harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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渋谷金王丸伝説・スペシャル版「冒険の章」 カブキ国への誘い

渋谷金王丸伝説・スペシャル版「冒険の章」 カブキ国への誘い

フジテレビKIDS/渋谷区

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2014/08/15 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★

もっと分かり易い構成は出来なかったのだろうか?
子供向けと言えば子供向きかも知れない。しかし、話が分かりづらい。歌舞伎の所作や説明など猿弥さんが笑いを交え、丁寧に説明していたが、日舞のシーンなどで流れるシーンも多く、何を表現しているんだか、プログラムを見なくてはわからない。ヒーローものならヒーローものらしい話の展開があるのでは?主役がステージ上にいない場が多く、冒険しているのはいったい誰なんだといいたくなる。ロックな舞台という事でダンサー起用だったのかも知れないが、思いっきり踊れるシーンはガチャピンと一緒のダンスだけ。あとは添え物状態でせっかく踊れる人たちが気の毒になった。いろいろ狙ったようだが、ハズレが多かったように思う。

山犬

山犬

OFFICE SHIKA

座・高円寺1(東京都)

2014/08/07 (木) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

結局・・・
怖いのは“人の狂気”だなと痛く感じました。“震えるほど恐ろしい”・・・“生臭く気持ちが悪い”の方が強かったのではと思います。だからと言って面白くないかといえば“面白い”。観ているうちに体に力が入るほど舞台に釘付けになっていました。特にISOPPさんの動きには感嘆!!軽く自在、そして寂しさを感じて切ない気持ちになってしまった。見応えありです!!ちなみに暫くカレーは食べられそうにありません。

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

「劇」小劇場(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★


軽い題名、しかし内容はかなり重い。死んでしまったもの、それへの想いを持つもの、双方の悲しみに溢れていた。取り残された者達の行き場のない想いが引き寄せる念、それが今そこにあるのか、ずっとそのまま残されたものか、それは分からない。救いを求めているのはどちらも同じ。不思議な空気が流れ続け、やがて、どちらもそこから離れるときが来る。生きていること、どんな人でも一人ではないということ、しっかり感じさせる作品だったと思う。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

お初です。
お初です。芝居はレベルに差があり、ダンスはお世辞にも上手いとは言えない。しかし、観客を楽しませようとする徹底し姿勢がいい。また裏側のドタバタはなんとも観ていて胃が痛くなる気がした。私にはうまく入り込んできた舞台だったと思う。もう少し全体のバランスが良いともっとすんなり観れる気もする。

The Kaidan アルプス一万尺 Final

The Kaidan アルプス一万尺 Final

劇団 CAT MINT

シアターサンモール(東京都)

2014/07/30 (水) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

Kaidan
“ 怪談”じゃなくて“Kaidan”。だから軽い話ばかりで・・・怖くない話ばかりで・・・。
しかも最初から彼らが何者で、なぜそこにいるのか?分かり安すぎて、ミステリーという言葉が、意味なかったように感じる。ステージの使い方、メインのメンバーが客席から遠い。逆の使い方でよかったんじゃないか?と思わないでもない。

窓に映るエレジー

窓に映るエレジー

ジョンソン&ジャクソン

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

あぁ人間って・・・。
あぁ 人間って・・・ラストの池田さんを観て、そう言葉が心の中に浮かんだ。
大爆笑という笑いではなく、ふっと噴出してしまうような笑いが絶えず続き・・・・こういう味はなかなかないなぁ・・・と芸達者揃いの舞台を楽しむ。普通なら食いつくようなネタが軽々と交わされたり、あり得ない納得があったり、逆突っ込み。通常のコメディーとは笑いのつぼが違う。シュールな笑い、ふっと思わず漏らす笑いがこれでもかと続く。反面、なんともむなしい、人のおろかさが否応なく表現されていた。

