたかなぁ~・・・
何人かの役者さんはとってもいい雰囲気をもっていただけに そんな風に思えてしまいました。

脚本はしっかりしていると感じたので、もう少し ガチな雰囲気でも良かったのかもしれませんねぇ(あくまで私見ですが)

なんだか優しいヤクザや空元気な子分、 実はいい奴的な女弁護士 とか 憎めないキャラ設定が ほんわり感を感じさせてくりました。

舞台美術もこっていて 気軽に楽しめるコメディとしては 楽しかったですよ☆

ハプニングで店の扉が壊れてしまって上演中に そーっと修理されていたのも 裏方さん頑張った!! 感あってよかってです。

次回は今回のスピンオフ的なものも演るとか・・ 時間があえば観てみたいです~。。


【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★

初見でファンに!!
なってしまいました!! かなりバカバカしい笑いがいっぱい  と聞いていたんですが、この「ピクルス」は 脚本もしっかりと練られていて そして、笑うところは 爆笑の域で たっぷりと楽しめました!!

客演陣もすばらしく 特に オオトモケイコ、佐々木千恵、町田歩美 3女優さんが 良かったです☆
そして MCRの櫻井くんも 訳あり感たっぷりの役を 彼らしさの雰囲気で goodjob!!

初見で一気に"東京バンビ" FANになってしまいました。。

愛狂しき塊、新しいうた

愛狂しき塊、新しいうた

good morning N°5

駅前劇場(東京都)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

毎回
笑わせてもらってますが、今回も たーーっぷりと楽しませてもらいました!!
プリタさんは とにかくおかし~!!

ダンスもあったりで より過激に より楽しくなってました。。

輪廻くん

輪廻くん

スペースボンド

駅前劇場(東京都)

2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★

ガチ!!
作、演出、そしてキャストの組み合わせが面白そうだったので、なんとな~くチケットをとったのですが・・

駅前劇場の客席は 95%以上は女性客 高橋一生くんファンなのでしょう・・


演技力が要求される演目、一生くんはよかったですねぇ~ !!
そして田辺日太くんも 初めて?観た役者さんですが、いい雰囲気持ってますよね~ 。。

序盤は きょとん とした客席も だんだん舞台上に釘付けになっていく。 そそんな空気が漂っておりましたよ。

変化に富んだ構成は 練られているな~!! と感じました。

笑いもそこそこあり 上演時間 1時間20分 よーく考えられた作品でした。。


ネタバレBOX

ステージはスケルトンの壁一面にホワイトペンで なにやら絵がいっぱい書いてあるというもの。

裏でスタンバイしているキャストが見えるという演出でした。

死んでも、死んでも 次から次へとほかの肉体に宿って 輪廻転生を繰り返していく男を 高橋一生くんと田辺日太さんが 一人の魂をもつ男を演じ分けます。

ほとんどは 一人芝居の形式ですすみますが ノゾエ征爾くんが 声や姿で微妙に絡んできます。

一人芝居形式なんだけど 落語の高座をイメージしたり もじもじくん(トンネルズですけど) のような動きを取り入れたり と 十分楽しめました。

背水の孤島

背水の孤島

TRASHMASTERS

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

期待以上!!!
前作「奇行遊戯」も良かったけど この作品はそれ以上かもしれなせんね。
休憩なしの3時間10分 多少おしりが痛くはなったけど、全く飽きることなく 集中して観れました!!

2部構成の作品だけど それぞれ独立した舞台にしてもおかしくないほど どちらもしっかりしたテーマが見えました。

1、2部ではメインキャストをちょっと変化させているところも面白い。
そしてそれぞれのキャストさんがめっちゃめちゃ 素晴しかった~!!

ネタバレBOX

やはり圧巻は大転換でしたね!! 今回は2回の大替えがあって 知ってはいるものの 短時間での見事な転換は 素晴しすぎーー!!

前編「蠅」は石巻の被災者のけっして報道されない 内面が描かれていて 胸が詰まる思いでした。

一変して後編「背水の孤島」では それから何年後かの東京を舞台にしたストーリーですが、 かなり突拍子も無い展開はリアルさよりも空想的だけれども  やはり2つを同時に見ることに中津留さんの深いメッセージがあるのでしょうね

残念ながらこの回は7割程度の客入りでした・・
もっと たくさんの人に観てもらいたい!!!
どん底スナイパー

どん底スナイパー

モダンスイマーズ

サイスタジオコモネAスタジオ(東京都)

2011/09/12 (月) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

今後のモダンスイマーズ
にも少なからず影響がでるかもしれないですねぇ!!
古山くんのファンタジーに満ちた 秀逸な作品だったと思います。

今回のフライヤーも小学生の頃に古山くんが書いたものらしいですが、きっと子供の頃に描いていた素朴な夢がいっぱい詰まっていたように感じました。

舞台美術なんかもシンプルなんだけど、色々と考えられた演出でキャスト達の息のあった動きが とっても良かった!!!

