Takeの観てきた!クチコミ一覧

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バッコスのひまつぶし【アンケート即日公開】

バッコスのひまつぶし【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/04/23 (火) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

役者総出のサービス
役者総出でサービス精神旺盛という感じが
する公演だったと思う。
とくに、コントに関しては大いに笑わせて
もらった。

効率学のススメ

効率学のススメ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/04/09 (火) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

効率性も功罪相半ば
最初は豊原功補さん演じるケン・ローマックスが宙ずりになって、
子供のころの思い出や効率性についての考え方を訴えかける場面から
始まります。
ここにこの話の一貫した切り口を垣間見ることができると思いました。
経営効率性の検証結果として、研究所のメンバーが解雇になってしまうが、
上司の無能であるがゆえに部下が育っているという、非効率であったが
ゆえの産物も同時にあったということが付記されていた点は、効率性だけの追求も万能ではないんだということを教えてくれた気がしました。
劇自体は決して堅苦しいものではなく、笑いを誘うところもあって、
退屈しませんでした。
座席表を見て中央にステージがある形態でしたので、初めてバルコニー側のB席を取りました。B席だとステージから遠いと敬遠してしまうのですが、中央にステージがあるので、それならばと思い取りましたが、意外に快適に観れました。

マリア

マリア

Straw&Berry

王子小劇場(東京都)

2013/04/17 (水) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

オレならどうだったんだろうと思って観ました
入りで圧倒されました。
なかなか露骨な感じをもってきたなぁと思いました。
主役のシゲルを通り過ぎていく女との別れの中で苦悩と絶望が
伝わってきました。正直な奴だよなと自分でもグッとくるものがありました。
途中随所で、ノブオがいい感じで笑いをとってアクセントになっていたと
思っています。
最後のおまけは、本編の内容を大切にしたいと思いましたので、
観ませんでした。


#2「for girl」

#2「for girl」

劇団フェスティナレンテ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

終わってみると、微笑ましい四姉妹
女性だけのお芝居は初めてだったので、
どんな感じのものか、しかも三姉妹と連れ子
というから、イビリものなのかなどと思いながら
見に行きましたが、二女と三女の毒舌、
よりによって、みんな同じ男にミマタ?
ヨマタ?
どんな終わり方になるのかと、予想する暇が
ないくらいでしたが、女の子だけの会話や日常なら
よくありがちなことだし、終わり方が終わり方
なので、見終わった後、非常に心地よかったです。
姉妹だけで暮らすとあんな雰囲気なのかなと
思いながら、微笑ましい気分で見てました。
三女役と連れ子役は好対照を上手く演じてたと
思います。続編があれば見て見たいです。

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

【全公演終了!】東京ユートリア【ご来場誠にありがとうございました。】

劇団東京ペンギン

王子小劇場(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

やや大味かな
感想だけになります。
ゆとりvs大人という構図をどう描くか
楽しみにしておりましたが、
やや話の展開に一貫性がないというか、
まとまりにかけていた感じがしました。
随所に大人のレッテル貼りとか、大人に
対する批判的なことを織り交ぜており
ましたが、さあこれからどうなるのかなと
思った矢先に、ダンスがはいったりして
・・・って感じでした。
演技、ダンスそれ自体はよかったと思います。
テーマ自体は興味をそそるものでしたので、
次回作も同じような系統の内容を期待します。

四月の風、ただ舞い上がる

四月の風、ただ舞い上がる

PROPAGANDA STAGE

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの道
同じアパートに住む若者の成長過程と旅立ち
を描いていたと思います。
前回バージョンは見ていないので分かりませんが、
もっと生き方とか、夢を追う若者特有の
こだわりが強く激しくぶつかり合うシーンが
あったりするのかなぁと思いましたが、
ややソフトなものだった感じがします。
セット等雰囲気はよく出ていたと思います。
今の時代、ああやって同じアパートの住人同士で
飲むということってなかなかないよなと思って
観ました。

