tottoryの観たい!クチコミ一覧

401-420件 / 646件中
タージマハルの衛兵

タージマハルの衛兵

東京演劇アンサンブル

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2021/09/08 (水) ~ 2021/09/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

中止にならぬ事を願いつつ..。
新国立での初上演は観劇叶わず、これは悔しかった(とっても穿った舞台だったに違いないと想像されたから)。従ってアンサンブルが次の公演の演目に決めたと知れば一も二も無くである。
劇の台詞展開はシンプル。だが王宮と二人の位置関係や、二人が咎められる所以の視覚的に納得させる処理が難しそうだと台本を見た時思った(「悲劇喜劇」収録)ので、三木演出のチャレンジが楽しみでもあり、不安でもあるがそれも含めて楽しみ。

『砂の女』

『砂の女』

キューブ

シアタートラム(東京都)

2021/08/22 (日) ~ 2021/09/05 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

久々のケラ舞台観劇になるか。先般同作を劇化した圧巻の舞台を観て、とにかく「舞台化」できた事自体が驚きであると嘆息したところだ。
方やこちらはケラ流の趣向がぶち込まれた舞台になる事だろうが、果たして原作が今なお持つ衝撃を伝えられるのか(題材を借りたというだけでなく)・・ケラならできる?というならやってみろと喧嘩を売る気分だが、さて見てやるものかな。

OH, GOD!
I JUST KNEW THAT...I CANNOT BUY ANY TICKET, SO I CAN NEVER SEE THIS PLAY
ANYMORE, FROM NOW ON!!

反応工程

反応工程

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2021/07/12 (月) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

前に流山児事務所のを観たが反骨=風刺の芳香香しく躍動的だった。宮本研は他の作品(美しき者、明治の柩等)に先に馴染みがあったので「反応工程」を異色作だと勝手に推測していたが、(流山児版演出のぶっとび加減にも拠るやもしれんが)宮本研の権力を上から見下ろして溜飲を下げる批評的演劇の印象とは、この戯曲は随分違った。
近年上演頻度が高くなっていると言うのは時代がこれを欲している(というか許容している)・・のかも。
千葉哲也演出というと虚構の劇団鐘下作品上演や風姿花伝プロデュースで出演もしたやつ。ナイフのような。「反応工程」をどう演出するのか見たい。。
が、どうも観に行けそうにない。

一九一一年

一九一一年

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2021/07/10 (土) ~ 2021/07/18 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

既に始まっているが。 前作同様こちらも男衆に女一人。大逆事件の検挙者の人的配分に同じなわけだな。劇チョコは「テーマが硬い」上に「真面目」な色で記憶されてるので最初は逡巡するが、結局観たくなる。良い舞台を思い出して、そうなる。前作も胸を熱くさせられた。観たいと思うが決めかねている(時間が取れそうにないので)。さあどうする。

盲人達

盲人達

錬肉工房

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2021/06/24 (木) ~ 2021/06/27 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

むむ。「錬肉」の文字を地元神奈川で見るとは。アクセスは近いが残念ながら時間が合わず観られないので例によって未練の書き込み。
遅く知った口だが自分の強烈体験は「始皇帝」、千駄ヶ谷の能楽堂で、「不動」に近い動きの中、演者が謡い方となってテキストを語るが地謡の発声では言語判読できず、溶暗に近い照明ではパンフに印字された丁寧な場面解説も読めない。能では一度の例外もなく「寝る」その例外にはならなかったが、薄墨で描いた絵のような視覚的な造形は強烈であった。
もっとも他の舞台を観る限り、視覚的表現にどれほどこだわる集団であるのかは判らないが。
健在ぶりに安堵。

別役実短篇集  わたしはあなたを待っていました

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

昨年の燐光群流「別役実」は意外に正答を得たものであったが、その延長戦をやるとは・・。
燐光群は以前別役作「象」をやっているが、日本で最も多く戯曲を書いた(確か140本以上)別役実の「象」を含む初期作品群は(他でもない別役作品だが)少し肌合いが違う。実社会の中にテーマ性が窺える作品、と言えば良いか(あるいは時代のキャンバスに描かれた絵)。従って初期作品はその「拠り所」がある点で上演作品としての難易度が低い。だが程なく確立されて行く別役世界はその「拠り所」がなく、戯曲を成立させるのに演出と役者は難題を突きつけられる(この事は失敗した別役舞台から推測される)。しかし拠り所に縋らず自立できた舞台は、観客に鋭い刃を突きつける。
前回この部類の別役作品を社会派の燐光群が「成立」させた事に自分は驚いたのだが、「短編」への挑戦はその意味でのハードルをさらに高くする。果して・・不安と期待は正直半々である。