蓬莱くんの作品とは一味違ったよさかあったと思います。。

MOON-鬼が棲む森-

MOON-鬼が棲む森-

劇団SAKURA前戦

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/09/09 (金) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白いぞ!!
初見の劇団さんでしたが、かなり楽しめました☆

例えれば、「ドラえもん」の映画版のような時空を超えてのシチュエーションが違和感なく 入り込めましたから。。

殺陣あり、笑いあり、涙あり  バランスが巧みで 変に媚びた演出じゃなく
楽しめる要素を追求した作品だったと思います。

もう少し幅のある小屋ならは もっと殺陣も生き生きしてたかもなぁ・・

でもこれからは拠点を東京に移したそうですが、楽しみな劇団がまたひとつ増えた感じです☆☆

はじめてのにんげんがり

はじめてのにんげんがり

劇団桃唄309

テアトルBONBON(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/13 (火)公演終了

満足度★★★

難しかった・・
あらすじから想像していたよりも ずっと難しかったなぁ。。
難解というのではないんだけど・・・

ストーリー自体そうでもないと思うのだけど、とにかく時間軸が行ったりきたりと めまぐるしく前後します。
後半には全体がわかってきましたが、抑揚が少なく 平坦な展開が2時間続くので 個人的には もうちょっとメリハリが効いていてほしかったかなぁ・・

初見でしたが、実績もある劇団さんなので 次回も期待してみたいと思います。

カフェのイメージをモノトーンで表現していた世界観などは 好きです!!

「株式会社893(ハチキューサン)」

「株式会社893(ハチキューサン)」

アヴァンセ プロデュース

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/09/07 (水) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

直球 ストレート!!
坂上忍くんのアヴァンセプロデュースは結構好きな*papasan*です。

普段は下北が多いですが 今回は赤坂RED  期待しつつ初日に行って来ました。。

いつもは、独特の世界観を持ってシュールな作品が多いけど、今回はミュージカル!!??  しかもヤクザをテーマにした・・・!?

子役の男の子も出ているので 今回はグロさはまったくなく かなりコメディー色強かったと思います。

TMNの木根さんもボケたキャラで 笑い かなりあったし、渋谷哲平くんは 実名的な役どころで こちらも かなりいじられていて 笑い 多かったです。

リストラされたヤクザたちが最期にもう一度生きる場所「株式会社893」 を得てがんばる ドタバタっぽい展開で、随所に下ネタ台詞はあるものの ストーリー自体は とってもオーソドックスな作りで 起承転結がはっきりしていて、ラストには ホロリ・・的なお話でした。

ん~、まさに直球勝負な感じでした。

カーテンコールで木根さんも言っていましたが、 「だれがなんと言おうとも ミュージカルだと思って演ってます」

でも・・やっぱり ミュージカルじゃ ないよね(笑)
歌やダンスは盛り上がりがよかったですよ。。

*papasan* 大好きな 今藤洋子ちゃんも歌もばっちりで 期待通り!!

とってもスッキリした後味の舞台でありました。。

美女劇 伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪

美女劇 伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪

Project Nyx

ザ・スズナリ(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

超満員!!
あのスズナリで寺島しのぶを観たい!!という願望で取ったチケットでしたが、開演5分前に滑り込みセーフ。

なのに当日券のお客さんが、2重3重に列を作ってる。

す、凄い! さすが寺島しのぶ人気か?

ストーリー的にはなんといっても寺山作品、*papasan*にはやっぱり難解でした・・。

でもそれ以上の素晴らしさがたーくさんありました!!

歌とバイオリン演奏の「黒色すみれ」のお二人、雰囲気がぴったりで、抜群のパフォーマンスはとっても良かった。

そして人形遣いのルナティコさんの操る“便所のまりあ”はもの哀しく、せつない感じがたまりません。

そしてそして、中山ラビさんのエレジーな歌は、その“便所のまりあ”にぴったりでめっちゃめちゃブルース!

