雨模様が投票した舞台芸術アワード!

2013年度 1-10位と総評
目頭を押さえた

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目頭を押さえた

iaku

(5+6)未だに身体的な面や因習的な面で半信半疑なのですが、本当であれ全くの作り話であれ、笑いで油断させられたところにあの強烈なシーンです。ガツンとやられました。素晴らしかったです。

LOVE,LOVE,LOVE

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LOVE,LOVE,LOVE

劇団青年座

(5+5)いつの世も、年配者は今の若いもんはと言うのが常だと思っていましたが、英国のベビーブーマー世代ほど自由勝手に生き、かつ成功した人たちはいませんでした。目からウロコでした。宇宙にゆらぎがあるように、どこの国でも得をしている世代があれば損をしている世代がある理不尽さを思い知らされました。

女子大生100年日記

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女子大生100年日記

学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会

(5+5)4年生ツアーガイドの案内で時代時代の女子大生の姿を垣間見る小旅行ができました。観客全員で台詞を読んだり、泣かされたりしました。4年生ツアーガイドの最後の挨拶で、彼女もまた女子大生100年日記の一人だと分かったときにさらに感動が増しました。

ミュージカル『バイトショウ』

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ミュージカル『バイトショウ』

劇団扉座

(5+5)役者だけで飯を食っていくことは難しく、役者を名乗っている人の大半は役者では無いというキツい現実がありますが、成功と挫折の二極を示しながらも、温かく前向きなところが素晴らしかったです。

マザー

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マザー

劇団5454

(5+4)ミニ経済の話と、家族をまとめる母親の存在を再認識させる話が一緒になったような感じで、中高生たちに観てもらって経済の仕組みについて、この作品について語り合ってほしいと思いました。

♪ご来場ありがとうございました♪  トラブルショー

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♪ご来場ありがとうございました♪  トラブルショー

ミュージカル座

(5+4)全員の活躍でドタバタしながらも無事最後まで辿り着くことができたカンパニーの話でした。強い仲間意識が感動的で、たった一言の歌に懸けるベテラン俳優の拘り、解釈も素晴らしかったです。

お妊婦たちのララバイ

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お妊婦たちのララバイ

Dig/esT

(5+4)女性陣が美しく可愛くバカバカしく、ビックリするくらい面白いコメディでした。

国語の時間

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国語の時間

風琴工房

(5+4)日本による統治約35年のうち最後の5年ほどが描かれていたのがミソでした。

癒し刑

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癒し刑

ガラス玉遊戯

(5+4)とある機器を巡る話であり、とある機器のために真実が真逆に見えていたのは驚きでした。

アナログスイッチ④『火を吹くのはやめた』【満員御礼!ありがとうございました!】

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アナログスイッチ④『火を吹くのはやめた』【満員御礼!ありがとうございました!】

アナログスイッチ

(5+4)小ネタのセンスが良くて、明るく笑いっぱなしでした。強いメーッセージ性もありました。

総評

観て良かったと思った作品は☆5個です。その中でも特に感動した作品には+αを付して期末効果の影響が出ないように、アワード登録まで忘れないようにと思って管理しています。

2013年はこりっちに載っていない演劇やコンサートも含めて延べ474作品を観ましたが、5+6が1作品、5+5が3作品、5+4が15作品でした。

10位までに入らなかった5+4には他に、宝塚歌劇団宙組『逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース』、鵺的『幻戯』、NO-STyLe-GArden『ティーガーデンで逢いましょう』、ホチキス『月刊小玉久仁子 7月号』、ミナモザ『彼らの敵』、kitt『ウィンカーを、美ヶ原へ』、くまでん舎『サギ娘』、青年団「アンドロイド版『三人姉妹』」、てがみ座『地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-』の9作品があります。

『月刊小玉久仁子』は、そう、こういうのを待っていたんだという嬉しい気持ちでいっぱいでした。『ティーガーデンで逢いましょう』では、さり気なく訪れた、思いもよらぬあっと驚く出来事に感動しました。

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