長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

961-980件 / 2339件中
無限の住人

無限の住人

劇団ヘロヘロQカムパニー

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/17 (水)公演終了

満足度★★★

期待感が強かったかなぁ・・・と
楽しめるんだけどね
主人公とかの使う変形刀の殺陣は難しかったろうし
頑張ってたけどいまひとつだったかなぁと

原作30巻、途中までの話ではあったが綺麗にまとめていたなと感じた
3時間10分(途中15分休み)の作品。

ネタバレBOX

原作は連載当初より読んでいました

背景とかは映像投影で雰囲気にあった画像をあてるのだが、
原作で工夫していた(?)各登場人物の名前なんかを映像にのせて、
背景に出した方がカッコ良かったろうに・・とか思ったです。
前半が物語導入でサクサク進み、
後半が少々コミカルな感じで迷走してゆく復讐劇を楽しく表現してました。

凶さんの刀の使い方があっさりしててチョット残念
胴体に刺して簡単に抜けなくて獲物の無い剣士は・・・って感じが
トリッキーで面白く好きだったんですけど(^^)

敵役の浪川さん声が良かった(^^)
で作品上の最強の女剣士さんの後半での登場シーンはカッコよかった・・・。
三節槍・・・難しい殺陣頑張ってたなァ

今回の話は原作の13巻までで、
映画の公開挟むか公開同時ぐらいに後半の話をやるそうです。
殺陣はCG使ったりやり直し効く映画の方が見栄えするのかな?
ちなみに主役はキムタクだそうですが・・・
ラブストーリーはいらない

ラブストーリーはいらない

TOP BANANA

劇場MOMO(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

丁寧にしんみりと進んでゆくストーリーでした
淡々とした感じが
とある小さな会社の倉庫らしきセットを中心に紡がれてゆくのですが・・・
ちとテンポが単調で
も少しテンポUPとかして欲しくも思えた1時間50分の作品

キーワードはカスミソウ・・・・

ネタバレBOX

名家出身のお嬢様が東京にあこがれて大学生活を送りそのまま東京で就職して馬鹿な男に騙されて、その男を殺してしまい服役(作中では禁固刑とされてた)出所後に経歴を隠して現会社に就職。 人生を楽しまず、ひっそり生きることを自らに課し日々を過ごしていたが、業績が多少とも上向きで海外出店=ハワイを社長が考え社員旅行でハワイを企画するも、かたくなに拒否し渡航を了承しなかったせいで興信所を社長に使われてしまい経歴詐称も過去もバレるんですが、好きになってくれた男性が現れて人生が上向きになるかと思いきや・・・。映画「髪結いの亭主」のような結末を迎えるのでした(-_-;)

社長夫人とお局様の対決は楽しかった~♪
プロキュストの寝台

プロキュストの寝台

Pカンパニー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/02/01 (月)公演終了

満足度★★★★

神は天に居まし 世は全て事も無し という感じでしょうか
世の救済を掲げる神様は小乗ではなく大乗での行動が主であり、
主人公家族は救われてはいないような気がします・・・。
四柱の立つ素舞台に近いセットで天保当たりの時代に即した衣装で、
リアルな市井の生活を垣間見せてくれてました。
しかし昔の人は何かって~と祈祷だ願掛けだと神頼みで、
情報とか知識ってのは貴重な宝だなぁと再認識(作品の趣旨とは異なる見かたですけど・・)した2時間10分の作品です

ネタバレBOX

開演時間は遅れましたね~
男性客が多めに思えました

不死の病を患った男が語る人の世の移り変わりと
人間の変わりの無さ・・・
神奈川かもめ短編演劇祭

神奈川かもめ短編演劇祭

神奈川かもめ短編演劇祭実行委員会

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

Cブロック観劇です
4作の好みはいろいろあるでしょうが
自分は 【北海道地区代表】 星くずロンリネス 「本命キラー -あきちゃんのです、ブログ-」 に投票したです
【韓国代表】 雲 PROJECT GROUP「self-portrait」は舞台バックのスクリーンとした白い垂れ幕に字幕投影するのですが、3~4行すべて表示するので生のセリフの先わかったりと作品上で声や行動と字幕の相がズレてハンデだよなぁって思えたですよ
ほぼ満席で男女比はやや男性多めでしたが年齢はけっこうバラけていたかなぁと感想
舞台セットが大きなもの利用できないので創意工夫が+アルファかなとも思えたです
受付のお兄さんの明るい対応よかったと付記
【神奈川地区代表】 もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡「ピアノのある部屋」・・・漫画「たんさんすいぶ」とか思いついた~・・・・古いのは未来騎士シリーズの「あなたのそばにメロディ」とか(^^;)

