六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/04/05 (土) ~ 2025/04/27 (日)開幕前
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
4月から8月までのロングランで、期間中は同じ作品で多くの俳優が入れ替わり立ち替わり出演するという企画公演の第一期。今年の観劇初めはこの劇団の「冥途遊山」で大いに楽しませてもらったのだったが、今回も吉原と東海道を舞台にした人情味溢れる逃亡劇…追分とは街道の分岐点を意味する言葉で、転じて別れという意味にも使われるが、さて彼らは六道のどこに迷いこむのだろうか。
音楽劇 まなこ
HANA'S MELANCHOLY
上野ストアハウス(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/06 (日)上演中
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
劇作と翻訳を担当する一川華と、演出と舞台美術を担当する大舘実佐子の2人によるユニットらしいが、。一川はタンザニアやパキスタンなどで育ったバックグラウンドを活かして 国外の人権問題をテーマに織り込んだ物語を創作、大舘は作品ごとに印象的なモチーフを用いた美術や衣装を駆使して「想像力を刺激する演劇」をテーマに舞台演出 を手掛けているという。そんな2人が今回取り組むのは、編集者から作中のキスシーンに性的同意を入れることを出版の条件として提示された作家の話だ。夢の世界をどういう風に視覚化してくれるのか楽しみ。
旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)開幕前
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
アイルランドの作家によって翻案されたものと、韓国の劇作家によって舞台を現代韓国の出版社に置き換えたものという2つの「ワーニャおじさん」、東西の作家による全く違う時代・国・形式の作品を通して「ワーニャおじさん」という戯曲の現代性を確かめたい。
PLAYER~戦い続けるやつらの挑戦~
TEAM LRINE
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2025/04/18 (金) ~ 2025/04/20 (日)開幕前
予約受付中あゝ大津島 碧き海
若林哲行プロデュース
座・高円寺2(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/06 (日)上演中
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
国と愛する者を守るために若い命を犠牲にした人たちがいたおかげで好き放題のことを言っても許される現在の日本がある。それを忘れて現在の視点からああだこうだと言い募る輩ほど不快なものはない。同期の桜の作詞者である帖佐氏は今も戦友の墓参の都度、お前たちはこんな日本を作るために死んでいったのかと語りかけるという。当時の人たちの心を無駄にしてはならない。
龍と虎狼ーepisode SOUJI-
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/05/11 (日)開幕前
期待度♪♪♪♪♪
新撰組の中でも最も描かれることの多い一番隊組長・沖田総司、恐るべき剣の使い手でありながら幼児のような性格と病魔に冒されながらも信念を貫いた男。司馬遼太郎の「新選組血風録」全編を再読したばかりでもあり、その沖田がどう描かれるのか楽しみだ。
夏砂に描いた
miwa produce。
πTOKYO(東京都)
2025/03/28 (金) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
えのもとぐりむの作品は劇団居酒屋ベースボールの時代から数多く観てきた。個人的には彼独特のノワールな作品群に愛着が強いのだが、今回の作品のような違った味わいのものにも触れてみたい。
或る、かぎり
HIGHcolors
駅前劇場(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/06 (日)上演中
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
未見の劇団だが、「激しさと包容力」をコンセプトに掲げ、日常に生きる市井の人々を、残酷にも温かく丁寧に描写する作風だという。HIGHcolorsという名前はハイカラをもじったものだろうか。そんな劇団が描き出す初めての親子喧嘩はどういう展開となるのだろう。
ほおずきの家
HOTSKY
サンガイノリバティ(東京都)
2025/02/03 (月) ~ 2025/02/03 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
この作品は一昨年の1月に観て、今は「ラヴィット!」での通訳以降TVでも大活躍のみょんふぁがとても印象的だった。前回は座・高円寺での上演だったが、今回の東京公演はサンガイノリバティだという。舞台装置もある程度の広さが必要だろうが、あの狭い空間でどのように描き出されるのだろう。
