The end of company ジエン社 第11回公演
The end of company ジエン社 第11回公演
実演鑑賞
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/01/13 (金) ~ 2017/01/23 (月) 公演終了
休演日:なし
上演時間: 約1時間30分(休憩なし)を予定
公式サイト:
http://elegirl.net/jiensha/no11yorugumi
期間 | 2017/01/13 (金) ~ 2017/01/23 (月) |
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劇場 | シアターKASSAI【閉館】 |
出演 | 伊神忠聡、兎洞大、蒲池柚番、寺内淳志、中野あき(ECHOES)、由かほる(青年団)、高橋ルネ(ECHOES)、善積元 |
脚本 | 山本健介 |
演出 | 山本健介 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 3,900円 【発売日】2016/11/06 前売 3400円 当日 3900円 高校生割引(要学生証・要予約) 1000円 リピート券 1500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 1月13日(金)19:30 1月14日(土)14:00 / 19:00 1月15日(日)14:00 / 19:00 1月16日(月)19:30 1月17日(火)19:30 ⭐︎AFあり 1月18日(水)19:30 1月19日(木)19:30 1月20日(金)19:30 1月21日(土)14:00 / 19:00 1月22日(日)14:00 / 19:00 1月23日(月)15:00 *ご予約は上記HP/右上チケット取扱よりお願いいたします。 ⭐︎AF 1/17 公演終了後にアフタートークを開催! ゲストは【佐々木敦】さん(批評家)です! |
説明 | <あらすじ> 夜に起きるようになってしまってから、数か月経つ。 起きるのはたいてい、相撲中継が終わったあとだ。夏の間はそれでも日が差している時間もあったが、この季節になると寒さとともに、街は喪に服したような昏さになる。 川の近くの街だ。 電力は制限される前から、この街の夜はもともと昏い。この昏さの中、『死んでるさん』と呼ばれる死者が徘徊していると聞いたが、俺はいまだに出くわしたことのない。 川の近くに、キリン型の鉄塔がある。 そのキリン型の鉄塔の近くに、携帯型ラジオを持っていく。夜、その鉄塔の付近でのみ、声を拾えるラジオがあるのだ。俺はその声を聴きに行く。 「家族! ……本当の家族には言えないあなた日常を送ってください。採用された方には、ひょんめんみゃんもんすう、もうぺんはるもにあ、あごす、よごるよごろてりあ、まくろまふすう……」 深夜のラジオだ。時々、人間ではない違う生き物の言葉も入ってくるのは、この鉄塔が気持ち悪いせいだと思う。 「本当の家族には言えないあなたの日常」を送るという、そういう趣旨のコーナーにもかかわらず、投稿リスナーたちは次から次へと、ありえないシュールな日常を送ってくる。投稿のあまりの狂いっぷりに、パーソナリティの二人は笑い続ける。狂った言葉と、笑い声が、死体の匂いのする川の、小さい範囲に響いている。なぜこのラジオは、ここで聞けるのか。そもそも電力が制限されている中、深夜に聞けるラジオなんて、どうして存在できるのだろう。こんなに人が死んでいるさなか、どうして俺はまたここに、ラジオを聞きに来たんだろう。 向こう側で、誰かがこっちを見ている。昏くてよくはわからない。見ることはできない。ただ、存在するときに立てるわずかな音と、気配で、 何かがいるようなことだけはわかるのだ。 俺は思った。あいつも、俺も、「夜組」なんじゃないか、と。 |
その他注意事項 | ・受付:開演の60分前 開場:開演の30分前となっております。 ・開演の5分前までにご来場いただけない場合、キャンセルとさせて頂く場合がございます。 ・1/17(火)は、終演後にアフタートーク(ゲスト:佐々木敦 氏)を開催いたします。 |
スタッフ | 舞台美術:泉真 舞台監督:吉成生子 照明:みなみあかり(ACoRD) 音響:田中亮大(Paddy Field) 衣装:正金彩 宣伝美術:サノアヤコ 総務:吉田麻美 WEB:elegirl 写真:刑部準也 演出助手:萩野あやこ 制作補:柏木健太郎、塩野真弥、鴨居千奈 制作:土肥天 協力:ECHOES 主催:The end of company ジエン社 |
チケット取扱い
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夜に起きるようになってしまってから、数か月経つ。
起きるのはたいてい、相撲中継が終わったあとだ。夏の間はそれでも日が差している時間もあったが、この季節になると寒さとともに、街は喪に服したような昏さになる。
川の近くの街だ。
電力は制限される前から、この街の夜は...
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