ドアを開ければいつも
演劇ユニット「みそじん」
atelier.TORIYOU(東京都)
2014/12/20 (土) ~ 2014/12/27 (土)公演終了
満足度★★★★★
愛情いっぱい素敵なお芝居でした
今回再演とのことですが、私は初めて観劇しました。
料理屋さんのお座敷が会場と言うことで、
どんなお芝居かなぁと思って観に行きましたが、
期待以上の素晴らしい作品で、最後は感動で涙がボロボロ…
母親の法事前日に実家に集まった四姉妹のお話ですが、
家族と言えどもそれぞれの事情を持っていて
共感できる事がグサっグサっと心に刺さる。
そして、それぞれが家族の事を心から思っている。
ゆえに、ぶつかり合うこともある。でも、愛があるから。
今回週末だけの3公演で、全回すでに完売してしまったと
言うことですが、来年も継続して上演すると言うことですので
ぜひ観に行って、四姉妹の愛情を感じて欲しいと思います
シカク
企画演劇集団ボクラ団義
サンモールスタジオ(東京都)
2014/12/18 (木) ~ 2014/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★
初日観に行って良かった
「サンモールスタジオ」で規模の会場でやる効果抜群
あれを会場設定失敗していたら、全く違った印象になっていたと思う
初日の精鋭メンバー開幕で、先ずは後のメンバーのやる気スイッチがどう入ったかによって、残りの舞台の評価も変わってくることでしょう。
中心の4人の方でも、役割によって印象違うと思いますが、初日の時点では、沖野さんはやはり凄かった。まぁあまり注文はないです。演りたいようにやることで、沖野さんは進化し続けると思うし、千秋楽までにもっと狂気的な面と優しい面が同居するような表情に変わっていくんじゃないかな
それに「女」を演じた平山さんも期待以上だった。正直一番良い方向に期待を裏切られた感じ。これからもどんどん客演やっていった方がいいと思う。もう少し感情の揺れ幅を目一杯やっても良かったと思う。「女」が揺れると、「男三人」はもっと動くはず。平山さんはまだまだ出るとのことで、もう一回くらい観てみたいな。
最初にしゃべり始める竹石さんも難しい役どころ。キャラ作りをどうするかで全く印象が変わると思う。竹石さんの印象も良い方向に変わった。でも、今回の役では結構抑え気味なんだろうけど、感情をあらわにするシーンではもう少しオーバーアクションでもいいと思うんだけどな。
大神さんは今後役代わりもあると言う事だが、若干個人キャラの個性が強いので、役が変わっても演じ分けられるのかどうか、観てみたいところ。個人的に大神さんの演技に対する固定観念が出来てしまって言うので、もっとダークに演じてほしかったな。少し悪が足りない気がした。
とにかく、全部パターン観たくなるような良い初日でした
ボク団としての飛躍の作品になるかもしれませんね
今後ともこのパターンの会話劇は、年一回くらい継続すると、
劇団の質もどんどん向上することでしょう
まぁ初日なので、満点は無いかな
キレイ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2014/12/05 (金) ~ 2014/12/30 (火)公演終了
満足度★★★
ながーい!