owl children

owl children

株式会社Legs&Loins

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鴟梟-sikyo-
前半は登場人物の背景や人間性がいまひとつ見えず、戸惑った。話の流れも少しすっきりしない。しかし、後半になると、どんどん突き刺さってくる台詞が増え、(特に“大人は子供に害を与えます”この台詞は忘れていた過去と今の自分を鷲掴みにした。)心に痛いそれらが続き、曖昧だった前半の?が蹴散らされていく。話の全面に血生臭い光景が続く。だが、居酒屋ベースボールの舞台独特の空気、どこか乾いたそれは、その血生臭さがべたべたまとわり付くことがない。時々うっとなることはあっても、目を背けたくなっても、そこから立ち去りたい気分にはならない。ただ彼らがどうなっていくのか?それだけを追い続けていたような気がする。

0号 -2014-

0号 -2014-

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

田中良子さん
戦争が絡むと、どうしてもやりきれない切なさが付きまとう。歌やダンスがあって、陽気なキャラや、癖の強いキャラが出て、どんなに笑いをとっても、それは響いてしまう。ならば、やりすぎのくどい笑い狙いのものなどなくてもいいんじゃないかと、ついつい思ってしまう。それらがなくてもしっかり成立した舞台だと思う。ほんわりとした田中さんの語り口、これだけでも充分感動してしまう。出来れば彼女に老いも若きもひとりで演じて欲しかった。

プライム輪舞曲

プライム輪舞曲

クリエイティヴ零-ZERO-

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

黒のエンディング
実はあらすじ読んだときは、もう少し深いお話かと思った。幸せというより人の欲の話。だとしたら、当たり前のみんなが良かった良かったのラストより、人の浅ましさやえげつなさが見えるラストがあるのは、なかなか良いんじゃないかと思う。懐かしの某ミュージカルネタがいろいろ出てきて、かなり楽しかった。少々落ち着き無くドタバタしっぱなしは疲れるが、ストーリー組み立てが面白かったのでオマケで星四つ。

やめらんねぇ

やめらんねぇ

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★

疲れた
劇場には笑い声が溢れていた。が、どうも笑わせよう狙いが強すぎて・・・濃い・くどいキャラが多く、少々閉口。これをやれば笑いが取れる的なネタも多すぎる。ナチュラルな笑いではないんだねと癖の強い笑いに疲れた。主役の加藤君、かなり買っている役者だが、このフィールドは彼の場所ではないような気がする。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

王子MON★STAR(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

更なる感動
ワーサルから二度目。なのに馴染むというか居心地のいい空間。前回とは違う角度から観劇。前回見えなかった表情がいろいろ見えてくる。そしてこのスペースの隠れた造りに驚かされ、それを上手く使った演出がさらにこの世界に不思議な魅力を加えている。5人の登場人物は自由に動き回り、心を引っ張っていく。前回より更に深く、この世界に入り込み、ラストには涙がこぼれた。

鎌塚氏、振り下ろす

鎌塚氏、振り下ろす

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ともさかりえさん
コメディー、お得意な方たちが名前を並べる中、“ともさかりえ”ドラマでしか観ない女優さんで、わたし的には舞台にイメージがない。今回その考えが完璧に覆りました。メイド姿、清楚で可憐、そしてキュートなコメディアンヌ!!何気に起こすあれこれ、こんなにも間合いのいい女優だったとは・・・。もちろん三宅さんの動きの良さ、ベンガルさんのボケっぷり、見所いっぱい。演出も回転するステージのテンポにせりふが絡む辺り、上手い!!上質のコメディーでした。

Peach Boys

Peach Boys

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★

特徴なし
話の展開はよくあるタイプ、目新しさは無い。芝居はステージの広さを十分に使い切らず、あちこちに隙間を感じた。若手出演者の熱意は感じるが、それが充満するのではなく、拡散してしまう状態。登場人物のバックボーンがはっきりせず、上っ面だけで話が終わってしまっている。時間を長くしても登場実物ひとりひとりに食い込んだ部分があれば、もう少し観る側に理解させることの出来るものになるのではないかと思う。殺陣をほめている方もいるようだが、私からすれば、全体的に軽すぎ、形だけの殺陣が目立つ。確り身についた出演者もいないではないが、相手がこの状態では活かせずというところだろうか。