虹む街

虹む街

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2021/06/06 (日) ~ 2021/06/20 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

実演の庭劇団ペニノ待ってました!緒方晋筆頭に役者陣も。おっと涎垂れた。

外の道

外の道

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2021/05/28 (金) ~ 2021/06/20 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

不老不死をもたらす「完全食」を追究し人間のタブーにまで行き着いた前作『天の敵』。今作はタイトルから推すしか無いが「外道」の復権、少なくとも相対化の意図を勝手に推測し、身震いするフィクション待ちの舌になっている。全然違うかもだが。

東京ゴッドファーザーズ【5月2日~5月11日公演中止】

東京ゴッドファーザーズ【5月2日~5月11日公演中止】

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2021/05/02 (日) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

今日で終わってしまう公演。「観たい!」というより「観る!」であったがこの最終週末は完売で「当日会場に来ないで」との事で断念。原作は知らないが今を時めく演出家が初の新国立主催公演登場、期待していた。今後の成果に繋がる公演になれば良いのだが。。

アントロポセンの空舟

アントロポセンの空舟

水族館劇場

臨済宗建長寺派 宗禅寺 第二駐車場 特設野外儛臺 虹の乾坤(東京都)

2021/05/14 (金) ~ 2021/05/31 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

昨年4月初旬から予定だった新宿花園境内特設テント公演が(劇団はやるつもりだったようだが)ギリギリの所で神社側から要請あり中止、今回は花園神社を離れてどこでやるかと思えば随分遠くへ行ってくれたものだ。。そう言えば水族館劇場別動隊「さすらい姉妹」越年公演も直前まで情報アップを待っていたが無く、諦めていたら「やった」という。情報は毎度の「さすらい姉妹」ページでなく「お知らせ」に上っていて大晦日のお楽しみがワヤ。そんなこんなで2年(いやもっとか)振りの水族館劇場。観たいのだが時間あるかな・・。

アントロポセン=人新世という最近よく目にする単語は地質学上の年代区分だとか。「更新世」というのがほぼ人類史の始まりに重なり、次なる「完新世」は最後の氷河期を終えて温暖化で文明の基礎となる農耕や工作技術が発達し、現在に至る年代(新石器時代に当たる)。更新世は300万年弱、完新世は一万年余。続く「人新世」とは近年提唱された概念で、20世紀以降人間の活動の痕跡が万年規模の歳月を経ても地質に刻まれているだろう事を「未来」目線で予想したものらしい。
何を示唆するための概念かは知らないが、、言葉の引力を感じる。。

ドップラー

ドップラー

KOKOO

シアター風姿花伝(東京都)

2021/04/20 (火) ~ 2021/04/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

目白から風姿花伝までの長い道のりを、最近よく歩いている。たまたま公演があるからなのだが、劇場サイトの公演予定に上がってるのがまた面白そうなのでつい注目し、初の団体でもハードル低く見に行ってしまう。うつつのしかく「半神」、「ヘッダ・ガーブレル」、先日の1999会など。
今回は身体表現系のグループと知って(なぜか)警戒のハードル下がり興味湧く。楽しみ。

「SEVEN・セブン」「岸田國士恋愛短編集」

「SEVEN・セブン」「岸田國士恋愛短編集」

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2021/04/09 (金) ~ 2021/04/16 (金)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

岸田國士戯曲の上演が観たい!
文学座若手演出家(皆女性)の仕事が見たい。
渋谷はるかが見たい。(名指すのも何だがOn7共々久しく見ないので)