色々な要素が詰まっていて上演時間90分おとぎの国を彷徨っているような、絵本の中に入り込んだような不思議な時間でした。

そしてなにより、やっぱり寺山しのぶは凄い!

登場シーンではメイクのためか、一瞬戸田恵子?と思ったのは僕だけ??

一人芝居的なシーンがあるのですが、足の裏まで演技していました。
ラストにはイブニングドレスで出てくるのですが、お美しい~!!

ラストは文字通り 水もしたたるいい女 のお芝居でした!!

さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/08/14 (日) ~ 2011/08/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽にまにあったー!!
2008年の初演は観ていないので、楽しみにしていましたが、なにせお盆最中の3日間、5ステージしかなかったので、なんとか楽日に滑り込みセーフでした。

にしてもこのフライヤーの中川くん カッコ良すぎでしょ~。。


4年前に強盗に失敗し、仲間のことを一切はなさずひとりで服役をしていた男が、出所してきた。

男は、かっての仲間ともう一度、仕事をすることを夢見つづけていた。

刑務所で一緒だった男と、現金強奪を計画し、男の誕生日に実行しようとしていた・・・

いつもブラジルの舞台は 細かいところにもリアルさがある舞台美術だけど 今回のステージもメンバーちが落ち合う工場跡? のようなワンシチュエーション。照明なども とっても良かった~!!

みんな悪党っぽい黒い衣装が なんとも言えずにカッコ良いーー!!

中盤までは笑いネタなども結構あって セリフがポンポン飛び交う設定、そしてラストに向かう頃からは 

ブラジルお得意の どんでん返し的な展開に どんどん引き込まれていきました。。




バシバシ 仲間が殺されていき 結末には 「こいつかよーー!?」

決してハッピーエンドじゃないんだけど 後味はスッキリ、 やっぱり洗練された演出とキャストの演技が素晴らしいからなのかなぁ。




ブラジル 好きです!! そして素晴らしいキャストさんたちも大好きです☆

『ナツヤスミ語辞典』

『ナツヤスミ語辞典』

演劇集団キャラメルボックス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★

キャラメルX柿
キャラメルボックスが14年ぶりに実現した「ナツヤスミ語辞典」のアナザーフェイスということで

柿喰う客の中屋敷法仁くんの演出と柿の役者さん、それとクロムモリブデンの森下くんだったり、範宙遊泳の熊川ふみちゃん だったりと魅力的な他劇団のキャスティング どんな感じになるのかなあ?と思ってましたが・・・

前半は“柿”独特のあの奇妙な動きがあったりでの雰囲気がいっぱい、シリアスな場面では やっぱりキャラメルっぽい。

両方観たことがある方には、面白い企画だったんじゃないかなあ☆

これしかないってキャスティングにみえたけど、乱痴気公演はどんな?だったんだろ!

ステージは雛壇状の傾斜がついてる舞台、結構段差があって役者さんたちは そこを上がっり下がったり、とてもシンプルな作りだけど、中身が濃いと 色々なシチュエーションでそれぞれの情景に見えてくるんですよね~。

一番多感な中学2年の夏休み を描いていますが、ラストに「ナツヤスミ語辞典をちょうだいよ」という台詞に 「それはダメだよ!! だって今が夏休みじゃん」 そう、生きているってことを実感させられた台詞でした。。 

ROCK MUSICAL BLEACH

ROCK MUSICAL BLEACH

RMBLEACH製作委員会

シアタークリエ(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/30 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しめました!!
アニメ 「BLEACH」の舞台版 各都市を回って最終のシアタークリエでの初日に行ってきました☆

ロックミュージカルらしく 割とハードな樂曲中心でしたが、スローナバラードなんかもあったりで 予想以上に楽しめました☆

舞台版のオリジナルキャストとして射真(イルマ) 役の 新納慎也くん いやぁ~ かっこいいですねー!!

歌もうまいし、殺陣もかっこいいし!!

それと朽木ルキア 役の佐藤美貴ちゃんもすっごい華奢な感じなんだけど 抜群の歌唱力と殺陣もシャープで まじかっこよかったです☆

殺陣あり歌あり ストレートも面白く、休憩20分をはさんでの 2時間35分 楽しエンタテイメントを観た感じです。

舞台美術はシンプルなんだけど、可動式の衝立が巧く場面転換に使われていたり、照明の使い方もLIVEっぽかったり と演出面でも 素晴らしいものがたくさんありましたねぇ。。

エンディングはショーっぽくって、思わず手拍子とってしまいました。。

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