ネタバレBOX

【北海道地区代表】 星くずロンリネス 「本命キラー -あきちゃんのです、ブログ-」=男友達が彼女出来たと報告するのだが、主人公キッカワショウがその彼女のブログを見ると何と明日の出来事が記されていたのであった。 毎日0時に更新されるブログを24時間早く見れるとわかった主人公は友人カップルを競馬に興味ひかせて未来のレースの結果を見て大金を得る方法を思いつき実行するのですが・・・ラストは競馬のレースシーンに合わせた言葉遊びが楽しめた「世にも奇妙な物語」的作品でありました

【神奈川地区代表】 もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡「ピアノのある部屋」
5歳でピアノ教室やってる母の為に一生懸命にピアノを弾こうとする主人公に女性擬人化したピアノが音楽の楽しさを教えてゆく二人芝居です 気弱な男の子と豪快な気質のピアノとの掛け合いの妙が売りの作品♪

【韓国代表】 雲 PROJECT GROUP「self-portrait」
一人芝居~韓国語ですので字幕読む前に直で笑った人数は客席内にわずかであった・・・あまし面白さがわかんなかった・・・・

【四国地区代表】 劇王四国Ⅳ勝者 2016年1月17日決定
学ランの男子学生二人とセーラー服の女学生一人が学級会での発言でいろいろと言い争う始まりから 全身白タイツで竹やりを振り回す驚愕の展開が凄かったな~白タイツ・・・・
その流れを渡れ

その流れを渡れ

各駅停車

小劇場 楽園(東京都)

2016/01/28 (木) ~ 2016/02/01 (月)公演終了

満足度★★★

カチカチした感じでなく
ふんわりモコモコした感じと言いましょうか
であんまし雰囲気の良くない感じを醸していた作品かな

自分的には事象・出来事等を明確にしてあるものが好みなんで
今一つに思えたかなぁって

で客席の千鳥配置は嬉しいけど
各椅子の横幅をもうすこしとってくれるとモットよいかな
などと感じた1時間40分強の作品でありやした

ネタバレBOX

そんで旅館に留まる組と山降りて麓に出る組に分かれて行動し
どうなったかは共に不明・・・・だそうです

開演時の暗転で流した大雨の音がスタートなのですが
100年に1度の大雨で生活道路と電線が分断
食料・水・ガスなどはあるものの通信も圏外で情報無く
2度目の雨で麓の街も流されてる?~流される?
この旅館も2回目の雨は防げず流されたりする可能性が・・?と
または何も悪い出来事は起こらない?
どうなるのだ未来は?
という終幕は いかなオープンエンドといえ
何かモヤモヤするなぁと思えた話でした
狙い通りだったのかな?
フールシェア

フールシェア

さるしばい

「劇」小劇場(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

リアリティとかは突っ込んじゃダメっ!
1年でループするギャグマンガを楽しむ感覚での観劇を薦めます(^^)
3D漫画とも言いましょうか・・・・・

2時間15分近くの長い作品ながら眠気は出なかったけど
何か一味足りないかなぁと思えたお話でありました

ネタバレBOX

開演時間に作演出の太田氏が前説するも開演は10分近く遅れたです。開演前の座の温め無くBGMは作品のオリジナル曲かな。客層は男性客が多めかな、年齢は上下に極端だったかな。

暗転からの開幕。舞台上の部屋の中で内覧の男性に妙な口調の不動産屋男が言葉巧みに重要事項説明省いて契約させてしまいます=月1万円って事故物件といっても安すぎだろうと契約考えなかったのがちょっとギャグですね。

少し霊感のある主人公=契約後に白い服の女性を見て幽霊と思うが実は実体=で次々と部屋に現れるシェアハウスの住人達。実は不動産屋が引きこもり連中を集めてシェハウス化していたところだったのだが、重なる様々な出来事にて結局皆がハウスを出ていくことになるストーリー展開。オチは1か月後再び皆が仕事みつけて就労したからここに住まわせてと来て終幕です。

前川星男/シェアハウスネームはスター/居住は共同スペースという騙され損な方/大家族で育ち、静寂を求めてハウスに来るも騒がしさに閉口しつつ馴染んでくる人が好くお節介な性格。霊感はあるも霊がはっきり見えることは無かった。