VIANCA;clockwise
江花明里.あそびの会
Paperback Studio(東京都)
2025/03/20 (木) ~ 2025/03/22 (土)公演終了
泡風呂で生まれなおす
COLLOL
cafe MURIWUI(東京都)
2025/03/20 (木) ~ 2025/03/20 (木)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
泡風呂ってホントいいよなぁ。自宅の風呂ではなかなかできないので、出張でホテルに泊まると泡風呂にして楽しんでいる。泡踊りとなると別の意味になるが…(爆)
ともあれ1時間半一人でのステージ、どんな表現となるのか…
奇跡のりんご
劇団龍門
阿佐ヶ谷シアターシャイン(東京都)
2025/04/16 (水) ~ 2025/04/20 (日)開幕前
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
劇団龍門の舞台は主宰・村手龍太の熱い思いに満ちており、それを反映して丁寧に創りこまれているために観劇後の充実感も一入だ。今回の作品は2016年の春に上演された「ひかりとかげ」のブラッシュアップ版だというが、私の記憶が正しければ龍門としては珍しく正面切ってコメディと謳っていた作品だ。
説明を読むとSFアドベンチャーファンタジー、はたまたヒーロー物のようでもあるが、家族愛が強く打ちだされた内容だった。当時は3.11の震災も扱われていたが、それも含めてどうブラッシュアップされたのだろうか。
※タイトルも変更されているが、ディズニーが実写版で制作した「白雪姫」が公開されることもあって、タイミングが良すぎ(笑)。
もびいる
COMPANY<らなうぇい>
王子小劇場(東京都)
2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
煙が目にしみる(脚本・演出|堤泰之)
ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/05/21 (水) ~ 2025/05/25 (日)開幕前
予約受付中期待度♪♪♪♪♪
この作品は何回観ただろう。「楽屋」と並び私の同一作品観劇回数の最多といっていいだろう。そんな中でも私が最良と思ったのは劇団だるま座のもの。脚本の堤泰之氏自身による加藤健一事務所のものも観たが、やっぱり「何を演じてもカトケン」なだけにおばあちゃんがパワフルすぎてボケているようにみえなかった。その堤泰之氏が自身の劇団の10周年記念としてこの作品を採りあげるという。氏の目指す「煙が目にしみる」が本来はいかなるものなのか確認したい。
ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ
GROUP THEATRE
浅草九劇(東京都)
2025/03/05 (水) ~ 2025/03/10 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「ノートルダム・ド・パリ」をストレートプレイで観る機会など滅多にないが、今回は10分の休憩を含んで3時間の長尺という。この機会にユゴーの描いた世界に溺れてみたい。
韓国現代戯曲ドラマリーディング ネクストステップVol.2
日韓演劇交流センター
座・高円寺1(東京都)
2025/02/28 (金) ~ 2025/03/04 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
韓国の現代演劇を最初に観たのはもう何年も前だった。面白さに戯曲集を5冊も買ってしまった。今回の2作品は対象的な内容だが、それだけに両方観るとまた違った世界が見えてきそうだ。
クレイジー・ジャンキー・ショッピング
MAO WORKS
ミカン下北 砂箱(東京都)
2025/05/09 (金) ~ 2025/05/11 (日)開幕前
期待度♪♪♪♪♪
3面プロジェクターが使用できる会場での、買い物中毒ユミコにまつわるエピソードを中心にしての演劇らしくない演劇がラップを交えたトンデモビジュアルアート2人芝居として展開される…どんな公演となるのか楽しみ!
ボンゴレロッソ 2025
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2025/02/19 (水) ~ 2025/02/25 (火)公演終了
漲(みなぎり)
九蓮サイダー
Paperback Studio(東京都)
2025/02/27 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了
トウカク
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/02/14 (金) ~ 2025/02/18 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
様々な対決の中で息詰まる、そして温かな人情世界を描き出してきたラビット番長の将棋シリーズ。第6弾は将棋時代劇だというが、どんな新しい将棋世界を観せてくれるだろう。