好きよキャプテン
Theatre劇団子
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2010/02/24 (水) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
惚れてまうやろぉ~!
昼夜2公演を観ることができました^ω^
脚本、演出、役者の技量はもちろん、照明、音響、選曲、美術などなど、すべて申し分なしです。
実のところ、2回目を観た時は、粗探しをしてやろうかと思っていたのですが、そんなことも忘れてしまうぐらい、芝居に引き込まれてしまいました。
2度続けて観ても、同じところで笑い、涙し…。
ある時期から、よほどのことがないかぎり、満足度で星5つはつけない方針にしているのですが、こんなの観せられちゃったら、減点しようがありません。
チクショウ!やられちまったぜ(;´▽`A
劇王VII
日本劇作家協会東海支部
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2010/02/06 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了
満足度★★★
鹿目強し!
決選前にそれはしまいと思いつつ、ついつい、昨日購入した鹿目のエントリー作品を読んでしまったので、ボクの中で、彼女の3連覇は目に見えていました
強いな~、鹿目…
本はもちろん、演出もずば抜けていて、その完成度の高さに、ただただ、感心しっぱなしでした
ひとつだけ苦言があるとすれば、あらかじめ本を読んでたボクは大丈夫でしたが、そうじゃない方には聞き取れないセリフがあったのでは?
あれは大きなマイナス点ですよね
それ以外は、文句のつけようのない作品でした(*・∀-)☆
それにしても、この先、鹿目を破る人って現れるんだろうか?(;´▽`A
飛び出す落語
シアタームーン2
theaterMOON(愛知県)
2010/01/11 (月) ~ 2010/01/18 (月)公演終了
占いホテル
劇団あおきりみかん
テレピアホール(愛知県)
2009/11/20 (金) ~ 2009/11/22 (日)公演終了
満足度★★★★
レビュー!?
ネットで“あおきりみかん”を検索すると
「以前と比べ大きく変わった」
という発言を度々見かける
変わったからどうなのかと言えば
思った以上に否定派が多いような…
ボクの場合
『「ギャル~閉じません~』以降しか観ていないので
それ以前がどういう作風だったのかよくわからない
DVDで何作かは観たけれど
生で観るとのは感覚が違うだろうしね
ちなみに『「ギャル~閉じません~』は
“あおきり”初となる外部作家(松木麻里子)の作品
したがって
ボクが生で観た鹿目の作品は
『パレード旋風が巻き起こる時』からってこと
だから
「変わった」
と言われ始めた以降の
ほんの数本しか観てないわけで…
その作風を素人のボクが言い切るのはかなり失礼
もしくは的外れかもしれないけれど
一言で言ってしまえば
あえて答えを出さない作品かな
観る者それぞれが微妙に違う感覚を持ってるんだから
当然の如く自身で導かなきゃいけない答えは千差万別…
それを
「不親切」
「わかり難い」
と言ってしまえばそれまでなんだけど
ボクから言わせれば
それが“あおきり(鹿目)”の面白さなんじゃないかな
答えを出さない
それが答えのような… (『OnYourMark』CHAGEandASKA)
↑なんて歌詞が頭に浮かんだ(;´▽`A
複雑な展開に置いていかれないよう頭を回転させつつ
自身の答えを探りつつ…
確かに
それはそれで結構忙しいんだけどね(; ̄ー ̄A
で
それが好きか否かと言われれば
大好き!!です^ω^
人間の表面と深層心理のギャップを
チクリ!グサリ!と皮肉りあざ笑いながら
その憂いに愛おしさを感じさせるような…
そんな“あおきりみかん”が大好きだ~~~!(*・∀<*)
と
全くレビューになっちゃいないけれど
東京公演を控えているから
今回の作品の内容には触れない方がいいかと…
それでもちょっとだけネタばらし
大掛かりなセットがまさか!という展開に…
大道具さん大変だったろうな~
往復ビンタを喰らう新藤(松井真人)の表情が
素を見ているようで◎ ( ̄m ̄*)
何度か出てくるダンスは
大きなステージならではの演出かな?
ついつい
お気に入りの手嶋仁美ばかりを目で追っちゃった(;´▽`A
関東の皆さん
決して観て損はない劇団ですよ~(*・∀<*)
名古屋が誇る“あおきりみかん”
是非とも観てやってください
東京公演
まだまだ席に余裕があるそうです。。。
クレームにスマイル2009
ニットキャップシアター
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/11/06 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
自身の都合のみを優先し
怒り、焦り、痛み、葛藤の責任を
その場にいない誰か(何か)に転嫁しようとする者たち
が
本来、その責任は誰か(何か)にあるのではなく
やっぱり自身の中にあるんじゃないだろうか
最初は知らない誰かの死に向けられていた苛立ちが
やがて切ない想いへと変化してゆく…
私たち死んだものが目覚めたら
shelf
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/10/02 (金) ~ 2009/10/04 (日)公演終了
その穴・・・
シアタームーン2
シアターココ(愛知県)
2009/10/22 (木) ~ 2009/10/31 (土)公演終了
自転車英雄
オイスターズ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/10/23 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
面白い!
