ぐまぞうの観てきた!クチコミ一覧

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夜組

夜組

The end of company ジエン社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/01/13 (金) ~ 2017/01/23 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/21 (土)

噂に聞く重なり合うセリフ回しは凄かった。役柄も時間軸も激しく入れ替わるので相当頭を使うものの、それが心地良いのが不思議。複数回観るとより楽しめそう。

モニカの話

モニカの話

(劇)ヤリナゲ

STスポット(神奈川県)

2017/01/18 (水) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/21 (土)

良くも悪くも舞台を眺める感じになってしまった。物語としては面白かったのだが、刺さりどころがなくて観ていて感情が動かなかったのが残念。でも、中村あさきの立ち姿の美しさとか浅見臣樹の何処か掴みどころのない達者ぶりとかを観るだけでも充分。次のアゴラも楽しみ。‬

メロン農家の罠

メロン農家の罠

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/18 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

価格3,000円

いい作品だとは思うのだが、終始重い展開と救いが無さ過ぎる部分が好みに合わない。このちょっとしたズレを感じるのも観劇の楽しみという事で。俳優陣は皆良かったが、特に村上誠基と徳橋みのりの作品への寄与が大きいと感じた。‬

フォトジェニック

フォトジェニック

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/01/10 (火) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/14 (土)

価格3,500円

いい俳優贅沢に使って展開も良かったが、オチが弱いのが勿体無い。とは言え流石売り止めになってるだけある。俳優陣では、川添美和が印象的。作品観る度に全く印象が異なる。凛としたキャラでもフワフワでも、ナヨナヨでもハマる凄さ。あと小崎愛美理の声が何故か耳に残った。

夜明け

夜明け

EPOCH MAN〈エポックマン〉

ひつじ座(東京都)

2017/01/06 (金) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/08 (日)

前作『鶴かもしれない』での演出技法を使いながらの一寸切ないストーリー。前作ほどのインパクトはないものの、彼の「巧さ」が印象的。

peeeeep〜踊る小説2〜

peeeeep〜踊る小説2〜

CHAiroiPLIN

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/01/07 (土) ~ 2017/01/08 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/08 (日)

本質的にはダンスカンパニーなので一寸構えてしまっていたが意外にも楽しめた。俳優とダンサーでいうとダンサー寄りの演者さんが多く、動きのキレが尋常ではない。舞台芸術の奥深さに触れた気がする。中でも田中美甫が息を呑むほど妖艶で吃驚。‬4ステージしかないのが勿体無い。

虚仮威

虚仮威

柿喰う客

本多劇場(東京都)

2016/12/28 (水) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/07 (土)

劇団員を増やした事もあり若干のバラツキがあるし、相変わらず商業チックなノイズもあるものの流石の出来映え。古くからの劇団員のパワフルさばかりが目立つのは現段階では致し方なしか。古参の劇団員ならどの役もこなせそうで本編が既に乱痴気の雰囲気。新劇団員による次作での本格的な飛躍に期待!‬

楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―

楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―

オトナの事情≒コドモの二乗

王子小劇場(東京都)

2016/12/23 (金) ~ 2016/12/27 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/24 (土)

(をとこの所為)通常女優が演じる演目を男優が演じる事で、より際立って女性的な部分がクローズアップされるつくりに。実績のある良いテキストに上手い俳優が集まるとやっぱり観応えがある。

(をんなの所為)をとこバージョンとは違い、あっさりと言うか、これが普通。上演時間は10分差だが体感で30分は違う。とはいえ、演者のレベルは男優陣に勝るとも劣らない。ぼっこさん(木下祐子)の技術の高さが素晴らしく、岡田あがさのオンリーワン感が凄まじい。

霓裳羽衣

霓裳羽衣

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/12/17 (土) ~ 2016/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/18 (日)

完成度の高いエンターテイメント。男性だけで全員女性役を演じる贋作女形の発想含め堀越涼の巧さを堪能。随所に鋭い台詞も織り込んであって観応え充分。中でも自分の目で見なければ信じないという主張に対して「人間が信じているものは大体眼に見えないのもだよ」は鋭過ぎる。

テンテン

テンテン

劇団 贅沢貧乏

アトリエ春風舎(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/17 (土)