さて以下はネタバレ含む人物紹介です 未見の方は読まないこと薦めます

黒瀬咲/ブラック/101号室/姉と妹にコンプレックスを感じ引き籠りになった
黒瀬雪/咲の妹 姉思いで引き籠りのフリをして同居しているが、何とか姉を外に出そうとしている。
黒瀬牧/長女 苛烈な性格ながら妹たち思いで家賃なども払ってやっていたらしい
綾瀬五郎/ギター/人からの注文で曲を奏でるが自らは音を発しないという引き籠り体質=最後には自立心芽生える
牛川依絵/リー/102号室/太めの体を小さいチャイナドレスに包んででてくる謎のお方流川花道/ダンク/デイトレーダーであり貯金は億越えらしいけど・・・ネット専門の方なので、できれば手持ちのPCでの表示画面とか見せた方がリアリティ(あましカンケーないか・・)は出たでしょう=ビットコイン額で実際は・・とかいう興味引く方法もあったでしょうね ちなみに好みは”リー”さんに告白するも玉砕!
今井夏男/今井/いじめられっ子体質の引き籠りさん
早乙女清武/タケ/104号室/特徴のある大きな体に眼鏡にお髭とインパクトの強い住人、部屋に大きな苗木入れてキノコの栽培してるキノコ好き。流行の先端を突き抜けた帽子をかぶった姿は~リアル砂の妖精”サミアどん”にみえました・・・
空知千帆/スカイ/”なるなる”のメイク担当で清武と付き合ってて結婚寸前だが婚姻届けを部屋の外に出しに行けない=大安の日に40回以上も・・・同じ行動を繰り返して外に出れない・・・
水田成美/なるなる/ネットアイドル・・でいいかな?自主放送番組ながら100万アクセスを誇り、引き籠り住人たちへの資金提供や差し入れの分配などで住民が生き延びてる生命線(^^;)外に出てスタジオなどでやってみないかとオファーもある=サポートはパソコンに強い”ダンク”が担当。ネットの炎上シーンとその消火は面白かったが、目の渇きはいらんかな・・・。リスナー反応の電子音風なセリフは好みでしたわ(^^)
花園美里/フラワーパーク/106号室/”なるなる”の番組プロデューサー ダニーが好きだった
向田大/ダニー/不動産屋というかこの物件の元の持ち主 名義を弟のゲンに譲る ・・・10年前に、ここで亡くなっている=事故物件 時系列だましで進行上葬式の喪服シーン&亡くなるシーンをぼかして入れてます=実は主人公の見てたのは幽霊さん
向田弦/ゲン/営業用の明るく気弱な態度と反転、地は粗暴で暴力的(言葉上です=口悪い)。実は元引き籠りで現在の住人たちを社会復帰させようとしてる突っ込みの鋭いお方。
終の楽園

終の楽園

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2014/07/26 (土) ~ 2014/08/09 (土)公演終了

満足度★★★

動画観劇は一旦停止もありUPもありとお得感ありますね♪
黒ベースの舞台セットに小道具などを配して
基本的に地主の北澤武生が住んでいる高級老人ホームの
最上階の個室を中心として物語が展開されてゆきます

役者さんは上手で
話をメインに堪能できたなぁと

ネタバレBOX

北澤家の歪んだ関係を露見してゆくのですが

親父は家族に酷いことしたんだから
代償に金=遺産よこせ!
との不幸自慢大会・・・・・獅子咆哮弾の打ち合いのような・・・(-_-;)
でもその親父の息子の1人も親父と同じような酷いことをするんです・・・

輪廻は巡るだろうと示唆もあり
考えを深くさせる展開でありましたが
全体として暗い・黒い感じの、舞台だったなぁと感想
汽水域

汽水域

てがみ座

シアタートラム(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/06 (土)公演終了

満足度★★★★

動画観劇です
水に冠したタイトル通りに
簡易波止場風に板の渡しと杭打ちしたようなパイプの突き立った舞台です

金は命より重い裏社会の暗黙のルールが主人公を
絡めとってゆく様子が淡々と描かれていました・・・・・・

でも明るく感じるのは主人公の強さでしょうか

ネタバレBOX

勝手に課した借金の返済で
主人公とペアにされた相手と共にどちらかを殺せという選択は
状況もさることながら地上波のTVとかではあまし出てこないよなぁと
結局半年の猶予中相手が自死してしまうのですが
後に温かく迎えてくれた日本の水場で
同じ顔した人から(配役利用の妙ですね(^^)邂逅を得られるつくりは
明るさに追い風で観ていて爽やかでありました
歌劇 ジャンヌ・ダルク(ジョヴァンナ・ダルコ)

歌劇 ジャンヌ・ダルク(ジョヴァンナ・ダルコ)

ミラノ・スカラ座

ミラノ・スカラ座(イタリア)

2015/12/07 (月) ~ 2015/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★

天井高い舞台やなぁと感心
さすがに首相夫妻も観に来る舞台!
いろいろと登場人物衣装とか舞台上部のバルコニーとかユニークであった
フランス王の金色仕様のありようは荘厳とゆうよりも
ちとユニーク過ぎるなぁと=やはり感性が異なるのではと感じました

動画鑑賞とはいえ結構な重厚さは伝わった2時間20分

王様よりも悪魔のコスチュームが何かリアルで怖かった~

犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった

犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった

GRahAMBox

小劇場 楽園(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度

シュールな笑い・・・・
合わなかったなぁと

開演前の座の温めどころか
開演10分近い遅れで開演

小さいお子さんが観劇していたようで
「まだやるの?」と煙たげな物言いに納得した100分

ネタバレBOX

正直お薦めできないとしたい気持ちが70%・・・・・

でも例の柱のある舞台構造を上手に生かした映像投影は高評価できるのです

それにしても話が・・・・ねぇ・・・・(-_-;)

