満足度★★★★
妄想娘爆走!
小ネタ満載でチョー楽し!
ネタバレBOX
妄想を起こさせるような状況を作り、実際にそれらの現実を見せて妄想と現実の違いを認識させ、妄想を一つ一つ消去していくことによって妄想癖を治療する…、嘘か誠かは知りませんが、そういうコンセプトでした。
妄想娘爆走、しかし実際はこういうことだったんだー、でも十分面白かったと思います。
髪型といい、上目遣いといい、妄想娘は女日村でした!
しつこい渡る世間の幸楽ネタ、卓造ネタ、面白かったです。
相手に迎合するねくねくねぇのちゃら女、ちゃらちゃらでけなげでした!
おじいさんが刑務所に入るため、孫の目に触れさせないためにHな写真を破っていたなんて泣かせるじゃありませんか。
それにしても、実際に存在するのか疑問な多重人格より妄想癖の方がリアリティがあって、お芝居の前提としては最適ですね。
とても楽しかったです!!
満足度★★★
観てきました
日常をゆる楽しく描いています。
ネタバレBOX
喫茶店の事務所が舞台。あんなにケーキの試作をするところをみると、ケーキと飲み物の専門店!? 食事はなし!?
カフェ・チャッピーの経営は順調のようですが、同じような形態の喫茶店はどうなんだろうって気になりました。最近、喫茶店らしい喫茶店には行っていないのでホント良く分かりません。
恋愛のこと、結婚詐欺みたいなこと、ライバル関係、仕事を抱え込んでしまうことなど、日常を楽しく描いていて、シリーズ物としては上手くいってるなと感じました。
ただ、それ以上でも、それ以下でもない感はあります。
満足度★★★★
ゆる楽しめました!!
カーいい!!
ネタバレBOX
テレビでは一回も見たことなかったのですが、楽しめました。マ、楽しむことにして、積極的に参加しました。
それもこれも、浅見れいなさんが出るから行ったようなもので…。中村ゆりさんも、「1945」(世田谷パブリックシアター)でお見受けしましたし…。
実力派女優によるゆるーいコント調のお芝居は十分堪能できました。
客席の拍手で解散を決めることになって、少なくとも私の観た回では、解散に賛成ゼロ、解散に反対多数ということでした。
満足度★★★
猫が良かった!
素敵なピアノ演奏による音楽劇。
雨の中、並ぶのも大変、テントに当たる雨音でセリフも聞きづらくなったりしてもう大変。
ネタバレBOX
坊っちゃんやマドンナ、赤シャツのモデル、政治運動に身を投じた人たちなどの群像劇。
猫が可愛らしかった。みゃーん、みゃーん、さっと逃げたり。そしてナレーターやったり。
満足度★★★★
不安症
ゲイの話というより、不安な気持ちを持つ人間共通の話でした。
ネタバレBOX
1968年アメリカ初演。登場人物は主人公マイケル、そのゲイ友6人、お持ち帰り用(プレゼント用)男娼1人、突然訪ねて来たマイケルの学生時代の友人アラン。
冒頭髪の乱れを気にし、セーターを次々に着替えるマイケル、金持ちの気まぐれかと思われた行動は実は不安症の現れで、他人からどう見られるかを気にしていたんですね。
カップルも疑心暗鬼に陥っていたり、外出恐怖症的なハロルドがいたり。
好きな、好きだった人に電話して告白するというマイケル発案の残酷なゲイのゲーム…、アランは別れて来た妻へ再度の愛の告白をし、悩みはゲイもノンケも同じ。
神への肯定も否定も、ハロルドの宗教観にことごとく反発するマイケルが、パーティの後ミサに出掛けるという行為、ゲイとキリスト教の和解はこの42年の間に進展したのでしょうか。そういったニュアンスは私には分かりません。
真夜中のカーボーイ姿の男娼、同映画は1969年制作のようです。初演時もカウボーイの格好していたんでしょうか?!