6畳ほどの小さな部屋(舞台)に
総勢9人の役者と自転車が2台
さらに途中で散らけた
ざる蕎麦の蒸篭が数十個
他にも家具やらちゃぶ台があるし
舞台奥中央には高さ1.48Mのトンネル入口(出口?)が…
入れ替わり立ち代わりの役者
自転車は走る
蒸篭は飛ぶ
狭っ! (;´▽`A
わざとであろうけれど舞台の広さに無茶があるため
役者同士が落っこちないよう気遣いながらの演技が
おかしいのなんの… (^m^ )
肝心の話の展開も奇想天外
どうしてそういうやり取りになるのか
先がまったく読めないバカばかしさは
面白いったらありゃしない ( ̄m ̄*)
これまで
「劇玉(短編3本)」
「トラックメロウ(カラフル3 2nd)」
という短編しか観たことがなかったから
今回のオイスターズは新鮮に感じました
不条理会話演劇
いいですね d(・∀<)
ただ一つ気になった点はといえば
何度か繰り返された長すぎる間
一度二度なら笑えるけれど
くどいくらい繰り返されると
飽きちゃいますから…
次回作も期待してま~す (^▽^)
罪なき子供のヒドイ罪
試験管ベビー
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった~♪
とある小学校の卒業生数名が
20年振りに集まった
呼び出したのは
昔も今も強い女・石川
呼び出された面々は
当時いじめっ子だった富山
皆のまとめ役・横田
いじめられっ子・後藤
石川は
小学校時代の思い出を収めたタイムカプセルを
どうしても掘り起こしたい
タイムカプセルの中には
大好きだった新任教師奈津子先生が
自分宛てに書いてくれた手紙が…
石川に脅かされつつ
アラサー男3人がチンタラ堀り始めるものの
出てくるのは他のクラスや学年のカプセルばかり
諦めかける男たちに
石川が告げる
奈津子先生は
彼らが卒業した5年後
突然亡くなったらしい
自殺との噂もある先生の死
奈津子先生に何があったのか
何故死んでしまったのか…
石川と男たちは
思い出の手紙とともに
先生が死んだ理由を探すため
タイムカプセルを掘り起こし続ける
他人の思い出の中に綴られていたのは
いじめと向き合う奈津子先生の姿
さて
その真相とは…
女子のアナ
裏庭企画
pH-7地下劇場(愛知県)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了
ぜつぼうこうじょう
オレンヂスタ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/08/28 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★
う~ん
吹き荒れる不況
ドラッグ(大麻)
殺人事件…
確かにどれも絶望なのかもしれないけれど
「それだけかい!」
と突っ込みたくなったのはボクだけ?
飽きさせることのないよう
ダンス、歌、コントを散りばめてはいるが
どうにもこうにも薄っぺらなストーリー
序盤の展開から
不況、ドラッグ、殺人事件と
どれもが先読みできちゃうんだもん
で
結末はどうなるのかと思っていたら
何もないまま
「はい。終わり!」
って…
完全に消化不良です
途中のコントはそれなりに面白かったんだから
いっそ徹底したコメディーにしちゃえば
それはそれで良かったんじゃないかな
さらに気になった点として
幾度となく聞き取れない台詞、歌詞
前後の流れから頭の中で繋げることはできるが
やっぱり聞き取れないのは良くないですよね
また
開演前のテープによる注意事項では
「○○病は危ない」ともとれる内容が…
面白くもないギャグに紛れて
特定の病名を挙げ危険呼ばわりするなんて
明らかに不適切ですよね
笑うどころか
かなり不快に感じました
…ということで
次回作に期待します
あおきりみかん男子部男祭り
劇団あおきりみかん
G/Pit(愛知県)
2009/08/08 (土) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
やっちゃった
劇団翔航群
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/08/01 (土) ~ 2009/08/02 (日)公演終了
満足度★★
やっちゃいましたね
「やっちゃった」という題名や、あらすじの煽り方から、深いミステリーかと
思っていましたが、随分と浅い話でした。
何だか、肩透かしをくらったような感じです。
あきらかに多すぎるキャストそれぞれに見せ場を作るがために、結局、全体像
がぼやけてしまうのはNGですよね。
キャストを半分にし、無駄をバッサリ省けば、もっと面白いものが出来たので
はないでしょうか。
違う意味で、やっちゃいましたね。
そうそう、トメコ役の久田由紀さん、いい役者さんですよね~。
彼女の一挙一動を追いかけていたおかげで、途中、他ごとを考え始めちゃう事
態は避けられました。
逆に言えば、彼女が舞台に立っていなかったら、飽きちゃっていたかもしれま
せん。
ということで、次回、グッと心を掴んでくれるような作品を期待しています。
アチャコ
ユニット・トラージ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/07/30 (木) ~ 2009/08/03 (月)公演終了
満足度★★★
贅沢の極み(?)