#4・5・13おやじ。最後の話=死にかけの父と息子の会話は結構好みだった実は息子はハーフで名前のムラタ・ジョー・イチロウでミドルネームがあるとこだけど実はお前は妻の連れ子で・・として欲しかったな
そうすれば最後の「元おやじ~」がより生きたでしょうね

#2娘さんをください=父数人Vsください男数人・・・一方に傾いた後のオチが無いよなぁと・・・残念

いつもある場所

いつもある場所

+ new Company

調布市せんがわ劇場(東京都)

2016/01/19 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

ひまわり組さんを観劇しました
とある田舎町にある1つの小さな家。少し複雑な家庭出身の子供たちが共同生活するファミリーホーム”ひまわり荘”、近所の人やホームの母が温かく彼らの成長を見守っていた。

思春期に入る子どもたちに、色々な悩みがうまれてくる。それを見守る大人たちも、様々な悩みを抱える。

‘家族’‘兄弟’をテーマにした、日常の中で繰り広げられる、笑いあり涙ありの、
心があたたまる感動ストーリー。     ・・・・であります(^-^)

ネタバレBOX

前説は楽しめたが結局開演時間は10分以上遅れてました・・・改善の余地ありと思います
ストーリーは割と子供向けの明るい展開であり、まぁ客席にいた7~8人ほどのお子様たちにも好評だったのではと思います。(個人的には毒の一つでも話に放り込んで現実の厳しさを示唆しても・・とか思えましたが・・・)
泣き所や心揺さぶるセリフなども散りばめているのですが、キャストが感極まってセリフ聞き取り難くなるのはよくないですねと感想っす。
どこぞの記事で読んだんだが、この作品と同じようなホームの男の子が大学進学の金が無くて高校で勉強が面白く感じたのに進学を諦めて就職をせざるを得なかったという話でしたが。そ~ゆ~リアリティは少なかったなぁと。
『時々』

『時々』

9625.help

APOCシアター(東京都)

2016/01/15 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

切り貼りしたようなストーリー配列でした
が、上手に飽きさせず繋げた話にしていたですね(^^)
50分と短い話ではありましたが工夫した見せ方がユニークでした♪

JAM TOWN

JAM TOWN

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/30 (土)公演終了

満足度★★★

魅せたかったのはパフォーマンスかな♪
まぁストーリーは’80年代のとっても軽めの青春物の様な感じと言いましょうか・・
濃厚さよりも軽妙さと”のり”重視の作品だよなぁ
と思えた2幕各70分前後+20分の休憩タイムあり
=まぁ飲み物コーナーもあります

女性が多かったかしら

ネタバレBOX

力強く”ヨコハマ”なんだーと場所のことゆーてはりました・・・
場所がKAATですし~良いのでしょうが、
21世紀越えても全世帯の完全下水道設置も出来なかったトコが・・ねぇ
とか思ったですよ・・山坂多いし・・・海に接してない区も多々あるのに・・・とかね

それはさておき舞台セットは鉄パイプを組んだ櫓上の下がお船の甲板(シップBAR HEAVEN)という作りで結構奥行きのある作りは中央部のセットの外周がローラーで周れるようにしてあって工夫がユニークでした・・・けど2階席からは花道とか見えなくてチト残念じゃった。

話は別れたマスターの娘が歌で身を立てたいと音楽フェスのハマコンに出て夢をかなえようとするのですが、マスターの店=船の係留期限が切れて立ち退きを迫られてる時期と同時で。自立航行できるようにとか、競艇で立ち退き料=500万円稼ごうとしたり(動けても200万円はかかる)するのだが・・・。結局どっちもうまくゆかず=娘はマスターが父とわかり動揺して予選落ち=米国の母方の祖父のトコに身を寄せつつ歌手を目指すと渡米決意。船は横浜港に停泊していた超豪華客船に勝手に綱付けて牽引されていき=娘の行くアメリカで営業だ~と盛り上がったとこで、行先は地中海とわかって「綱外してこい!」ってENDです~軽すぎるギャグ落ちは、今まで積み上げた世界観とちとちゃうかなぁと違和感感じたですね。
まぁ歌がメインだからいいのかなって感想っす
オチの捻りがねぇ・・・と

バルコニー席は殺してありました
女性客多かったですねぇ
開演時間までは何も無し
過ぎてから明るいまま舞台上で前説パフォーマンス始めました
パントマイムでカメラ・ケータイ・飲食の注意やりましたが、
私語とか前席の背もたれを蹴らないようにとも言って欲しかったな。
拍手はOK!と訴えてましたな

ちなみに父・娘の同じ火傷痕の原因は父が温めたもつ鍋のモツが腕についたという説明だが、同じ切り方してもモツって丸まらない?…説得力薄いよなぁって思えたさ。

大金持ちの放蕩息子”JJ”の名前遊びは楽しめたけどね、フルネームでジェイが3つでじぇじぇじぇとかアンアンとかキャンキャンとかね♪

AKEGARASU―明烏 転生

AKEGARASU―明烏 転生

NPO法人WOMEN’S

座・高円寺1(東京都)

2016/01/14 (木) ~ 2016/01/20 (水)公演終了

満足度★★★

時空を超えた繋がりの説得力は薄かったように感じました
いろいろと人物群が入り組んでましたが、
わかりやすい配置とかになってましたけど・・・。
何かそのせいか軽めの感じがしましたね。

三味線の生演奏バックの芝居もあり
ユニークなことはしてるなぁと思った2時間10分
全席自由

ネタバレBOX

現代芝居で似合いのカップルだったメインの男性の方は
何とゲイであることをカミングアウト!