カムバックシェーンはいかにも古い感じでした。無理に使わなくても。
疑心暗鬼のカップルがゲームで少し理解し合い、上半身裸になってシャワールームに消えていくシーンは、ちょっと生々しく気色悪くなりました。
満足度★★★
変態だけど興奮しない
ちらしを見て、もしかしたらと想像していた通り…、
ネタバレBOX
牛乳を登場させるところは…、牛乳と精液の発想って男子中学生の発想ですね。
以前、ポツドールのお芝居でオナニーシーンを見た時は本当に恥ずかしくて、役者にはなれないなと思ったものでした。
本公演のオナニーシーンは、お母さんに手伝ってもらうのはちょっと恥ずかしかったけれど、精子バンクでのシーンでは理屈が通っているのと、何回もでてきたので全然恥ずかしくなくなってしまいました。
身体障害者に優しくするとポイントがもらえるような…、身体障害者も生活保障が充実しているようで、身体障害者を生んだ方が親も得をするような皮肉な社会。そういえば、エセ身障者は北海道にいましたね。
舞台に4ヶ所を設定していましたが、ちょっとごちゃごちゃしていました。もう少し広い舞台だとちょうど良かったのではと思いました。
変態だけど劣情を催さないって感じでした。
そうか、精跡って、ずーっと聖蹟桜ヶ丘のことが頭に浮かんでいましたが、精子の成績のことだったんですね。今頃思いついて申し訳ない。
満足度★★★★
題名の由来が良く分かりませんが、
不思議な前提の話と、現実的な話の2本立て、満喫しました。
ネタバレBOX
『欲の整理術』では、何で豚なのか終始気になって気になって。
外の豚は洋服着てるのかな…?!
『ガハハで顎を痛めた日』、中途で先生になろうとする人たちは志が高く熱い人が多いですね。ホームルームのシミュレーションもたくさんやってるんだ。
脇で女子中学生二人がうだうだしていて、先生の卵たちと交互に演技をしていました。ちょっと不思議な光景でしたが、うだうだではなく、あれが普通の女子中学生の実態なんですね。だらしなくスカートパタパタもするけれど、結構悩みを相談したりもするんだ。
先生も生徒を真剣に見守ってあげてねというテーマ、優しいです!
こばや紙…、私も学生のとき、背広でやられました。何十年経っても同じような手口があるんですね。
満足度★★★
訳者さんに…
旧ソ連の体質が出ていて筋自体は面白かったけど…、
ネタバレBOX
登場人物の名前が悪い!!!
名前で受けようなどとはもってのほか!
1970年頃、和田さんという人がフランスでこのお芝居を知って、翻訳するときにロシア人の名前が発音しづらいということでダルマー、パンダー、ピンキー等々に変えたという。
官僚主義、お役所的体質、恋愛、浮気、誤解…が混在した良質なコメディなのに、勝手に創作した名前のせいで軽薄な感じになってしまって残念でした。
原作における登場人物の名前がどんなのか知りませんが、もう一回訳し直した方が良いのではないでしょうか!!
満足度★★★★
ウキキキキー!
一回りして、良い方向へ進んで良かったね!
ネタバレBOX
パラレルワールド物。一回りがいい。二回りしていたらウダウダ。
余命半年と診断された男が、不思議な夢を経験して、現実に戻ると、自分の病気自体は治らないものの荒んだ世の中がまともになり、充実した一生を終えたという話。
のび太がドラえもんといっしょにタイムマシンに乗って亡くなったおばあさんに会いに行って、その後心が優しくなったような感じ。
佐々木拓也さんは実写版のび太的。幼なじみはドラエモン体型。おばあさんとは、もちろん、亡くなったおかあさんと生まれてすぐ死んだ弟と妹のこと。
不思議な妖精のような子が、男の死後に生まれた娘だったとは。子供にも会えて良かったね!
