harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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コングラッチュ ユー

コングラッチュ ユー

チャーミーゴリラ

小劇場 楽園(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

小劇場の面白さ
笑いすぎで涙が出て困ってしまった!!ジャンルもキャラも様々なメンバーの作り出すハーモニーが、すごく「居心地のイイ空間」を造り上げていたと思います。細かいこと抜きに楽しみたい舞台です。このところ小劇場はハズレ続きで、少しめげていたのだけど、こういう出会いがあるから面白い!!と、また小劇場に足を向ける気持ちにもしてくれました。

ドリルチョコレートのテーマ:2012リミックス

ドリルチョコレートのテーマ:2012リミックス

MCR

駅前劇場(東京都)

2012/07/31 (火) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度

はっきり言って、がっかりしました。
これって稽古場ですることであって、舞台で観客に見せる内容とは思えません。せっかく力のある役者さんもいるというのに・・・一種“やっつけ仕事”って感じで、無駄に時間を使ってしまった気がします。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★

期待はずれ
この劇団を随分昔に観て、何年かしたらもう一度観たいとアンケート用紙に書き、去年「鬼泪KIRUI」を観て、いい劇団になった、また観たいと、思ったのですが、今回のこれはなんでしょうか?脚本もやっつけ仕事、芝居も稽古足らず・・・・・かなりがっかりしました。次観に行く時は本公演にしたいと思います。

放課後サマージャム

放課後サマージャム

翠組 midori-gumi

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

元気!!
荒削りだけど活きがイイ面々、彼らを引っ張り上げた脚本・演出の力は大きいと思います。ベースはよく有りの話が、隠し手の歌ひとつ、飽きずに最後まで楽しめました。

カサ・ノワール

カサ・ノワール

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

濃い!!
ストーリーも結構面白かったし、各々のキャラが濃く、デフォルメな楽しめる舞台であったが、残念ながら私には“この人!!”という心惹かれる出演者がいなかった。

厨

演劇企画集団LondonPANDA

王子小劇場(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

小劇場ならでは
正直言ってあの手の人間は嫌いだ。観ていて嫌になる二人の男、芝居は上手いが生理的に嫌いなものは嫌いだ。これは外したかも!?と困惑。途中から話の展開がどうなっていくかわかってしまったし、これではつまらない。そう思った。なのに、どういうわけか後半、“お前らなんとかしろよ”と思った男達を“このままでもいいかな!?”なんて優しい目で見ている自分がいた。話は見応えのあるものに変わってしまった!!有りがちな話を上手く持っていった作者と役者の勝ち。
作り過ぎない芝居も見近過ぎて、怖い気がする。小劇場ならではの作品だと思う。

私が欲しいカラダ

私が欲しいカラダ

東京マハロ

駅前劇場(東京都)

2012/04/26 (木) ~ 2012/05/03 (木)公演終了

満足度★★★★

ラストに満足!!
この手の話、大抵試練乗り越えて、全てめでたしめでたし的な終り方をする。お互いのわだかまりも消え、新しい一歩を踏み出す・・・みたいな、で、この話もそう流れていくのかと、思いきや、ラストのラストに、古傷をさらに傷つけるような言葉が待っている。“イイ裏切り”をしてくれた!欲を言えば、もう少し病気や人の感情の生臭みがあれば、もっと面白みがあったかも知れないとわたし的には思う。

朗読劇 私の頭の中の消しゴム 4th letter

朗読劇 私の頭の中の消しゴム 4th letter

ドリームプラス株式会社

天王洲 銀河劇場(東京都)

2012/05/02 (水) ~ 2012/05/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

予想外!!
米倉利紀, 馬渕英俚可組拝見しました。
朗読劇というのは、どうもわたし的には物足りない気がしていたのですが、
今回すっかり感覚が変わってしまいました。余計なものがない分、気持ちがストレートに伝わってくる。多少芝居がデフォルメかな!?と思う部分もありましたが、逆に押さえた演出がまた効いていて、重いネタを扱ったものですが、
生臭みがなく、ただただ切なく痛い愛の物語に、ついつい涙がホロッとこぼれました。

東雲十六夜【ご来場誠にありがとうございました!!】

東雲十六夜【ご来場誠にありがとうございました!!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/03/27 (火) ~ 2012/04/01 (日)公演終了

満足度★★★

もっと、さらりと
劇場入るなり、パルコ劇場みたいなセット、なかなかセンスがイイ。あらすじからも想像して、これはイイ感じの大人の芝居になるかなと・・・・・・期待して暫し・・・・・話の芯の部分はとてもイイと思うのだが、脇役が賑やか過ぎる。それも脇に行けば行くほどクセが強く、せっかくの“相手を想う心の風情”が
ボケてしまっているような気がした。もっとさらりとした日常、大人の何気ない会話の中に想いが溢れ出てくれば、もっと感じさせてくれたのではないかと
惜しい気がする。

