ALF0707が投票した舞台芸術アワード!

2019年度 1-10位と総評
掬う

1

掬う

ロ字ック

重いテーマを、重い空気でやりきった
佐津川が当たり役

月の獣

2

月の獣

パソナグループ

アルメニア大虐殺
時を同じくして、米上院ではこれを歴史事実とする判断が出た(米国政府自体は否定)
何か、歴史のうねりを感じる。
この4人芝居、岸井にはまだ厳しかったか。。

刹那ィ

3

刹那ィ

劇団イナダ組

某劇団の休止が話題になっているときに、客演して頂くとは。。。
プロ根性かな。
作品も面白く、こういう小劇場ならではの雰囲気も良かった。

らぶゆ

4

らぶゆ

KAKUTA

桑原作品、これまた安定感抜群。
世界観、人間性、関係性が微妙に良い。
桑原作品の映画化も進んでおり、
小演劇からこういうセンスある人達が売れてくのは応援したくなる。

ビューティフルワールド

5

ビューティフルワールド

モダンスイマーズ

蓬莱作品、ここにあり、かな。
完成度抜群、ある種異常な出来栄え。

治天ノ君

6

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

初演、再演に続き、この再再演も観劇。
この年、この時代だからこそ、観なきゃ。

涙目コント

7

涙目コント

MONO

良く練られた作品ですね

フローズン・ビーチ

8

フローズン・ビーチ

KERA CROSS

事前にはキャストの変更などあって、少し不安視していたが、内容はバッチリだった。

獣の柱

9

獣の柱

イキウメ

安定の前川ワールド
この人の物語の組み立て方って秀逸だな
少しずつ映画化されたりしてるので、
もう少し世間の認知が広がると良いな

悲劇のヒロイン

10

悲劇のヒロイン

Nibroll

人が変りゆく様が素晴らしい

総評

仕事の都合があり、観劇数は減っている。
ただ、代わりに、どうしても観たいのはそれなりにあって、
地方公演まで遠征したりしてる。(支出的には無茶苦茶な状態だが)
この「どうしても観たい」という絶対数も少なくなりつつあるような気がしてならない。
それは個人的な興味、好奇心の減少があるかもしれないが、
このSNSが広まっているこの時代において、以外に”良さ”が伝わってこないことが気になる。
それは、東京公演ものが地方巡業するのは一つだが
もう一つ、地方でしかしていない演劇の突き上げである。

マーケットが限定的である以上、商売的に厳しいことはわかるが、
それでも、地方ならではの演劇を魅せてほしい。
(鹿殺しの初期時代のような劇団って今ないのかな・・・)

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