前世で心中した二人は現代に転生してその後を生きると誓ってENDです・・
けどね 生まれ変わりの何か絆の様な物の話も無くて感覚的だったし
身体に牡丹の花の様な痣があって手に漢字一文字が入った不思議な珠を持ってたりとか・・・説得力が薄いかなぁと感想

終わりどころも現代舞台は何とかなりそう&
今再びの生をかみしめて抱き合う転生体って~構図で終いっす・・・

せめて無事公演の幕が上がったとかで仕舞にした方がとも感じました
気持ちをきかせて

気持ちをきかせて

空間製作社

東京アポロシアター(東京都)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

ライトコメディ♪といえましょうか
荒唐無稽さとリアルのバランスが今一つとは思えたが
小さき劇場で大きな結婚式場を想像させる見せ方は上手だったと感想

でも前半での失速感有り=眠気に襲われまくってたさ
後半の結婚式の進行では割とテンポよく物語が運んでいたなぁと感じた
約90分強の作品でありやした

ネタバレBOX

カチカチと論理的な積み重ねで来るんでなく
フワフワと感情的な運びでストーリーが進行していたかなと思えたです

新郎さんが情けなくて今一つ皆が肩入れするのが理解から外れたかしら
せめて「ハヤテのごとく!」の主人公さんみたく頭もよく明るいのに不幸体質で
結婚式の不手際とかもその影響とかした方が
運命なんかの不幸に負けるかと皆が団結しそうな気もするけど・・・・
川向うが東京?で派手で大きな式場もあり
こっち側は何かしょぼそう・・と自虐的な話も出ていたけど
そこまで言うなら式場の運営状態話とかの危機感出てもとか思ったりもした
式場の規模も不明で、式が当日ひとつ?やっていけないのでは?
そこんとこの不透明さとかもチトと思えたですよ
ラマルク

ラマルク

にびいろレシピ

OFF OFFシアター(東京都)

2016/01/14 (木) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度

う~ん よくわかんない・・・(-_-;)
イメージ的には’80年代に流行った覚えがある地球荒廃シェルター退避閉鎖空間SFかなぁ・・・

正直眠気が強く出てきてしまい物語が追えなかった・・・

1時間強の作品ですのに緊張感が維持できなかったです

自分には合わなかったと感想

ネタバレBOX

擬人化した犬?のでんちゃんが可愛かったが
眠りの魔法には対抗できなかったですね~

現状に甘んじようとする
外の昔の素晴らしさを確認したい
いろいろ思惑はあるが
(一石を投じた”でんちゃん”の帰還あっても)
結局現状は継続し日常は変化なく
フワフワとした生活感の感じられなかった日常が継続する話
(よくある将来の生活の不安や変化等がありそうな示唆も無く・・・)

人○食ってた「ソイレントグリーン」とかゴキブ○食べてた「スノピアサー」とか食事とかの生活感も何か無かったねぇと感想

ジオフロントに住んでるらしいけど
犬が戻ってくる?
汚染とかは無いの?
実はロボット犬?
実は登場人物たちもロボット?
(火星年代記に出てきた望郷の強い人に作られた家族ロボみたいの?とか)
・・というような捻りも無かったようで残念であった
谷桃子バレエ団 新春公演 『眠れる森の美女』 全幕

谷桃子バレエ団 新春公演 『眠れる森の美女』 全幕

谷桃子バレエ団

東京文化会館 大ホール(東京都)

2016/01/15 (金) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

3幕が楽しかったな 個人的に♪
煌びやかで豪華な感じが良く出ていました

しっかし本当によく動くなぁとダンサーの動きに感服でした

台風の夜に川を見に行く

台風の夜に川を見に行く

マニンゲンプロジェクト

「劇」小劇場(東京都)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

技巧というか作り込みというか・・・
熱量の向いた方向が少しちゃうかなぁ・・と感じた2時間強の作品
眠気とかは起きませんでしたが何とはなしの今ひとつ感あったです

ネタバレBOX

 西暦2016年、舞台中央に一人座る行動意欲の無い老婦人がアメージンググレイスを聞くと過去を思い出すらしいとの見解を白衣の男性が述べ、何を思い出しているのかは知りようがありません・・と物語がスタートします=その女性=マリーさんが思い出すA.D.1950からの過去再現・回想物語。