佐々木拓也さんは1年5ヶ月振りの役者とか。パセリス公演も楽しみです。
満足度★★★★★
戦争直前の日本
国民が自然に戦時体制に巻き込まれていく様子がしっとりと描かれておりました。
ネタバレBOX
上薬の配給がなくなり、やる気のない名人は、食いつなぐためでもあり、国策でもある碍子作りの仕事を弟子にやらせている。
次女が大陸から帰ってきたが、寝てばかり。弟子を巡る長女と次女の争いがあって、やけになった次女が出奔したとの認識があり、からゆきさんだったとの噂を否定することもできず、ろくに会話もできない。しかし、次女は軒下に咲いていた峯の雪(白い椿)を見事に茶室に活けるなど意外に心は荒んでいない様子。
東京から電機会社の社員が来て、潜水艦に取り付けるような特殊な磁器(熱膨張率の低いセラミック製品)の試作を依頼されるが名人は断る。
しかし、次女に再会したその社員の口から、次女が張家口でタイピストとして活躍する傍ら傷痍軍人の慰問をしていたことを聞かされ、お国のために働いていたことを知る。そして、次女はしばしの休暇を取った後、また中国に行くと言う。
はからずも、近所に住む茶道の弟子が出征することもあり、国全体が戦時体制に向かっていることを肌で感じ、名人は特殊な磁器の試作に取り組むことを決意する。
それにしても、客の年齢層が高い。民芸とともに生きてきたって感じの人々。この人たちがいなくなったら民芸はどうなるのかと心配になる。そして驚くのがマナーの悪さ。携帯電話の呼び出し音が数回。ジュピターの音楽が流れたり、静かにお茶を立てているときに普通のベルの音。観劇のプロでしょ、あんたたち!
満足度★★★
若さ溢れる舞台!
若さに溢れ、勢いがあって、表情豊かで、女優陣は可愛いし、男もそこそこイケメンだし、とても素晴らしい将来性のある役者さんたちだと思いました。
ネタバレBOX
そもそも、なぜシェルターにいるのか?
それならば、なぜ開けることができたのか?
医者にそんな権限があるのか?
生まれたときからずっと全盲だった人が急に見えるようになっても、画像処理能力を身につけるまでは物として把握できないそうです。私たちが錯覚するというのも、脳が過去の経験から画像処理をしているからですね。
小編「オンリーミー」で恋は盲目かと思いきや、後の小編でウイルスだかガスだかでそうなったことが分かったりして、確かに面白いっていえば面白いのですが、オムニバス形式にする意味があるのかどうか、最後まで疑問でした。
満足度★★★
ゴミ、ゴミ、ゴミ
ゴミの後片付け大変ですね!
お客さんの傘も、そんなところに置いているとゴミになってしまいますよ。
ネタバレBOX
ゴミがゴミを生む仕組みが今一分からない。
いったいどんだけの立場の人が登場しているの?!そして程度が低い。
完全リサイクル社会を目指すことが正しいのか悪いのか、どちらを主張しているのか分からない。
エントロピー的には、ゴミをなくすことはとてつもなくエネルギーを消耗することなんでしょうが。
女性の体から死臭がするという件、する訳ないし、流産を経験した人などが聞くと傷つくのでは。
満足度★★★
分かんね!
小柄な女の子が面白い!
マチネでチョビさんを見て、ソワレでまた小柄な女の子を見ての感想。
ネタバレBOX
小麦粉がパンになるまでのどの過程かって、うーん分かりませんでした。
実験的なのか、右端の女性が居続ける理由も分かりません!
サッカーワールドカップの本田に似ている役者さんの発言は、本田のビッグマウスが強く印象に残っているので素直に入ってきませんでした。似ているのを売りにするのはどうかなって…!
シーンシーンでは面白いところもありましたが、全体としては良く分かりませんでした。
女の子に無理にセクハラ的台詞を言わせるのもどうかなって思います。パワハラは嫌いです!
満足度★★★★
また泣けました!
私が選んだ2008年最優秀作品の再演。
知っているせいもあるかもしれませんが、前回よりも分かり易くなっていたように思えました。
ネタバレBOX
冒頭の髭の駅長シーンでうるうる。本当の意味を知っているからね。
鉄彦って女の子だったんですね。お母さんのところへは行かずに、宝塚奇人歌劇団の解散で悩むヒロ君のところだけに行ったことに涙。
子供のときの記憶はいい加減、都合の良い部分だけ残ったりします。ビデオゲームのカセットを散らばらせたため、そして悪ガキのところに持っていこうと考えていたために電車に乗らなかったことを思い出すヒロ君。なんて残酷な!
それでも鉄彦はヒロ君を応援します。
演劇で生きていこうと決意する30歳、30歳が分岐点、他の劇団でも演劇で生きていくことの決意表明を何度か観てきました。
鉄彦の後押しが本当に正しかったかが分かるのはいつになるのでしょうか!?