過大な評価癖

過大な評価癖

多少婦人

OFF OFFシアター(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

行き過ぎた評価がもたらすもの
初日行ってきました。
正面切ってガッツリと過度な評価癖に対する
皮肉や批判を打ち出してくるのかと思いきや、
大きく3つの場面を通して勝手な思いこみや
自己肯定感に乏しいといった、
行き過ぎた評価によってもたらせることを
笑いを取りながら描いていたように思います。
自分もある種の思いこみで、観る前はもっと
重たい感じかなと勝手に思ってました。
押入れの存在が印象的でした。

純愛短編集~男と女の凸と凹~

純愛短編集~男と女の凸と凹~

かわいいコンビニ店員 飯田さん

高田馬場ラビネスト(東京都)

2013/04/04 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

突かれると痛いところで笑いを取る
本日見てきてました。
全部で6本の話でした。
全体を通して感じたのは、
根拠のない自信をもちつつも
他人からの現実的指摘には、もろいといったことや
大風呂敷を広げる癖に、自分を傷つかないように生きていることが、
表現されていたような感じを受けました。
終わり方が唐突な感じのものがありましたが
終始、「あるよなぁこれ」みたいな感じで、クスクス笑いながら見ていました。

僕たちの町は1ヶ月後ダムに沈む *TypeB*

僕たちの町は1ヶ月後ダムに沈む *TypeB*

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

純粋な思い出だが、今は・・・
鈴をみました。思い出は純粋だが、それぞれ、今の道をもがいて生きている。そんな感じを受けました。中にはダム建設会社に就職した者や・・・。思い出と現実のはざまにいる青年達の姿を描いている作品だったと思います。個人的には直人役とはるか役が、この劇の私に強く印象を持たせた点のキーになった役者さんだったと思います。私も田舎を離れ上京してきた人間なので、いろいろ思い出しながら見ました。
音はやや大きかったかな・・・

ハルメリ2013

ハルメリ2013

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

座・高円寺1(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

みな同じ方向に流れる危うさ
「ハルメリ」という言葉がしばらく頭にこびりついて、思い出してはふきだしています。それぐらい、「ハルメリ」という言葉が劇中で多用されていたわけですが、雰囲気やムード、ノリで安易に流されやすい現代人の危うさを突いた劇だったと思います。
劇中でも見ていて滑稽に感じてはいたのですが、これが今の日本の姿を映し出し、問題意識を喚起させた点が私の中では5つ星でした。

長い墓標の列

長い墓標の列

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

重厚感がありました
村田雄浩さん主演で、ほかにベテランの方と周りを新国立劇場の演劇研修所の修了生で固められていました。
時代背景が戦中の思想統制下における大学内の人間模様を描いていました。村田さん演じる山名教授の弟子に裏切られて大学を去った後も、自室にこもり勉強を続け、空襲警報が鳴ろうとも黙々と机に向かい自分の信念のために学問を追い求めた姿と師と決別し大学に残った古河耕史さん演じる城崎助教授の対照的な人間性が印象に残っています。
あっちふらふら、こっちふらふらで付和雷同の人が多いように感じる現代において、考えさせられた劇でした。

俺がヤギでもその手紙だけは食えない

俺がヤギでもその手紙だけは食えない

GORE GORE GIRLS

王子小劇場(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

若さと老いの対比をコミカルに表現
若さと老いの対比をうまく笑いにもって行ってたと思いました。
避けられないネガティブな宿命を、こういう形での表現の仕方もあるんだなと思いました。
初ゴアでしたが、随所で笑わせてもらいました。

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

魂がこもったものでした
あの記憶の記録を観てきました。
父親役の戦争を生き抜いた人間の心の葛藤を全身で表現していたところに引き込まれました。
とかく現代は楽観的で夢を持つことにより、現実の直視を避けようとするところがありますが、こういう人間の歴史において繰り返される愚かなことを今一度厳しい目で見つめなおすことも必要だと感じる作品でした。

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