『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

どこかで見た書き手、と調べてみると、配信であったがサンモールスタジオ「Crime-2nd-」の内の一編、初対面の三人による行き当たりばったりの殺人を犯した実話の劇化(折角集まり意気投合したのだから敗退すまじ、何か一つ戦功をとばかり..まるで日本陸軍)を見た。
本作もやはり実話(犯罪事件)をもとに作られた劇のよう。記憶にない1979年人質立てこもり事件。残念な事に観れない・・例によって未練の投稿を、と書いている間にライブ配信がある(+若干のアーカイブ視聴期間)と知り、観る気でいる。

ボイスドラマ版 四部構成 『夢の肉弾三勇士』

ボイスドラマ版 四部構成 『夢の肉弾三勇士』

七ツ寺企画

ボイスドラマWEB配信(愛知県)

2021/03/20 (土) ~ 2021/04/25 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

耳で観るお芝居。ユニークな企画。流山児祥の劇作なるものがあったとは知らなかったが、原作通りにはやれないという事らしい。「作家」と呼ばれる劇作家なら「印刷可能」な推敲をする事だろうが氏はギシギシ鳴る板の上でミンミンと泣いて死ぬだけの「舞台」に2時間の生命を保証せしめる目的のみで紙に文字を書き連ねたのだろう・・なんて、氏の風貌からまた勝手な想像をする。
それにしても何故「ラジオ」という媒体は真っ当であり続けられるのだろう(「言葉」に関する限りTVという媒体の質の低さは目も当てられない惨状であると思う)。視覚を満足させない声だけの媒体は一見ストイックだが聴いてみると心地よい。視覚情報なしで生きる世界がもし可能なら(実際は視覚障害者は実生活では支援を必要とする)、夢に近いものではないか。
瞑想が静かに流行っているという。。とある厳しい瞑想プログラムでは、「感覚する自分」を、たとえその感覚が痛みや不快、疲れといったものであっても客観視する「目」を持つに至るとか。この達観は、生命の危機さえも客観視し、傍観するのか?と疑問が挟まれそうだが(落語小噺に「ものぐさ親子が火を消すのを面倒がって焼け死んだ」てぇのがあった)、そこで瞑想挑戦者が発見するのは、人が感覚する苦痛が如何に生命や健康を脅かす外界からの刺激よりも、内側から生じるものが多いか、であるという。
何の話だ・・・そうだ聴覚の話。人の感覚を眩惑する視覚を閉ざし、聴覚のみを動員する事で、言葉そのものへの集中力、声色や発話者の「構え」を感知する精度も高まるようである。
まあとにかく楽しみ。名古屋演劇圏の産品だし。

パンドラの鐘【4月25日~5月4日の東京公演中止】

パンドラの鐘【4月25日~5月4日の東京公演中止】

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/04/14 (水) ~ 2021/05/04 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

口コミなど発売即完売の部類には野暮だが、NODAMAPと違いこちらは若干スローなようで。何故かな、熊林演出の方が良さそうじゃん、と思ってキャストを見ると、なるほど(米人風ヤレヤレの両手)知名度、アイドル度が違うのね。結局タレントを観に行く層に業界を支えてられてるのが日本の演劇状況・・とは今更な話。

調べると熊林弘高演出の舞台はほぼ毎年打たれていた(選り分けて廃棄する側のチラシ=高値の商業メジャー演劇=にあって目にしなかったようで)。観た初回は2014年「TRIBES」、耳の聞こえない寡黙な女性の主観を覗くような繊細な舞台で、鷲尾真知子という存在感ある女優発見のステージ。もう一つが2018年「夜への長い旅路」いずれも緻密で砂粒に混じった宝石に月光が微かに反射して散り散りに光るような舞台(視覚的印象・・映画でも霞がかった画面に浮かぶ風景とか、そもそも35ミリカメラの粗さと色彩が好き)。二つから想像される野田演出とはかけ離れた野田作品を、むむ~
・・観たい!が、チケットは取れてない。