 舞台セットは左に長椅子、左右に小型のテーブル+折り畳み丸椅子といった配置なのですが、妙に右のテーブルが面白い作りで。作品中に何かあるのかなと思っていたが、なんも使わんかったですよ。

 開演前BGMも何も無いです=で開演時間に小笠原氏が前説と引き延ばし担当で笑わせてくれました
 開演前と上演後のカーテンコールは写真撮影自由&ネットの拡散希望とのコト

 マリーさんを主軸にスナックに集うメンバーによる群像劇かな

1950年マリーさんは盲目のハーモニカ吹きとコンビを組んでいたが、貰えるはずだった報酬を巡って二人仲違いしてしまいます。(舞台セット後方に西暦年代を投影してます)男とは15年後に再会できたが妄想の世界に入り込んで壊れてしまってた・・。が最初の回想でしたが、本当(?=人の記憶だもんで、曖昧というか明確であるよという示唆・表現はしなかったですね=冒頭の白衣のDr(?)の意見通り人の思考や思い出などは他人は窺い知れない=まぁ人間個々の思考ベースはベーシックモデルあるけど、ヴァリエーションは星の数だよねぇ・・と感想)売春していたマリー女史、見逃す代わりにと身体差し出すことを要求していた警官を盲目の男が殺してしまいマリーが時効(=15年)まで逃げろと追い出し死体はマリーが片付けた・・。というんが真相らしい。

マリーさん/白い化粧に金髪赤いワンピース・ハイヒールに白タイツ。横浜で実在した方がモデルでしょうね。’16には廃人様となってる
マイ/スナックの従業員、ヤマイに2万で身体売ってた。
ヤマイ/’92台風の夜、タイトル通りに行動して行方不明になった男。死んだはずだが友人たちが時々姿を見掛け都市伝説化しかかってるらしい(^^;)無職で結婚し案の定、妻に借金など咎められて愛人(?)の提案から殺されそうになって自分から川を見いった・・・・。 だが死亡保険などは入ってなかった(^^;)とオチ
タケモトサユリ/秋田出身、子供のころになりたかったのは女優だったが。AV
に出て金を貯めてスナックを開く、割とKYな方。のちスナックたたんで田舎に戻るが借金のカタに結婚させられる。
タムラカヨ/夫の友人と浮気。のち癌を患い新興宗教に逃げるが結局亡くなる。
タムラ/妻と息子にDVしていた元運送業=現コンビニ店員
サトウ/お笑い芸人、日本ではあまり受けないスタンダップコメディに挑戦するも ’99末に引退する タムラ・ヤマイの同期

 音楽や言葉遊びとかも楽しめた♪(150オボカタっつ~単位とか笑えた)

 時系列はトビトビとなり、過去から順に再現されるわけでないので理解がちと苦しく思うとこもあるですね。=人の記憶だしとの演出意図もあるのかしらん

 ハーモニカは生演奏でして♪上手でしたわ
三日月にウサギ

三日月にウサギ

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2016/01/07 (木) ~ 2016/01/11 (月)公演終了

満足度★★★★

結構楽しめたです♪
開演時間前の座の温めは無いんだよなぁ・・・

で開演時間で浜田氏の前説=通常のお願い等ありましたが、場内の乾燥で飴の服用は上演中でも黙認と言ってて・・・。
まぁいいんですけど飴の袋破るカサカサ音は上着下で行うとか消音に配慮をと言って欲しかったなぁと=でも満席にした観客の中には上演中に雑音出すような人物は誰一人いなくて観劇に集中できて嬉しかったことを記します。
ついで、今回のチケットは作家さんの力作でステッカーにもなってるそうで巧みな利用が嬉しいのでともらしてたのがリアルに良かったなと。