クロイツェル・ソナタ

クロイツェル・ソナタ

丸顔

表参道GROUND(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/15 (木)公演終了

満足度★★

疲れた
多分演出の狙いだったのだろうが、1人芝居の続く二人芝居。とにかく観ていて疲れた。何を観客に伝えたいのか?黒沢嬢のくせのある、絶えず同じ調子の台詞廻し、見えない登場人物を想像するのにホトホト疲れ果てた。

-SORA-

-SORA-

PEACE

d-倉庫(東京都)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/05 (月)公演終了

満足度★★★★

このままで
説明にあったとおり、“かっ飛ばす”が妙に似合う劇団でした。若い!!とにかく舞台の上、若さ充満という感じ。そして脚本がまた若い!!アニメ世代ならではの造り。若いから軽く見ているというのではなく、その若さが羨ましいくらい発散されているということで・・・・そして、汚れのないその内容にも若さを感じてしまった。誰も悪人がいない。誰も恨むことをしない。そして、誰の心にも人を思う気持ちがある
脚本としたらまだまだ青い、人というものの愚かしさやおぞましさもっともっと勉強しなくてはいけないのだろうけど、あえて、このままでいて欲しい
誰もがほっと優しい気持ちになるそんな話を書き続けて欲しいものだと思う。荒削りだが、さわやかで気持ちのイイ舞台だった。



一握の紲

一握の紲

集団as if~

萬劇場(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しい
お初でしたが見ごたえがありました!役者陣のレベルも高い!!
始まりは明るく、でもこの段階で既に観ているこちらにザワザワとしたものがうずき始め、インプロで会場を和ませた後に来る“生臭さ”“えげつなさ”徐々に最初のザワザワ感がズキズキ感に変わっていく。観ているほうが切羽詰っていくような痛みを感じてしまった。ぎゅーっと、心圧迫するような、追い詰められていく苦しさが観ていて辛くて、なのに気持ちは引きずり込まれた。脚本・演出ともに“ここまでやるのか”と、観客を上手く裏切りを始める。
ラスト、主役の姿は何かを越えてしまった人間の傍から見たら“怖さ”のような美しさがあったように見えた。役に同化した彼女の凄さ、拍手である!






ワンダース・インベーダー

ワンダース・インベーダー

ジャイアント・キリング

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/02/21 (火)公演終了

満足度★★★

いい裏切り方
騙すつもりが騙されて・・・・・・よくありの話ですが、結末は“そうくるか”と“イイ意味での裏切り”で終る。なかなかな楽しい話ではありました。が、芝居は少々荒が目立つ。そして細部が手抜き。雰囲気的には観ているほうがほのぼのするような“温かみ”のある劇団でした。






Re:FT【劇団5454旗揚げ公演2012年8月!!】

Re:FT【劇団5454旗揚げ公演2012年8月!!】

プロデュースユニット四方八方

ザ・ポケット(東京都)

2012/02/08 (水) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

想いが溢れてました
ここの作家さんはシステム的なものがお好きで、その設定がしっかり作りこまれているのはイイことなのですが、造語やそのシステム自体がわかりにくいのが難点。
今回はその辺がスッキリしているように思えました。人の気持ちに重きがあって、人の想いが色濃く出ているようにも思えました。ラストで案内人・安藤君が涙こぼすに至る過程が納得できる内容だったと思います。
また、なかなか面白い設定が見られバリエーションも様々。展開も面白かった。
今までにこれを含む4作観せて頂きましたが、
今回が一番わたし的にはイイ出来だったのではないかと・・・・・・・・・・・



中田くんのお見合い

中田くんのお見合い

め組のよぎんち

劇場MOMO(東京都)

2012/02/01 (水) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

カラフル
“暫くぶりのめ組さん”
と、いってもいつものめ組パターンではなく、随分とライトでカラフルなキャラ揃い。“ご都合全開店”という感じだけど、それで良し良しの展開と楽しさでした。主役の中田君が“どうしても結婚したい理由”がもっと込み入っていると、もっと面白かったんだけど・・・・・・ここだけよく有りで平凡なのが惜しい。
私にとってのめ組カラー“黒・グレー・白・朱”こんな感じだったのですが
今回の“よぎんち”は若手がカラフル!!ピンクというか、オレンジというか、グリーンにブルーにパープルに・・・・・こういうキャラの濃い若手が増えたんだと、驚きでした。こういう子達が増えるのは楽しみの一つですね