分かっていたつもりですが、正味3時間45分(休憩15分込)はつらかった。
ストーリー的にも、十分2時間半くらいにできると思うんだけどな。
それはさておき
内容については、事前知識無しで観に行ったけど、やっぱり昔の作品だからか、若干設定やストーリーに違和感があり、あまりのめりこめなかった。
役者さん達は、若い人たちはフレッシュで良いけど、大人計画のメンツは飽きちゃったな。
逆にアンサンブルの名もなき人たちが良い動きをしていた。
主役の多部未華子さん、松雪泰子さんは良かったし、小池徹平くんも良かった。
田辺誠一さん、田畑智子さんの二人は、とても良かったな
なので、役者に助けられた作品になっちゃってたような
海をゆく者
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2014/12/08 (月) ~ 2014/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
お見事でした
流石に百戦錬磨の皆様、深さと言うか、重厚感が凄いな
話しはそんなにスリリングじゃないけど、ただ観ているだけで、
ワクワクする
先入観無しにケラケラしてれば、満足なお芝居でした
それにしても、このキャスティング、面白いなあ
みえない雲
ミナモザ
シアタートラム(東京都)
2014/12/10 (水) ~ 2014/12/16 (火)公演終了
満足度★★★
タイトルなし
原作を読んでないので何とも言えないが、テーマは良いと思うけど、脚本になった時にちょっと違うものになっちゃったのかな?フィクションとしたいのか、ノンフィクションとしたいのか、どっちに軸足を置いているのかが後半不透明でした。
全体的には上白石萌音さんが秀逸。
それと陽月華さんは頑張っていたと思う。
大森美紀子さんはじめ、他の団体の役者さん達は、何か勿体ない使い方だったような気がします。複数役柄こなしてたけど、ほとんどの人物は良く分からなかった。
ただ、役者さんたちの演技自体は、それぞれ良かったと思う
ブエノスアイレス午前零時
パルコ・プロデュース
新国立劇場 中劇場(東京都)
2014/11/28 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了
満足度★★★★
作品とてしとても良かった
ある意味日本人にしか考えられないようなストーリーと、まるっきり日本人だらけのアルゼンチンの物語。
一見突拍子もない話を、とても良くまとめていたと思う。
特に舞台装置が秀逸だった。
個人的にこういった作品はあまり観ないのだが、今回はとても面白く、寝ずに三時間堪能できた
ブリザード・ミュージック BLIZZARD MUSIC
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2014/12/05 (金) ~ 2014/12/25 (木)公演終了
満足度★★★
なるほどの作品
予備知識なしで観ましたが、過去作でしょうが、上手く現代に合わせており、古臭さも感じさせなかった。
作品の視点も面白いと思うが、いかんせん狭い世界観のお芝居なので、ストーリー的には途中で先が見えてしまい、面白さには欠けるかなと。
ただ、キャラメルボックスという団体の演技力は確かに高いし、お客様を喜ばそうとする気概も十分伝わった。
ただ残念ながら今後の作品を観たいという気は、、自分にはわかなかったかな
星ノ数ホド
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/21 (日)公演終了
星ノ数ホド
タイトルが良く分からなかったけど、観て実感
鈴木杏ちゃんはもちろん良かったけど、浦井健治さんもなかなかどうして
ただ作品自体は、一時間ちょっとで繰り返しの場面がミニマルに繰り返され、途中で脱落してしまったので、何とも言えんかな。
「葉桜/命を弄ぶ男ふたり/驟雨」
コマイぬ
Gallery & Space しあん(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
良い雰囲気でした
古民家を会場に利用していてとても良い雰囲気でした
内容は「葉桜/命を弄ぶ男ふたり/驟雨」の三作品オムニバス
個人的には
①驟雨」
②命を弄ぶ男ふたり
③葉桜
の順で好みです。
十一月新派特別公演
松竹
新橋演舞場(東京都)
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
新派初観
中村屋の勘九郎さんと七之助さんも初出演の新派
1本目は、二人が男女役の『鶴八鶴次郎』 。兄弟なのに恋人・夫婦といつみても見事。脇の役者さん達も柄本さんはじめ見事で、ゆったりした中にも重厚な感じでした。
2本目は、新派の役者さんメインで「京舞 三幕」
水谷 八重子さん、波乃 久里子さん、はじめ、素晴らしい新派の役者さんたちの作品。客演の近藤正臣さんや勘九郎さんも、新派の役者さんの前では、やはり重婚感が少なく見える
間の挨拶も面白おかしくて、大満足な追善公演でした
吉良ですが、なにか?
アタリ・パフォーマンス
本多劇場(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
お見事!
いやー面白かった!
