じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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廃優

廃優

牡丹茶房

王子小劇場(東京都)

2019/11/28 (木) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/28 (木) 20:00

価格3,300円

一言で言えば思い切りマイルドにした虚飾集団迴天百眼?(笑)
血生臭く残酷・残忍な感覚に角角ストロガのフの作風も想起。
そして何より、近い将来、こんなことが実際に起こるのでは?と思ったり。
この内容で140分はちょっと疲れるかもなぁ。

ネタバレBOX

伊豆井の台詞「あの時殺されたのが私でないなら今ここにいる私は誰?」は古典落語「粗忽長屋」のサゲの裏返し?とも思った。
また、終盤で逃亡する伊豆井に「カッコーの巣の上で/巣の上を/巣をこえて」ラストのチーフ・ブロムデンの逃亡を連想。
黄色い部屋の謎

黄色い部屋の謎

ULPS

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/11/27 (水) ~ 2019/12/03 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/29 (金) 19:00

価格3,500円

原作はタイトルと概要を知るのみで未読だったが、いかにも古典的推理小説の舞台化(書き下ろし脚本)というクラシカルな趣きがステキ。
おそらくそれは衣装によるものだけではあるまい。
そしてちょっとした換装・変形で異なる場所(4~5ヶ所?)になる装置のギミックも面白い。
で、最後は「それはまた、別の話」的な終わり方だったが、後から調べて続編があることを知って納得。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/27 (水) 15:00

価格4,000円

初演(2014年)(と再演(2016年):未見)の生歌・生演奏を廃してストレートプレイにすることで物語姓が前面に出てきて初演を観た時に気付かなかったことに気付く。
「楽聖」を俗人的に描いて従来とは異なる側から光を当てるのは奇しくも前日に観た映画「決算!忠臣蔵」に通ずるのではないか。
また、キリストや大正天皇を「1人の人間」として描いた「ジーザス・クライスト・スーパースター」「治天ノ君」と同系統ではないか、と。
初演の音楽の面白さも捨てがたいがこういうストレートプレイ版も面白い。その意味で、同様に過去の音楽劇もストレートプレイ仕立てで観てみたい。

ネタバレBOX

シューベルトが見る天使も悪魔も、そして終盤で登場するクラウディアも、酒に溺れたシューベルトの幻想では?と思った頃合にクラウディアが「天使も悪魔もいないの、あなた自身なの」と言ったので当たらずとも遠からずだったな、みたいな。
かなわない夢ガール

かなわない夢ガール

タイマン

シアター風姿花伝(東京都)

2019/11/14 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/15 (金) 19:30

価格3,300円

幼い頃からの夢をかなえた女性の半生記、主人公役以外は出演者がいくつもの役を兼ねるスタイル。
テンポが良く、あれこれ笑いもふんだんで、段ボールで作られた小道具もセンス(と技術)がステキで上出来な上に、主人公が「かなえたかった夢」の突拍子のない発想には感服。(初演も観ていたけれど)

ネタバレBOX

遊園地になりたい、というナンセンスな夢をかなえてしまうというブッ跳んだ発想は「ほら男爵の冒険」とかその系譜ではなかろうか?
Dear...私様

Dear...私様

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/11/27 (水) ~ 2019/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/29 (金) 14:00

座席G列15番

価格4,300円

記憶障害の男が不思議な男の導きで辿る少年時代から今に到る人生の記憶……いわば「グワィニャオン流昭和庶民伝」か?
初演(2006年)、ハグワィベルシアター版(2014年)とも観ており3度目になるが懐しさと新しさが同居・融合している感覚だったが、終演後の西村さんによれば「フルリメイク」とのことでなるほど納得。
それにしても笑いと感動にアクションからレトロネタまで盛り込んで大サービスだなぁ。

ぐりむさん

ぐりむさん

東京ノ温度

nakano f(東京都)

2019/11/29 (金) ~ 2019/12/02 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/12/02 (月) 14:30

価格3,300円

【ゔぃるへるむさん】
翌日にプレゼンテーションを控えた女性会社員二人組が会社帰りに初めて訪れたバーで女主人が「この店は現実世界とメルヘンの世界の両方に通じているメルヘンバーだ」と告げ……な導入部は【やーこぷさん】に近く、グリム童話のキャラクターが複数出てくるというコンセプトは【やーこぷさん】と共通だが、その後はガラリと趣きを異にする。
いわば【やーこぷさん】は状況設定の面白さを活かした基本編、こちらは状況設定を踏まえた上で物語性を重視した応用編と言えるのではないか。
元ネタに「がちょう番の女」「星の銀貨」という馴染みの薄い2編が含まれているので尚更?
さらに両編に微かな接点があったりもして、タイプの異なる2編の構成・組み合わせがとても見事。