上演時間は約2時間弱
眠気も起こらず集中して観れたけど笑いが少ないのがチョイ残念だったかな
客層は年代・男女比結構ばらけていました

ネタバレBOX

住民が少ない小さい街にあるジャズ喫茶が舞台です=相変わらず渋く舞台セットを作り込んでいました=評価高いっす

閉塞感のある小さい街で足掻き脱出したがったり身を隠したかったりする人物たちが織り成す群像劇…暗めです

ウサギ/波形が読める特技があり、街の人々がその能力を利用しているが本人は生きる目的が無く。唯一のめり込んでる喫茶店内のTVゲーム(インベーダーゲーム)のハイスコアをだすのが楽しみな人。つかみどころというか生活感無いタイプ。(タイトルにかけてる通りに月を眺めるのが好きで”うさぎ”とあだ名されたそうだが、自分的には”らび”(指導者の隠語ともとれるラビットを縮めて呼んで)として心通わす薫くんが名の由来聞いて一人だけウサギと呼ぶといった演出が似合うのではとか勝手に思ったです この街に来て半年ほど
三木薫/男装して喫茶店に潜り込み伝手を頼ってこの町の印刷所に職を得る。家を出たのは父に性的虐待を受けてたからで、男装は少しでも父が嫌がりそうな恰好すれば手を出されないかもとの理由。好きな姉のため全てをわかって自殺的な死を迎えてしまう。 白いヘッドホンで槇原敬之の曲を聴くのが好きだった=遺品としてウサギの手にわたる
成増章一/デカいものが好きな、お馬鹿なガタイのよい印刷工。麻子が好きで結婚の約束を取り付けた。宮下の仲間として狙われて右目をケガする
水原夏樹/印刷工 最後の方で暴力に訴えて事態の改善を図るも・・・ 返り討ち アタッシュケース内に上着とネックレス身体の一部を詰められて喫茶店に届けられてしまう・・・
高山ふみ/父から受け継いだ印刷所を切り盛りする女社長。幼馴染の夏樹のことが好きで思いが届いたかの矢先に水原氏は死亡。
伊吹麻子(マーコと呼ばれること望む)/成増の求婚を受けてラブラブであったが危ない連中が章一を襲うというので無理やり別れを切り出し距離をとり誤解が誤解を呼び章一に撲殺される結末を迎える・・・
黒鉄/この街の暗部にいる男 闇金とか暴力沙汰とかに関与
森下キアヌ/持ち歩いているオレンジ色のヤカン=ジョージアを愛するKYな喫茶店ウェイター 味のある行動と存在感が好ましかったですよ(^。^)
三木梢/薫の姉 薫が家を出たために鬼父の餌食となり婚約も決まり逃げたくて妹を探していた 無事に薫の死亡労災金を受けとりやっと結婚でき家族ができると喜ぶも「・・家族はいたハズなのに・・」と呟き退場したのが印象に残ったですよ
宮下寛司/ウサギの波形読みをパチンコの確立変動タイミング当てに使って小金を稼いでいたが、FXに手を出しヤバイ金額を黒鉄から借りるようになる。ウサギが波形を読まなくなり原因の薫を取り除こうと動き成功・・・・・
蒼井智久/医学生=ゲイ=カミングアウト済
木本伸悟/蒼井君のお相手 焼肉屋の2階に下宿しています (この二人のBLシーンは受けました(^^;)
田部静香/喫茶店店舗を貸してる大家の娘 であるが父は危篤状態でもう何か月も入院中・・・ 心臓波形を見たウサギが忠告して親の死に目に会えた

皆にいいように利用されてるウサギの波形読みを辞めさせる約束をさせた薫の行動で借金の利子を増やされた宮下氏が薫を追い出す=進み過ぎて自殺方向に追いやってしまいました この波形読みを辞めさせる理由が弱かったなぁと感想

「存ぜぬ」とかちょっとしたセリフで笑えたトコあり

薫の虐待話は実話でもモデル並みに綺麗な娘さんが父の魔の手から逃れる為にボディービルという方向にむかってムキムキになった話を聞いたことあります・・・男装レベルではないですね・・・

娯楽の少ない小さい街で焼肉屋の火事がみんなを動員するイベントだったりするとこ受けたですね

薫が亡くなってしばらくしてウサギが街を去るが薫の1周忌に喫茶店をウサギが訪れ形見のヘッドホン等受け取り。最初の薫の仕事=ホテルのパンフ(前作の舞台)と繋がりを見せます。

抜け出したいのか現状に不満ながらもぬるま湯に浸るように日々を過ごすのか? 生きるってことは何なのかを問いかけた作品になっていましたね確かに でも騙すようにウサギを使っていた寛司でしたが、正直に株の波形と話して巻き込んでいればまた展開は違っていたのでは?と選択肢が軽いのに結果がとっても重く圧し掛かるのが作風なんでしょうね~

笑い要素の店長さんとかの絡みが今一つちぐはぐに思えたし 暗転の時間は何か音楽=BGMとかナレーションとか入れた方が理解は進んだろうにとも思えたですよ。
陽のあたる庭

陽のあたる庭

演劇ユニット狼少年

小劇場B1(東京都)

2016/01/06 (水) ~ 2016/01/11 (月)公演終了

満足度★★★★

新年初観劇~!
初見の劇団さんです第2回公演だそうですが
開演時間5分遅れのセオリーは踏襲されていたのは残念

結構新年初っ端にしては重い話かなぁと思えた
1時間50分の作品

小道具とか効果音とか役者さんの熱演とかは好みでありンした♪

ネタバレBOX

舞台セットは”飯場”風に黒地の素舞台に木材を荒く組んだ部屋風+ベッド兼椅子代わり台にテーブルと丸椅子です

東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。
戦争孤児のダイとショータが出稼ぎ労働者として、
地方のトンネル工事現場に向かうところから物語は始まります。

ショータは身体が大きく力が強いが知能が5~6歳児止まりであり、相棒というか兄貴分のダイは、そんなショータがしでかす出来事に困りつつも二人で現場を渡り歩き、いつか二人で住める自分たちの家を持つことが夢で金を貯めています(目標額は30万円であるが手元にはまだ2万円しかない・・)。実は二人というかショータがいつもダイを困らせることをして現場を転々と替えざるをえなくなって金も思う通りに貯められないのであるが・・・。