4/12付で「まん延防止」発令につき「抽選当日券販売を見合わせる」との告知が。。
この「制限」でコロナ感染が抑止されるとは100%、全っっっったく思わない。何でも制限を掛ければ良い話ではないとまだ気づかないのか。
そろそろ「自主判断」を尊重する流れを考えなければ。感染者数ばかりの報道は相変わらずだが死亡率もきちんと、不謹慎だと思わず「出す」べきだ。情報として。どの程度のリスクを我々は恐れているのか、を自覚すること。
そして、肝心の医療体制には何~~~~~んにも手を付けずにいる。現在の「行動制限」「自粛要請」は医療逼迫が懸念されるゆえに「上からの指示・要請・時に強制」が為されている。施策の「公益性」は医療逼迫の回避、にある。
これも一年以上前から言われているが検査体制の拡充は?? 安倍は一日何万件の検査体制を・・と約束していたがどうなっているのかね。クラスター発生率の高い所や重症化率の高い施設入所者や医療介護関係者、濃厚接触認定がなくとも疑いを持った(検査を希望する)人、どんどん検査をやれる体制を作れば(発症直前が最も感染力の高いと言われる)コロナの早期隔離がやれる。検査陽性判明者だけの隔離では全てをカバーできないかも知れないが相当の効果はあるはずだ。
社会の構造を変えることを忌避する傾向は、現状の体制で安定を得ている層に多く、要は世のエスタブリッシュは変化を求めない。そしてそういう人たちが得てしてリモート在宅勤務可能であったり「ステイ」な生活が「できる」層だったりする。
コロナは社会の不合理と矛盾をあぶり出し、「本当に人々のためになること」をやれるかどうかを試す。謙虚にその要請に従い、社会システムの手直しの出来る国とそうでない国があるとすれば、日本は殆ど全く何もやっていない。せいぜい「お金を出す出さない」で勇断を演出するくらいのもの。
・・・そうした問題が今回のような措置と出会うたびに思わされ、国会議事堂と霞が関に生卵をぶつけたくなる。(こう記しただけで公的制裁が加えられた時代があったが何年か後にそうなる予測を検証する伏線として書いてみた。)

日本人のへそ

日本人のへそ

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2021/03/06 (土) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

予約から2か月半待つなんて事は滅多にないが、こちらは早めに予約。井上ひさし戯曲第一作、テアトルエコーの猪熊氏に請われて書いた記念的作品であるからして「観ねば」と思っておった。気合の入ったキャスティングでもあり、待った歳月だけまこと楽しみだが、まあ気負わず気楽に観に出かけよう(多分無理)。

ウィーンの森の物語

ウィーンの森の物語

東京演劇アンサンブル

東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)

2021/03/06 (土) ~ 2021/03/14 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

長い劇団史的には「最近」の範疇だが、自分の観劇史的には長く、「見守って来た」劇団の一つ。今後もウォッチして行く事だろう(2回に一度未満しか観れてないが)。
「観たい」投稿は初めて。演目の背景を知り、演劇史的にノートされるべき作家の代表作の一つという事で、今までになく食指が動いた。
実は公家氏演出の演目(公家氏がチョイスしていそう)は、前作「揺れる」で初めて目にしたのだが、なぜか毎度「抽象度の高そうな小難しい劇」と観ない内から思えて足が向かなかった(「揺れる」も予想に違わず)。が、今回は演出の志向と演目との若干のズレを感知。これはバランスの取れた「正解」な舞台に出会えるのではないか、との期待が。(何か失礼な事を書いたかな・・)
そういえば芸劇での上演も初となるか。

共生

共生

さんらん

アトリエ第Q藝術(東京都)

2021/03/17 (水) ~ 2021/03/21 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

コロナを縫いながらの着実な活動(しかもオリジナル戯曲)を当初は頼もしく(上から)、今は仰ぐように見ている自分。素朴に楽しみ。必ず観る。多分。

12人の怒れる男・12人の怒れる女

12人の怒れる男・12人の怒れる女

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2021/03/30 (火) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

中々観劇できない劇団の一つだがこの演目。それだけで十分目を引くのに、寡聞にして知らぬfemailバージョンとは..。甲乙つけがたい2パターンは困るパターン。

白昼夢

白昼夢

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2021/03/20 (土) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

赤堀作品を見始めたのは2010年頃でTHE SHAMPOOHAT観劇は3本のみ。狭い劇場でもっと見たかったなぁ...と思うが少し遅かった。cocoon等で観る時は「演劇人の事情で仕方なく」広いサイズで見ている感覚だが、それでも楽しみ。

このページのQRコードです。

拡大