ヒカルが投票した舞台芸術アワード!

2011年度 1-10位と総評
ドロシーの帰還

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ドロシーの帰還

空想組曲

確か昨年も空想組曲さんを1位にしたかもしれません。仲間が別れて行く残酷な現実と、悩める人気作家の苦悩。それにOZの魔法使いが上手くからまって、最後はなんとも言えない気持で劇場を出た記憶があります。悲しいんじゃなくて、なんとなく安心したような涙が少し出た作品でした。

エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

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エモーショナルレイバー【ご来場ありがとうございました!】

ミナモザ

私は初見ですけど再演ものなんですよね。聖母と娼婦の2人が暗い事務所で話合うシーンに涙がでました。

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

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舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

アニメ映画の舞台版、末満さんの演出に走り続ける女優陣の演技に涙した舞台でした。生で見る舞台の魅力を再認識される舞台です。

明けない夜 完全版

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明けない夜 完全版

JACROW

JACROWさんを始めて拝見した作品。終始重苦しい雰囲気の中淡々と日も解かれていく悲劇。最後はとっても悲しくやりきれない思いが強く残った作品です。

鎌塚氏、放り投げる

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鎌塚氏、放り投げる

森崎事務所M&Oplays

倉持さんの久しぶりのコメディ、三宅さんの一生懸命に混乱していく様が楽しく、だれも悪者が出来ずハッピーエンドなのが重い空気を吹き飛ばしてくれました。

三鷹の化け物

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三鷹の化け物

ろりえ

今年はやっぱり震災・原発に影響を受けたような設定・シーンが多かった気がします。そんな中で相変わらずお馬鹿なテイストで、これもある意味放射能災害が起こりますが「オカンの堪忍袋の緒が切れた」上での事。こういう年に突拍子もない方法で吹き飛ばしてしまう痛快さが(愛もあり)良かったです。

乞局(こつぼね)

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乞局(こつぼね)

乞局

優しそうな主人公の我慢の理由、平凡ではない設定ですが最後に見せた狂気にはドッキリしました。

IN HER TWENTIES

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IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

好きな上野さん作品で、素敵な女優さんが揃って面白い演出でした。演じ分ける年代の女優さんの個性がハマッテいたのも良い。(入れ替わりとかがあれば何回か見たくなる企画でした)

学生版日本の問題

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学生版日本の問題

日本の問題

こちらも企画的な所で選出致しましたが、学生版の方が面白かったし続けて欲しいなぁと思ったので選びました。

夢みた景色の描き方 flag.3 ~ハミングデイズ~

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夢みた景色の描き方 flag.3 ~ハミングデイズ~

モエプロ

10位前後は沢山迷いました、だから誰も選ばなさそうですがこの同じ設定で3本連作った企画に10位としました。1本だけ見たならこの良さは解らないのが残念。

総評

上位3位は震災前に見た作品ですね、なぜこうなるのか?谷さんの「セシウム~」とか阿佐スパの「荒野に立つ」など印象に残った作品もあったのですが、震災以降の作品にはなんとなく影響があったり、見る側の私にも何かを重ねてしまう思考が生まれてしまい、同じカテゴリーに入って選び憎い気持ちになっているのかと思います。最近の「美しい世界」なんかはいい作品だったけど、喜劇の方が印象が強いので3本ほど選んでしまいました。震災直後でも公演を中止せずに舞台を見せてくれたみなさま、ありがとうございました。仕事柄、堕ち込んでる所を助けられました、今年もよろしくお願い致します。

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