満足度★★★★
棘のある言葉
話の端々に出てくる棘のある言葉で笑わせてもらいました。
ネタバレBOX
あまり浦島伝説という感じはしませんでしたが、張り込みとか、縄張り争いとか、警察の内情を垣間見ることもでき楽しめました。
逆に、亀にこだわり過ぎない方が良かったのではないですか。
若い刑事十勝の損得勘定、それで給料貰っているのに勤務時間外だってよく言うよって思いますが、服務規程にはどう書かれているのかな。
最後、凄いけんまくでクリーニング店を訪ねた十勝、意味不明でした。
障子の使い方、良かったですね。横開きの障子がドアのように開閉する不思議さ…、それでもってドアと看做すと畳敷きなのに即座に場面展開が自然に受け入れられる不思議さ…。
満足度★★★★
楽しい!!
占いのいい加減さを真面目に取り上げていて好感が持てました。
ネタバレBOX
数個の壁というか、ついたてをリズミカルに左右に移動させ、それに伴い人が消えたり出現したり、見ていてホントに小気味よく楽しかったです。
でたらめが通用してしまう世界、組織化するとそれらしく新興宗教っぽくなったしまう世界…、ああ大っ嫌い!
テレビから占いコーナーが消えないかな!
満足度★★★★
面白さ満載!
海外コメディの王道、定番ですね!
ネタバレBOX
テンポの良さ、浮気や死体がばれるのではないかのひやひや感、嘘に嘘を重ねて秘書が結婚したことになってしまったりする展開は素晴らしかったと思います。
そして、死体は生き返り、はちゃめちゃな人間関係は丸く収まり、ハッピーエンドで終わるところなど海外コメディの王道、定番でした。
ポアロみたいな支配人はいい味出ていました。
ところで、ベッドメーカーのおばちゃんは必要でしょうか?!おとぼけ役は中国人ウェイター一人で十分で、うざいだけでした。
満足度★★★★
嫌われ松子的なのかな。
近いのか、遠いのか、良く分からないけどつながる人間関係、可笑しくもしんみりして、話はサイコーでした!
ネタバレBOX
へらへらした男、バカっぽいキャバ嬢、老けた青年、それにブス、たんこぶ(ぶすの母親)、みんないい味でていました。
ただ話は最高でしたが、初日のせいか、まだこなれていないところがありました(そう感じました)。
留美さん役の女優さん、美人で30代後半の演技に欠かせない女優さんだと思いますが、名前を間違えたり、少し噛んでいました。
屋根裏部屋から階段へ続くくぐり戸を他の役者さんははいはいしながら通っていましたが、留美さんだけは見えなくなるとすぐに立ち上がってしまう気配が感じられました。私は下手側にいましたが、それでも分かりました。ちょっと残念。
満足度★★★★
これが鵺的ですか!OK!
ありそうだし、なさそうだし、とっても面白かった!!
ネタバレBOX
殺人に上級、下級があるかのようでした。
過失致死というか未必の故意は問題外、恨みによる殺人はまだまだ、何の感慨もなく行うものが上等というような感じでしょうか!?
恨みから殺人を犯す少女…、
それをショーに仕立て上げるコーディネーター…、
上等な殺人者も理不尽な殺人に憤りを覚えるという展開…、
殺人コーディネーターが自らが理不尽に殺されるときに、人生の筋書きと違うと嘆く愚かさ…、
殺人を通して親子関係を意識する狂気さ…!
そもそものあの絡んでくるクレーマーみたいな男、サラリーマンだと突然会社に告げると言われると本当にビビっちゃいますね。
日ごろから実際の対処法をシミュレートしておかなければなりませんし、会社側も社員に徹底しておく必要があります!
満足度★★★★
現実的なおとぎ話
きれいな舞台、華やかな衣装、華麗なダンス、アクション。
ネタバレBOX
上手から下手まで移動しながらちょっとした会話をしたり、舞台を広く使っていて良かったと思います。
日常の様子をコメディタッチで描いている中で突然起こる殺人シーンなど、不思議な感覚にとらわれました。
現実とシンクロしたおとぎ話、良かったです!!
王子を守るための策略、こちらも騙されました!
細いアネット、カッコいいす!ラストシーンの電話、感動的でした!!
男優陣が正装して帽子を被ると、誰が誰だか区別がつかなくなってしまいます。チャパツを目印にしていたのに帽子で隠れてしまうとか。
一部ちょっとしつこいかなと感じたところもあったような。