全体的にテンポが緩いのとテーマが合わなくてツラかったがラストが良かったので相殺。家とかアパートとか空間と時間の制限がなくなって、ある意味なんでも表現出来る(場転出来る)のが功罪相半ばの印象。ブラッシュアップしたものを今はなき青山円形劇場で観たい衝動はある

組曲『遭遇』

組曲『遭遇』

空想組曲

サンモールスタジオ(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/14 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/11 (日)

面白くなかった訳ではないが、やや冗長で期待した程の伏線回収もなく、アレだけの俳優陣を考えると物足りない。数ある短篇の中では『翼をよこせ』の岡田あがさの一人芝居が秀逸。美人が不美人を演じる際に必須の崩しが抜群に効いていて納得感高い。

ミカエル

ミカエル

MCR

駅前劇場(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/13 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/10 (土)

最初は雑多な笑いから入って行くのに、ラストは真っ直ぐに人の迷いとか想いを鋭く描いてくる筆致は流石。前作『無情』は、激しく感情を揺さぶられが、今作はじんわりと沁み込んでくる感覚。外村道子が艶っぽくて印象的。キャスティングが上手いな。今作にぴったりハマってた。

15 Minutes Made Volume15

15 Minutes Made Volume15

Mrs.fictions

王子小劇場(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/03 (土)

今回も魅力的な6団体が揃って非常に観応えがあった。初見のmizhenが印象的。奇抜な演出とかはないのだが何かしら心に引っかかるものがある。アフタートークでの主宰の藤原佳奈の語り口も良かった。次の公演に行ってみたい

僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)

僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)

Ammo

Space早稲田(東京都)

2016/11/23 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/27 (日)

結構ハードな内容かと身構えていたが、ムスリムを扱っているものの、非常に丁寧に描かれた家族の物語。前園あかりと山崎丸光の遣り取りが、心の距離が詰まるにつれて逆に哀しくなっていくところが特に良かった。

新宿コントレックスVol.15

新宿コントレックスVol.15

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/11/22 (火) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/22 (火)

今回の4団体では中野劇団が一番面白かったかな。アガリスクは、短編なのにメンバー全員出そうとするからボヤけた味わいになってたのが残念。「全部のせ」が一番旨い訳ではないなと…

夕闇、山を越える

夕闇、山を越える

JACROW

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/11/20 (日) ~ 2016/11/26 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/20 (日)

初めて彼らが実在の著名人を扱っている作品を観た。独特の緊張感はそのままに、歴史的事実を上手く扱っていて流石の筆致。無理矢理にでも都合を合わせて観た甲斐があった。兎に角狩野和馬が素晴らしかった。のちの大角連合や角福戦争が透けて見える人間関係も秀逸。

量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

王子小劇場(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/20 (日)

90分の割には場転がもっさりしてて、繋がりが分かりにくく、展開に振り落とされてしまい観づらい。俳優自体はそんなに悪く感じなかったからバランスが悪いのかも。帯金ゆかり、フジタマコト、石澤希代子は、良かったんだけどなー。一寸勿体無い印象。

天使も嘘をつく

天使も嘘をつく

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/19 (土)

これぞ社会派演劇という作品。社会問題を多層的に織り込みながら展開を作っていく巧さが凄い。偶にはこういう硬派な作品も観ておかないといけないな、と思わされた。140分もあるのに全然中弛みしないのも流石。入れ方が上手いと暗転が全く気にならない

『愚図』

『愚図』

KAKUTA

あうるすぽっと(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/13 (日)

噂には聞いていたが初見。構成力高く、評判通り楽しめたんだけど、個人的にはあまり刺さらず…ちょっと大人過ぎるかな。心がざわつくものの、価値観が変わってしまうほどの衝撃や震えがくるほどの激しい共感がある訳でなく…物語を眺めてしまった。それでも充分に楽しめはしたけど

皆殺しねこパンチ

皆殺しねこパンチ

ハダカハレンチ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/12 (土)

旗揚げ公演ながら完成度高い。台詞回しのテンポとかは好み。軽妙な会話劇ながら、確りと心に響く部分もあって楽しめた。もう少し間合いが研ぎ澄まされるともっと客席の反応が上がりそう。川上憲心の使い方が良くて印象的。シミズアスナは相変わらず個性的な可愛さ。

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