1
ツバメの幸福
ツツシニウム
ぜひたくさんの人に観てもらいたい舞台。
水崎さん演じるツバメ、星璃さん演じる王子ともにピュアかつ繊細な演技で心が揺さぶられる。
シンプルな舞台美術だけど、照明とはこうして使うんだというぐらい多彩かつ美しい表現と相まって、本当に良い舞台。
超おすすめです!
2
一日だけの恋人
稲村梓プロデュース
千秋楽を観劇。
2人芝居ですが、他の方が触れているように歌とか色々な要素ありで飽きさせない展開。
稲村さんの魅力ももちろんですが、相方の杉山さんのリアクションも見事。
3
ホテルニューパンプシャー206
UDA☆MAP
初めから最後まで笑いっぱなしの90分。
鈴子役の小林亜実さん、里子役の高宗歩未さん、理香役の梅田悠さんともに個性的なキャラクター造形でとても面白い。
あと、理香の終盤の乙女感が可愛い。
4
劇団晴天の「曇天短編集」vol.2
2223project
一言で言うなら、刺さる芝居。
登場人物それぞれがどこか共感させる面があって、台詞が心に響く印象。
脚本も繊細でもちろん良いのだけど、役者陣の演技も間の取り方など過剰過ぎず、かつ、平板棒読みでもない好演で3本とも(幕間の一人芝居も)完成度高し。
普段純コメディやミステリー、2.5次元舞台などエンタメ志向強い舞台中心に観てますが、こういう芝居も良いよなあ…。
5
【Perfect Murder Case -パーフェクト マーダー ケース-】
竹内尚文プロデュース
密度感濃厚なミステリー。
時間を忘れて、見入ってしまった。
シナリオももちろん良質なのだけれど、登場人物の造形やバックグラウンドを考えさせるあたり、役者陣の演技力も見事。
ラストシーンも色々解釈できそうで、カーテンコール無しで余韻を感じてもらいたいという狙いも当たっていると思う。
6
〜ボブジャックの少し早い年忘れの宴!〜
Bobjack Theater
「目を閉じておいでよ」を劇場で観てきました。
刺さる芝居による長編群像劇。
途中結構どろどろした感情も入るのですが、観劇後は元気になれる・爽やかな読後感といった印象。
主演の森岡さん、結構難しい役柄のように感じるのですが、良い芝居してるなぁ…と思いました。
7
オールドメイド
ピウス
完成度高いサスペンス・ホラー。
どっちかと言うと明るい話を観たい方なのですが、これだけのめり込める芝居なら全然OK。
人物多いので、ピウス企画のTwitterでの人物紹介を読んでから観劇した方が良いかもしれません。
8
ザ・ボイスアクター2020~アニメーション&オンライン~
劇団6番シード
アニメーション編を観てきました。
笑い所多数のコメディ。
6番シード代表の松本さんが「今は暗い物語を観たくない」とカンフェティのインタビューで話していましたが、コロナ問題で世相が暗い今、単純に面白く、楽しい舞台を観たいという人にはお薦めできると思います。
9
絶対、押すなよ!
東京AZARASHI団
ここでの評価が高かったので、急遽チケ取って、観てきました。
評判に違わぬ面白く、かつ、泣ける要素もありの良い舞台。
出だし時点では紅一点の美女を除くとくたびれ気味のおっさん4人が椅子に座ってるだけで舞台美術と言えるほどのものも無く、華の無い座組だな…とか失礼な感想を抱いてしまいましたが…。
そういった要素が無くても良い芝居は作れるのですね。