遅れて現場に入った二人は新しい職場に馴染んでいくのですが・・・・

いかにもな肉体労働者の高度経済成長時代の雰囲気をよく醸し出していたですよ

結局ショータは、また前の現場(カヌマの現場)と同じような・・・(より以上の?)困った事態を引き起こしてしまい・・・。ダイがついに決着をつけてしまうという物語でありました。 (こうなるとは思っていたが、話は暗かったなぁ・・と感想・・・。)

食事とかはリアルに飲み食いしてて 薄汚れた作業服とか 小道具のラジオや銃など細かい出来が自分的にはツボでした (BGMからラジオの音に移行する演出は上手やなぁと感心) 飯場に入ってくるときの砂利の感じの足音とか 音関係の細かさ良いです~
14年式後期型(トリガーガードのふくらみが独特で一目でわかるのよ(^^)の拳銃なんて時代考証に即した拳銃使うとこなんかもGoodやなぁと感動しました

ただねぇ難点が・・・ 男性陣は着替えなんぞしなくても問題ないけど
女性陣(まぁ二人しかいませんが(^^;)は時間経過を出す為に着替えて欲しかったさ! 特に留美子さんは派手さが話上も必要であったろうし着飾って着道楽風な着替えは必要だよなぁと強く感じられたですよ

時代的に喫煙シーン多くとるので薬用煙草(ネオシーダー)使用とアナウンスにもあったが・・普段なら大丈夫だったと思うが 年末年始で喉がつぶされた身としては煙が患部に悪かったようで(合わなかった?かな)咳がぶり返してしまったさ・・・ 演出上電子煙草は合わないだろうし・・まぁマスク等配りますよって優しさが欲しかったかしら・・・ すまんです自己都合な感想+身体状態で

オオタダイスケ:ショータの兄貴分 戦争孤児 いつの間にか傍に来て懐いてきたショータと共に肉体労働現場を渡り歩いています
コバヤシショータ:加減がわからない馬鹿力の持ち主 小動物とかが好きで将来の夢の家でふわふわのウサギを飼いたいと思っている 今まで気に入って遊んでいたネズミや子犬・・小動物を手の中で殺してしまっています・・・
テルヨ:飯場での飯炊き女 東京に子供を捨てて出てきてしまった過去を引きずっている
トク爺:先の事故で左足と左手をやられて今では手当貰いつつ現場の掃除担当となっている 自分の命を助けてくれた老犬がボケても誰彼噛みついても抑えきれなくなってきて心を痛めています ダイ達の話を聞いて虎の子の10万円出すので自分も二人の夢の家に住まわせて欲しいと願う=で考えたダイが12万頭金にして家に住みつつローンで残金払おうと思いつかせるキッカケ与えます
ピョン・ソンム(ワタナベナオヒサ):日本生まれの朝鮮人(父マサオ陸軍軍人 故人) チョン(差別ですけどコノ時代は普通に皆がやっていたんだよなぁ・・・小劇場系でないと出せないセリフと立場ではなかろうか・・・)と周囲から蔑まれてますが現場仲間からは普通に接してもらってます 3年前に婚約していた姉が朝鮮人と明かしたことで破談となり自殺 弱った母を妹に看てもらいつつ二人のいる福岡に仕送りしている そして朝鮮人として嫌っていた本名を名乗っている 
親方:現場を取り仕切ってる安藤組の組長さん
カジワラ:現場での兄貴的存在 元軍人南方よりの帰還兵 亡くなった妹がいた=ルミコに似ていて話し相手になっていた 飼ってる野良犬が子犬5匹生んで貰い手探し中~
ハラダ:お調子者 花札・煙草・女と・・現場らしい人物 拳銃を隠し持っている(先週辞めたカトウという仲間から預かったらしい)
アンドウタロウ:親方の長男 いかにもな喧嘩っ早いチンピラ 上に媚びて下に当たるという如何にもな小人物 当然自分の所有物である妻には殴る蹴るの暴行を・・・・
アンドウルミコ:戦争で両親を亡くし親戚中たらい回しにされ虐められ14歳で家出し現在はタロウの妻となってるがDVに苦しみ足掻いている=寂しくてて飯場等に話し相手(話だけかなぁ・・・?)探しに来ますが、みな仕事を失うの怖く=親方の長男に睨まれたくない=のでほとんど相手にされない (演じられた森さん綺麗でしたぁ♪)

ちなみにラストで拳銃出すのですが・・・犯罪ドラマの見過ぎのせいか、腰後ろに銃がはさんである様子が見てとれてしまった・・・・。演出的にはいきなり銃出して驚かすとこですけど(勘の良い観客なら紛失話聞いてすぐ思いつくでしょうが)

このページのQRコードです。

拡大