風に乗れ!私の想い…

風に乗れ!私の想い…

演劇集団Nの2乗

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

有り難う
最近は小劇団もレベルが上がって来てる。特にキラキラした存在がいるわけではないけど、キャラのバランスが良く芝居もなかなかイイ。
リアル狙って、それがいい具合に乗っかっている。まぁそうそうご都合よく、理由ありのみんなが一箇所に集まってくる・・・・・はないと思うが、話としては上手くまとまっていたと思う。
なにより、前向きなラストに“有り難う”と言いたい気持ちになった。






未亡人の一年

未亡人の一年

シンクロ少女

王子小劇場(東京都)

2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇を観た。
芝居でもなく、舞台というのでもなく、暫くぶりに“演劇”という感じにドップリ浸かってきました。劇団名通り“シンクロ”していく過去と現在のストーリー、脚本といい、構成といい、演出といい・・・・・脱帽です!計算尽くされた造りは見事としか言いようがないです。淡々と、でも、床にどんどんガスが溜まっていくような、乾いているのに重苦しいような雰囲気も独特ですねぇ・・・。
映像なら簡単に出来ることを、生で演じる難しさ、役者さんたちの力量にも拍手です。

FICTION 05 (フィクション ファイブ)

FICTION 05 (フィクション ファイブ)

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/11/24 (木) ~ 2011/11/28 (月)公演終了

満足度★★★★

遊ばせて頂きました
始まってすぐ、ベタな台詞にチープな衣装に閉口。“こりゃまずったか!?”と思いつつ・・・・・・・・・・・・・・・・・
気づけば“そんなことしてたら自分が無くなっちゃうよ”と頭の中で主人公に向かってる私。結末がどうなるかは想像がつくのだが、ついつい引っ張り込まれていた。“遊び”がたっぷりで、濃いキャラが妙に魅力的!!
気持ちの疲れた方にお勧めです。私もまた、観に、いえいえ遊びに行きたいと思います。

正太くんの青空

正太くんの青空

幸野ソロ

ワーサルシアター(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

出来れば学校などで公演を!
“いじめ”を扱った話である。別にめずらしくもない。虐めた子の親と虐められている子の親、そして教師たち。以前にもこういうシチュエーションの舞台観た記憶がある。ああこういう風にしか出来ないのねという印象だったが、今回は違う!!息子の保護者会の帰りという妙なタイミングで観に行ったせいもあるが、その展開にどんどん引き込まれた。ああ言えばこういう、こういえばああ言う。のらりくらりと自分の子はいじめなどしていないと、しらを切るいじめた子の親。もう張り倒してやりたい!とまじ感じてしまいました。どう言ったらこいつら“申し訳ない”と頭を下げるのかと、観ていて当時者のように気持ちがジリジリし、虐められた子の親の気持ち、入っちゃいましたね。最後はきっと上手く収まるのだろうと思いつつ、それでも少々熱くなって観てしまいました。これは子を持つ親だからかもしれません。作者の意図はわかりませんが、私はコメディーとは思ってません。出来れば学校などで公演して欲しい作品と考えます。今の親の中には自分が“馬鹿親”だと気づかない人たちが多すぎる、子どもたちにあだ名で呼ばれることに安心する愚かな先生が多すぎる、自分がそういうものになってしまっていると気づかない人たちにぶつけてみたい作品だと思います。



近松ジュリエット女庭訓

近松ジュリエット女庭訓

劇団アニマル王子

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/07 (月)公演終了

満足度★★★

台詞テンポが同じ
雰囲気は私好み!動けるし、声も出でいる。しかし、入ってこない?おかしいな、何で感覚的に気持ちに、中にはいってこないんだろう?それどころか、めずらしく睡眠時間たっぷりとって観に行ったにもかかわらず、どうにも眠い。
舞台上では出演者が大きな声を張り上げ、バタバタと派手に動き回っているというのにどうしてこんなに瞼が落ちてくる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原因は台詞のテンポ、抑揚が皆殆ど一緒ということ。どんなに大きな声でも
同じリズムを聞き続けていると・・・・・・・睡魔が襲ってくる
リズムに変化が来たのは一幕終了間際。一幕終了の際、私だけでなく、欠伸しながら席を立つ人たちが多かった。二幕目前振り的な一幕目に比べ、各々のいろいろな想いや隠されていたものが溢れて、従って、各役ごとに違う味がにじみ始めた。いい感じに観ているこっちにも浸みこみ始めた。家名か人か
暴君に仕えざる終えない二つの家。反目した振りの互いの家長の想い。繰り返される息子と娘の恋。そして自分の存在を残したい近松の弟子。彩が鮮やかになってきた。煩い芝居だけと思っていた菊名役も後半、急に力を発揮し始めた。弾け始めたもの、舞台に締りを与えるもの、ようやく、いいバランスになってきたように思えた。
前半から各々の味が出でいればもっと楽しめたのにと、残念である。






















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