狸御殿-HARU RANMAN-
OSK日本歌劇団
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ホール(大阪府)
2015/04/02 (木) ~ 2015/04/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
かわいかった…。
一見、時代劇ミュージカルなのですが、手のしぐさなどにほのかに狸っぽさがあり。
とってもかわいい、人間に化けた狸たちのファンタジーになっていました。
たくさん笑い、ラブストーリーにきゅんきゅんさせられ、最後の殺陣も見応えあり。
それぞれのキャラクターも生き生きしていて。
短い公演期間で残念。また狸たちに会いたいなあ…。
三月花形歌舞伎
松竹
京都四條南座(京都府)
2015/03/03 (火) ~ 2015/03/27 (金)公演終了
満足度★★★★★
事件です。
鋭く瑞々しい感性で、古典を、丁寧に、しかし現代の若者の身体でもって斬新に鮮烈に演じています。
センスある、才能のある、若くて見目良い役者たちが、束で京都南座にいます。
事件です。
先行チラシのキャッチ通り、「新しい時代の幕が開く!!」と感じました。
この祭りを一過性のものにせず、本当の新しい時代として定着させる為には、役者と、松竹と、客にかかっているんでしょうね。
できるだけ多くの人が、この奇跡に気づいてくれますように。
MY FLOOR
OSK日本歌劇団
オ・セイリュウ(大阪府)
2015/02/05 (木) ~ 2015/04/10 (金)公演終了
満足度★★★★★
期待通りゴージャス
レストランシアターの形式なので、舞台装置的なものは幕くらいしかないのですが、おねえさま方は期待通りゴージャスでセクシーでかっこよかったです。
予想外だったのは、それでいながらとてもかわいかったこと。
That’s DANCIN’「Crystal passion~情熱の結晶~ 」
OSK日本歌劇団
近鉄アート館(大阪府)
2015/02/04 (水) ~ 2015/02/11 (水)公演終了
満足度★★★★★
つくづくチラシが残念…。
構図が悪いのでしょうね…。
しかも、実際のショーで使われた衣裳は、もっとスッキリしたセンスの良いものでした。
日舞・洋舞とも衣裳がシンプルでセンスが良くて、大きくはない劇場の大きさに合っていたと思う。
第1部は何と、歌舞伎パロディのようなもので、出演者は古典関係者でもないのに、女性なのに、所作、台詞ともそつなくこなしていてさすが。
第2部のショーは、各人のキャラクターが印象的な、軽い小芝居も交えつつ、これでもか、という程の超スピードなダンスで、超人技を堪能しました。
OSK OG SPECIAL ニューイヤードリームステージ
松竹
京都四條南座(京都府)
2015/01/03 (土) ~ 2015/01/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごかった…
引退して長く経ったOGさんたちの歌声。気迫。
劇団から離れても舞台は続けてきたOGさんたちの、若さ、プロポーション、ダンス力、アピール力。
退団されて、より歌唱力に磨きのかかった人たちも。
これがOSKのプライドか…!と感嘆させられました。
トークも、くすっと可笑しいものから、涙が止まらなくなるようなものまであり、たくさんの想いがぎゅっと詰まった公演でした。
桜NIPPON 踊る OSK 2014
OSK日本歌劇団
先斗町 歌舞練場(京都府)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★
歌舞練場に行ってきました。
先斗町の芸妓さん・舞妓さんの本拠地にお邪魔して、OSKの男役が芸妓さん・舞妓さんと共演したわけですが、やはりこの日のために猛特訓されたのでしょう。
しっかりと踊ってらっしゃいました。
第1部の「華綾とり」は見応えがありました。
第2部の「炎舞」は、OSKのメンバーだけの演目なので、OSKの本領を発揮できるはずでしたが…。
ストーリーの盛り上がりとしても、ダンス・踊りとしても、中途半端になってしまったかな…。
これから東京・大阪と9月最終週まで公演があるので、どうなっていくのか、というところです。
レビュー夏のおどり
OSK日本歌劇団
新橋演舞場(東京都)
2014/08/01 (金) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごい…
初めての、しかも、これまでより遥かに大きな劇場。
そして本拠地大阪から遥かに離れた東京。
それなのに、しっかりと”自分たちの公演”をしていました。
この人たちの勝負強さは本当にすごいな、と思います。
新橋演舞場での公演が、定例化されますように!!
開演ベルは殺しのあとに〜刑事X 華麗なる事件簿〜
OSK日本歌劇団
心斎橋パルコ「SPACE14」(大阪府)
2014/07/05 (土) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
殺人事件ミュージカル
主人公が犯人という異色のミュージカル。
犯人が被害者(恋人)を殺すシーンで歌われる曲が、事情聴取の際にもう一度効果的に歌われ、犯人が被害者を想ってさらにもう一度歌われる…。
正しくミュージカルなミステリーでした。
ミステリーでありながら、人間模様が丁寧に描かれ…。
劇中のナンバーで元気いっぱいに踊るかっこいいフィナーレ付き。
HEART BEAT
OSK日本歌劇団
オ・セイリュウ(〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-7-12)(大阪府)
2014/06/18 (水) ~ 2014/07/14 (月)公演終了
満足度★★★★
これまでとは少し違った
オ・セイリュウのステージはそれほど広くなく、客席ととても近いため、歌とダンスのショーというのがこれまでの主流だったのに、今回の公演は、お芝居の要素が多めの歌とダンス。
45分間とは思えない、密度の高いステージになっていました。
いつもの定番のOSKといった感じの、女役のみの大人っぽいダンスやフィナーレの群舞もちゃんと押さえてありました。
「カルディアの鷹」(原作「オシリスの花嫁」)
OSK日本歌劇団
近鉄アート館(大阪府)
2014/06/07 (土) ~ 2014/06/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
パワーアップ
元々評判の良いお芝居でしたが、演出の変更、役者の演技の深まりにより、より濃密な舞台となっていて圧倒されました。
是非再々演&東京公演を!!