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く

LiberalFamiliar

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

風景が感じられない
まぁこんなものでしょ!!そんな風に思いながら観ていた。塩崎さん(彼のダンスと殺陣は良かった)以外、特にこの人!と思う方もいない。話は良くあり。どうにも話の進行に伴う背景が見えてこない。どこがどこなのか、場面場面のそこは、いったいこの建物のどの辺りなのだと疑問が浮かぶ。どうにも風景が感じられない。しかもはけてすぐ出てくるタイミングが早すぎるような気がする。それでもラスト近くになって女性陣がめきめきいい芝居を始めた。特にカレン、登場の際には無い、暗いものが吐き出されいくシーン、ここはなかなか良かった。

おんまさん

おんまさん

ゑんドコロ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/01 (火) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

脇キャラ
脇キャラで成り立っている舞台だなと、1番強く感じた。芸達者な熟年組、味のある芝居、そして、展開が面白い。向かう先は見えているのだけど、そこへ行くまでの話の転がり方、あっちへこっちへ意外なバウンドをして落ち着くまでが絶妙でした。

Anytime.Anywhere

Anytime.Anywhere

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★

芝居と好み
あやんぬさんが“好き嫌い”がとおっしゃっているが、私もそう思う。で、わたしの好みとして、こういう救いの無い話は苦手だ。確かに話としてはある種のけじめというか、ひとつの山を越えたところで終わっている。が、これは終わりではないし、各々の問題が全て解決したわけでもなく、前向きというほどまでにも至っていないように感じる。雰囲気のある出演者、味のある方もいる。多分出来はそんなに悪いわけではないと思うが・・・・・。申し訳ないあくまで個人の好みとしてはしんどかった。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

囚われない発想力
なんといっても常識に囚われない発想力の豊かさ!!そしてちょっとやそっとのことではびくともしない劇団員!!これが最大の強み。次々繰り出される“有り得ない”
キャラ、観ている側の二段上からの攻撃!!笑い続け、そしてなんとも切なく、心温ったかい感動!!面白そうな匂いに釣られて観にいったが、奇想天外なオリジナルフルコース、更にデザート食べ放題ぐらいの満足感!お勧めです!!!!!!

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

心に残る
久保田氏の新ジャンル、史実をもとに作られている。結末がどうなるかはわかっていても、ついつい気持ちが入って、熱くなった。龍馬の台詞のいくつかが、痛いくらい突き刺さってきた。説明文の多さが少しわずらわしいが、秀作だと思う。

時代絵巻AsH 其ノ四 『蒼刻〜そうこく〜』

時代絵巻AsH 其ノ四 『蒼刻〜そうこく〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/06/24 (火) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★

定番
気合は感じるが、若手は台詞も動きも荒さが目立つ。殺陣好きの私には定番過ぎる動き、見応えがない。舞台半分を占めるセット、ただでさえ狭い舞台が更に狭く、そこで10人からの殺陣って無茶だと思う。殺陣がどうしても守りになってしまう。もう少しステージスペースの取れるところを選んではどうかと思う。ストーリーも新しさを感じなかった。

Freak box -the:FINAL-

Freak box -the:FINAL-

姫君

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

ただ観ていても・・・
さすがにダンスは上手い方揃いで、見応えあり!!衣装もファンタジック!!この劇場でこんなにも高さを感じるセット、初めて観た気がする。前半はくどいおふざけがあるが、後半の盛り返し、ようやく役者の本領発揮という気がした。お話はただ観ていると楽しいが、その場所はいったい何なのか?なぜそこに彼らは来たのか?各々の起因、そうなった根っこがわからず戸惑う。劇中“らしき話”は出てくるが、どうにも弱い。が、ラストではっきりしないそれらの理由の意味がようやくわかった。ちょっと作者の独りよがりに感じてしまわないでもない。でもエンターティメントとしては見応えあったと思う。ダンスが良かったのでおまけで星4つ。

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