満足度★★★★
初日観に行って良かった
「サンモールスタジオ」で規模の会場でやる効果抜群
あれを会場設定失敗していたら、全く違った印象になっていたと思う
初日の精鋭メンバー開幕で、先ずは後のメンバーのやる気スイッチがどう入ったかによって、残りの舞台の評価も変わってくることでしょう。
中心の4人の方でも、役割によって印象違うと思いますが、初日の時点では、沖野さんはやはり凄かった。まぁあまり注文はないです。演りたいようにやることで、沖野さんは進化し続けると思うし、千秋楽までにもっと狂気的な面と優しい面が同居するような表情に変わっていくんじゃないかな
それに「女」を演じた平山さんも期待以上だった。正直一番良い方向に期待を裏切られた感じ。これからもどんどん客演やっていった方がいいと思う。もう少し感情の揺れ幅を目一杯やっても良かったと思う。「女」が揺れると、「男三人」はもっと動くはず。平山さんはまだまだ出るとのことで、もう一回くらい観てみたいな。
最初にしゃべり始める竹石さんも難しい役どころ。キャラ作りをどうするかで全く印象が変わると思う。竹石さんの印象も良い方向に変わった。でも、今回の役では結構抑え気味なんだろうけど、感情をあらわにするシーンではもう少しオーバーアクションでもいいと思うんだけどな。
大神さんは今後役代わりもあると言う事だが、若干個人キャラの個性が強いので、役が変わっても演じ分けられるのかどうか、観てみたいところ。個人的に大神さんの演技に対する固定観念が出来てしまって言うので、もっとダークに演じてほしかったな。少し悪が足りない気がした。
とにかく、全部パターン観たくなるような良い初日でした
ボク団としての飛躍の作品になるかもしれませんね
今後ともこのパターンの会話劇は、年一回くらい継続すると、
劇団の質もどんどん向上することでしょう
まぁ初日なので、満点は無いかな