ただ、5分以上の開演押しに開演前・終演後を通じて全く触れなかったのは珠に疵。
定刻を過ぎてから(やっと)始める開演前諸注意(前説)は「本日は足元の悪い中、ご来場ありがとうございます」ではなく「開演が遅れまして申し訳ございません」ではないのか?
ということで、星は1つ減ずる。

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

カワグチプロヂュース

劇場HOPE(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/15 (金) 14:00

座席E列4番

価格3,000円

従来の第1話を、今年6月のラフカットに書き下ろしたものと差し替えた「新版」、映画版は第4話を続編小説からもってきていたので、結果的に映画版とは半分が異なる内容になったワケだ。

そうして、説明が多くなくしかしそれでも観客にはちゃんとワカる、その匙加減が絶妙と感ずるのはσ(^-^) が繰り返して観ているからではあるまい。

舞台となる喫茶「フニクリフニクラ」は大塚から中野に移転したことによりレイアウトが変わったが、しかしそれは上野ストアハウスに江古田ストアハウスの面影を感じるように、ちゃんと大塚にあった店の遺伝子を継いだ感覚であった。(笑)
ちなみに大塚では若干の角度をつけて店を覗いているような装置だったのが中野では真正面(真横?)からになったのは、今後、全国各地で上演することを視野に入れてのこと(アフタートークでの川口さんの弁)。

あと、最後にコーヒーカップに照明が絞られてフッとそれが落ちた瞬間、暗闇の中にカップの残像が浮かぶ効果が見事。
去年の萬ではその効果が今一つ弱いような気がしただけに「そうそう、これこれ♪」状態。

ぐりむさん

ぐりむさん

東京ノ温度

nakano f(東京都)

2019/11/29 (金) ~ 2019/12/02 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/30 (土) 13:00

価格3,300円

【やーこぷさん】
団体初見。
メルヘンバーのアルバイト採用面接に訪れた女子大生が体験する想像を絶する事態。
グリム童話の複数のキャラクターが登場するのみならずグリム兄弟やグリム童話集に関する豆知識・トリビアや懐かしめの小ネタも盛り込み、さらにメタ要素も程よく取り入れコンパクトにまとめて非常に見事。佳きセンスをしていらっしゃる♪ 余は満足じゃ♪
なのでもう一方の【ゔぃるへるむさん】も速攻で予約。

Dear Me!

Dear Me!

青春事情

OFF OFFシアター(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/18 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/14 (木) 19:30

価格3,000円

歌舞伎町にある深夜保育の無認可保育園を描いた人情コメディ。
昭和30年代頃(?)に多かった「人情喜劇」の現代版のような温かみはいかにも青春事情と言えるか?
若干の無理もあるが「芝居のウソ」の範囲内として容認。

笑うゼットン −風雲再起−

笑うゼットン −風雲再起−

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/13 (水) 19:30

価格3,900円

南北の国境線際にあるプレスセンターを舞台にした物語。
コミカルに始まりながらも「飛翔体」発射に端を発する戦争への不安・緊張感がじわじわと迫ってくるのが不気味。
そして初演時(2013年5月)よりもリアルに感じられてしまうという世界情勢などを背景にした作品の再演を観る度の感覚が本作でも。ホントにイヤな世相だね。
で、初演時には気付かなかったが「明らかに架空な(=現実ではありえない)年代設定」があるなと。いや、芝居のウソとして容認できるものなので問題はないが。
あと、韓国映画「JSA」も思い出した。(これも初演時はにはなかったこと)

ただしヤクザを除く

ただしヤクザを除く

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/11/07 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/09 (土) 18:30

価格2,500円

ちょっと縁遠いように思える「人権」を「ヤクザは宅配ピザを頼めないのか?」という身近な例を使って考えさせるケーススタディ、的な?(笑)
なので大変ワカり易く、なおかつ重要なポイントもきちんと踏まえて解説していて、もちろんドラマ性や笑いも盛り込んで鮮やか。

ごえん

ごえん

東京タンバリン

小劇場B1(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/14 (木) 14:00

価格3,500円

5円硬貨を想起させる大きな同心円が据えられた舞台で「ご縁(と5円?)」によって広がって行く物語。
途中で危うい方向に向かうのではないか?とハラハラしつつも最後は軟着陸してふんわりと優しい気持ちになれるのは東京タンバリンの持ち味か?
それにしても出演者の人数と登場人物の数の差の大きいことといったら!(笑)

アンオーダブル

アンオーダブル

演劇企画 heart more need

劇場MOMO(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/21 (木) 19:00

座席F列7番

価格4,000円

5年前に亡くなった脚本家の母について知らない部分を聞き出すべく生前の母とユニットを組んでいた演出家を訪ねる娘……な物語。
おそらくは米内山さんの実体験に基く部分も多かろうことが察せられ、特に前半では溢れる演劇愛をモロに浴びるようで涙が出そうだった。
予期せぬ妊娠によりしばらくは筆を置き、やがて妻・母と脚本家を両立させることのあれこれに「あぁ、そういうことなんだなぁ」と気付かされること多数。
また、音野さんの会社員、塩崎さんの演出家を筆頭にどの人物もいかにもいそうな説得力があったのも見事。キャスティングと役作りの相乗効果なんだろうな。