東京・大阪公演のレビューを観て、ある程度の予習をしてはいましたが、
その想像を遥かに超える作品でした。
ここまで徹底してやってくれれば、言うことありません。
独特のユルユル感が、すべて計算しつされたものであるかと思うと、ある
意味、衝撃的でさえあります。
最後まで、開いた口が塞がらないまま、見入っちゃいました。
もし、力のない脚本家、演出家、役者が、似たような舞台を作ったとした
ら、こうはいかなかったでしょうね。
スゴイものを観せていただきました。
こんな贅沢なユルユル感を経験できたことに感謝です。
メイン・ディッシュ
劇団あとの祭り ~あふたぁぴーひゃらら~
御浪町ホール(岐阜県)
2009/07/24 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★
う~ん
簡単に言っちゃえば
人として大切な心を失っていた男が
大きな代償を払ってそれを取り戻した
…という話
無難というか
よくある題材で
安心して観ていられました
が
笑いをとるようなネタもなく
泣かせるシーンがあるわけでもなく
最後まで淡々としたストーリー
つまらなかったってわけじゃないけれど
あまりにもメリハリがなく
ダラダラと無駄に時間を使っているようで
途中で集中力が途切れちゃいました
あの内容で1時間40分は
いかにも長いよ
残念ながら
印象に残る舞台ではありませんでした
次回公演はまた来年ですね
次こそ期待してます
南須賀ディスカバリーズ
アトミック☆グース
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/07/24 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
「ハードボイルドエッグズ」「インポッシブルドリームズ」
シアタームーン2
シアターココ(愛知県)
2009/06/24 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
不条理演劇
まだまだ公演折り返し地点なので
当たり障りのない程度のレビューを…
フライヤーや諸々ウェブサイトを見て想像していたものと
全く違った舞台だったため少々面食らっちゃいました
が
この手のブラックスパイスの効いた作品って
ボクの好みの一つでもあり
充分に楽しむことができました
「ど真ん中で右を向いている ちょっぴりタカ派」
のボクとして
ひとつだけ引っかかったところがあった為
出演者のこもる氏に問い合わせたところ
迅速にご丁寧な回答をいただきスッキリした次第です
細かいところにまで
ちゃんとした意味がある…
さすがですね
うん
間違いなく面白かったです
箱を持っている
劇団あおきりみかん
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/06/25 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
ペダルをめっちゃ漕ぐ
Theatre劇団子
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/08/20 (水) ~ 2008/08/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
DVDですが
観たかった「ペダル~」を
や~っと観ることができました
いい!!
2時間20分という時間だけを考えれば
かなり長い舞台なんでしょうが
それを全く感じさせないテンポ、展開で
飽きることなく最後まで楽しめました
いったい何時になったら漕ぐのかと
良い意味で焦らされまくりでしが
終盤、あんなにまで漕いでくれるとは…(;´▽`A
あれだけ漕ぎながらの台詞
大変だったんでしょうねぇ
そして何よりも
この舞台の見所は“ペス”でしょう
すべてを見守った“ペス”が
幸せな気持ちいっぱいで(天国に)旅立つ時…
感動しちゃいました
ホントにいい劇団だなぁ
地方在住のため
生で観る機会は滅多に訪れないでしょうから
少しずつでも
DVDにて過去の作品を観ていこうと思っています(*・∀-)☆
キバコの会 「素。」
キバコの会
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2009/05/29 (金) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
さすが本物は違う!
いきなり前説として堤監督が登場したり
(前説アシスタントは少年ボーイズの安藤さんでした)
場内アナウンスが山寺宏一氏だったり…
本編を前にしての粋な計らいから始まり
その後は実力派俳優さんたちの舞台を堪能できました
やっぱり違いますね
本物の舞台俳優さんの演技っていうのは…
凄い、ホントに凄~い!(☆▽☆)
そうそう
ベテラン勢の中に混じって
唯一の若手として出演していた柳田衣里佳ちゃん
いやいや
なかなかの演技でした
いずれ大きく化けるんだろうな~
将来が楽しみな女優さんとして
要チェックですよ d(・∀<)
また
本編が終わり
全キャスト揃っての挨拶で終わり…かと思いきや
まだまだ続く憎い演出
楽しかった~♪
でもね
肝心のストーリーが
どうも尻すぼみみたいな気がしてならないんです
え!?そこで終わり???
って感じでしょうか
話終わってないでしょ
あれじゃ…
それとも
次回へ続く布石なのかなぁ?(;´▽`A