それに何という完成度の高い舞台だろう
もうテレビや映画を見ているようで、全く違和感の無い完成度の高い内容だった。
細かい動きまで全く抜け目のない演出で、稽古をしっかりされている舞台だと言う事がひしひしとわかりました。
それにきちんと観客との間合いもとり、しっかりと舞台に取り込む動きは、やはり別格の出演陣と言った感じでした。
喜寿でこんだけの舞台を作れて演じられる伊東四郎さん、素晴らしいです。
十二月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/12/02 (火) ~ 2014/12/26 (金)公演終了
満足度★★★★
夜の部
夜の部は「通し狂言 雷神不動北山櫻」の一本
豪華な出演陣だが、海老蔵さんと玉三郎さんの二人の存在感には、格段の差があり、獅童さんは何とか見られたけど、他の役者さんの存在感が薄いから、全体的に重厚感が無いかなぁといった感じ。
元々三役だった相勤を五役にしてるんだから、仕方ないといったところもあるけど。
でも、海老蔵さんと玉三郎さんの二人は、共演するたびに良い感じになっていますね。
話は中盤盛り上がっていいんだけど、後半は場面転換が多くて途切れがちだから、ちょっとだれてしまうかな。
夕空はれて ~よくかきくうきゃく~
こどもの城劇場事業本部
青山円形劇場(東京都)
2014/12/01 (月) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★
ああ言えば、こう言う…
ぐるぐる…
結局、翻弄されて、行き着くところは、虚無感…
見事な会話劇でした
これで、青山円形劇場でお芝居観ることが無いと思うと
ラストシーンは感慨深いものがありました
ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
王子小劇場(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了
満足度★★★★
初
やっとこさ観られたXーQUESTさん、こう言った内容だったのね。いろいろバラエティーに富んだ内容で、お客さんを飽きさせない構成は見事でした。
夜よ、水際に揺らぐノートルダムの夜よ
天幕旅団
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了
ヒトヒトヒト
キリンバズウカ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2014/11/23 (日) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
なるほど
うまいキャラ設定で、役者さんそれぞれも生きてました。
ただ、場面設定が多すぎて結果中途半端な感じもしました。
でも、他にはない芝居でみごと。
また、武蔵野芸能劇場の雰囲気が最高に良かった
お芝居関係ないけど
吉例顔見世大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/25 (火)公演終了
満足度★★★★
昼の部
昼の部は、「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」「井伊大老(いいたいろう)」「熊谷陣屋(くまがいじんや)」の三演目。一番良かったのは、染五郎さんんと松緑さんの三番叟!若々しく力強く、とても良い演技だった。吉右衛門さんの「井伊大老」も熱演で、会場ではすすり泣く声があちらこちらから。話し方も分かりやすくとても良かった。幸四郎さんの「熊谷陣屋」も、吉右衛門さんに劣らぬ名演!夜の部よりもバランスがよく、昼の部の方が楽しめたかな。とにかく染五郎さんの成長著しい顔見世公演でした。
吉例顔見世大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/25 (火)公演終了
満足度★★★★
夜の部
1.御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
2.歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
3.義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) すし屋
のメジャーな三演目
一番の見どころは、初弁慶の染五郎さん。それも源義経が吉右衛門さんで、宿敵富樫が幸四郎さんと言う、本当に最初で最後かもしれない共演。伝統を引き継ぐ作品としては、絶対に必要な作品なので、それも含めてしっかり観た。
また、三品目目の「義経千本桜」も自分の理解してストーリがあやふやだったので、今回しっかり観ておいて良かった。こちらも菊五郎さんのいがみの権太が秀逸。巳之助さん、右之助さんなどもしっかり演じていて見応えがあった
エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2014/10/11 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
エリザベート
話は分かっているが、何とももどかしいエリザベート
今回の花組公演、演出は洗練され良かった。
エリザベートのはなちゃんも良かった
お披露目のみりおは、悪く無かったけど、ちょっと重厚感が無かったかな
秀逸だったのは、専科の北翔さん。
流石専科の大ベテランとはいえ、素晴らしい演技だった
それ以外にも良いところがいっぱいあり、過去の公園にも劣らない作品だった
白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了