レビュー春のおどり
OSK日本歌劇団
大阪松竹座(大阪府)
2014/05/15 (木) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
今年も
桜花さんのさまざまな歌声(阿国と山三を早変わりで演じ分けたり、洋舞のプロローグはドスを効かせたブルースだったり…)と得意の日舞、まばゆいオーラが存分に発揮されていて堪能しました。
もちろんOSKの圧倒的で限界に挑戦し続けるような洋舞、確かな技術の日舞も。
それでいて堅苦しくなく、明るく親しみやすく、かわいくてかっこよくて美しい。
今年も春のおどりは怒涛のように過ぎていきました。
宝塚をどり
宝塚歌劇団
宝塚大劇場(兵庫県)
2014/03/21 (金) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
4月文楽公演
国立劇場
国立文楽劇場(大阪府)
2014/04/05 (土) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
客席の緊張感
第2部を観ました。
住大夫さんの引退公演ということで、お客さんがいっぱいで、同時に、場内に緊張感が満ちていて、いつもと違った空気の国立文楽劇場でした。
おかげで、難しそうでほとんど観ず嫌いだった「菅原伝授手習鑑」も、興味深く観ることができました。
舞台そのものも面白かったし、客席に、文楽好きが集まっている同志感みたいなものも感じたのです。
最後まで“文楽の鬼”な住大夫さんのお姿を目に焼き付け。これからも、観ていかなければ、と思いました。
空ヲ刻ム者 ―若き仏師の物語―
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2014/04/05 (土) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
上手い調合
冒頭は小劇場系寄りのノリで、(多分)歌舞伎初心者にもとっつきやすく、だんだんと歌舞伎の世界へ。
最後は歌舞伎の魅力の一つである、迫力のある立ち回り。
現代劇の役者さん、歌舞伎役者さん、大衆演劇の役者さんなど、大勢の役者を適材適所に配した、猿之助さんの演出力、指揮力の確かさ。
当代の猿之助さんの見る目の確かさに安心もし、覚悟も見せて頂いたような気がしました。
雷ヶ丘に雪が降る
Rooter
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2014/04/01 (火) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★
Rooterメンバーをもっと観たい
若者たちの爽やかなお芝居は楽しかったのですが、Rooterメンバーのお芝居をもっと観たいと思ってしまいました。ベテランになってくると難しいのかなあ…。
都若丸劇団公演
都若丸劇団
羅い舞座京橋劇場(大阪府)
2014/03/01 (土) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞踊ショーがとっても良かった。
この日はお芝居が「下町人情」、中舞踊が「男酔い」、ラスト舞踊は「昴」でした。
お芝居もちゃんとしてますが、ショーの場面を総合的に演出する、といいうのが、都若丸は突出して上手いと思うし、そうやって演出された場面を、心を揃えてきっちりと作り上げるというところに都劇団の魅力(の一つ)があると思う。
そして愛嬌と情。岡山の人たちですけど、関西の劇団だなあと思います。
三月花形歌舞伎
松竹
京都四條南座(京都府)
2014/03/02 (日) ~ 2014/03/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
梅枝くん、すごい。
昼も夜も観ましたが、私は昼の部のほうが好みでした。
梅枝くんが上手すぎて怖い(笑)。この人の立女形をもっともっと観たいと思わされました。
「吹雪峠」はストーリーが興味深く、また、今の若手の俳優さんたちがこう演じるのか、というのも興味深かったです。
「与話情浮名横櫛」は菊之助さんの与三郎が意外にも似合っていました。
菊之助さんのほんわりした雰囲気が優しく、最後のハッピーエンドが微笑ましかったです。
ダディ・ロング・レッグズ ~足ながおじさんより~
東宝
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/27 (木)公演終了
満足度★★★★
すべては最後のシーンの為に
小説が原作で、主人公の足ながおじさんへの手紙で綴られていくので、最後の最後まで、盛り上がりは取っておかれる感じです。
それまでも、くすくす程度の笑いや、感動はあるのですが…。
あの有名な最後のシーンで、ものすごくトキメキました。とても素敵でした。
カルディアの鷹
OSK日本歌劇団
心斎橋パルコ「SPACE14」(大阪府)
2014/02/22 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
贅沢なコスチュームプレイ
架空の国を舞台に、漫画やアニメ、ゲームの中でしかないような物語が描かれる。
それでいて、コスチュームも凝っていて、役者の腕も確か。
そして舞台がとても近い。
こんなに美しいものをこの距離で観るなんて、そんな贅沢があっていいのでしょうか。
SOL FANTASTICA
OSK日本歌劇団
オ・セイリュウ(大阪府)
2014/01/08 (水) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★★★
若手だけど
いっぱいいっぱいではなく、堂々とした舞台できっちり危なげないという印象でした。
選曲や、曲の使い方に目新しさがあって良かったです。
楊、舞美、遥花という上3人のドライな芸風の相性も良いと思いますし、入団1年目(もうすぐ2年目)の千咲さんのダンス力、表情も素晴らしく、色々見どころがあって楽しいです。