栗原課長の秘密基地

栗原課長の秘密基地

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/21 (木) 14:00

価格3,800円

児童文学賞の授賞式直前、第18回となる今回は受賞者や作品に好ましからざる事情が相次いで浮上し、主催者である出版社の担当者たちが苦慮した末に導き出した解決策は……な物語。
数年前に他団体で観た時はいかにもフィクションと思ったが、今観るとなんとありそうで皮肉に満ちて見えることか!
そもそも執筆されたのは20年近く前のようで、「時代がフィクションに追いついた」みたいな? ヘンな世の中になったモンだ。

なお、劇中でベテラン女性作家が「とんでもありません」などと誤った言葉遣いをしていたのが気になった。
執筆当時作者は既に30代後半だった筈で、劇作家たる者、そのあたりはしっかり学んでいただきたい。

ボクのサンキュウ。

ボクのサンキュウ。

空晴

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/08 (金) 19:30

座席G列16番

前回観た時に半ば予期した通り、さらに年齢が上昇……(笑)
基本的にはコメディタッチながらずっとその奥に流れ続けている切なさあるいは哀しみの要素が最後に解消されるのが巧み。

HUSBANDS, WIVES, DREAMS

HUSBANDS, WIVES, DREAMS

文月堂

nakano f(東京都)

2019/11/20 (水) ~ 2019/11/24 (日)公演終了

鑑賞日2019/11/20 (水) 19:30

価格2,500円

3編オムニバスを2編ずつ上演(初日以外はアフター演芸もある)という情報であったが、その内容は3組の夫婦(元を含む)の夫3人ともう1人による「Husbands」と妻3人ともう1人による「Wives」がほぼ同じ時間軸の中の出来事でそのラストに「あること」が起こり、「Dreams」は解決編的な内容らしい。
そういうことならいくつか3編通し上演の回を設けるべきだし、「Dreams」が解決編である旨は事前に広く告知しておくべきではあるまいか?
内容は悪くなかったが、尻切れトンボなままの感は大きく、前記の疑問が残った。
いつか劇場で1つにまとめた版を上演することはあるのかしら???

現金な人、厳禁

現金な人、厳禁

怪奇月蝕キヲテラエ

新宿眼科画廊(東京都)

2019/11/08 (金) ~ 2019/11/12 (火)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/11/08 (金) 15:00

価格2,500円

前作に続いての「お仕事もの」。今回は個性豊な女性メインのコールセンターを舞台に4ヶ月余の出来事を80分程度で見せ、(禁止されている)副業の定義などにも言及。
そのテンポの良さはイイが、終盤で一旦軟着陸した後を見せてから時を遡ってそうなる過程を見せる時に句読点がない読み聞かせと言うか、まだ口の中のものを咀嚼しきれていないのに次を押し込まれると言うか、場面を脳内で処理しきれないうちに先に進むような部分が無きにしも非ず。(え、これ、こちらの理解力の問題か?(爆))

だからどうした

だからどうした

HYP39LOVE

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/11/07 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/12 (火) 18:30


【高円寺チーム】
下北沢チームの鏡像のようなオープニング以降、あれこれ対照的。
刺さりまくり(=共感しまくり・似た経験を思い出しまくり)な下北沢チームに対してこちらは客観的に観ることができ、いわば下北沢がサファリパークで高円寺が動物園、あるいはアリーナ席と2階スタンド。
そして刺さり具合はショットガンとスナイパーライフル、全体の印象は金曜ナイトドラマとと金曜22時のTBSのドラマ(一部25時過ぎの深夜ドラマ?(爆))みたいな。(笑)
で、時々昔のわが身を思い出すような終盤のカズくんはイタいが、ある意味それを肯定するような台詞が序盤にあるという。

カズくんが女性……いや交際(していると思っている)相手に対して抱く(理想化した)幻想は少なくはない数の若き男性(もちろんかつての自分も含む)が抱くであろうもので、それをあのように打ち砕く表情豊、畏るべし!(笑)
いや、もしかしてこれって女性に対して幻想を抱きがちな男性へのワクチンになり得るのではないか?(真顔)

そんなこんなから考えるに、【下北沢】は恋愛や夫婦間の感情そのものを描いていて、【高円寺】は恋する人々・恋愛に振り回される人々を描いているといえないだろうか?
「事象」を描いた【下北沢】はあれこれ経験と合致することが多く、いっぱい刺さるので「ショットガン」で、「人物」を描いた【高円寺】は共感する/理解できるキャラ限定となるので「スナイパーライフル」、みたいな。

ネタバレBOX

序盤の村田さんの「イタくてなんぼなんじゃまいんですか、恋愛って」という言葉を猛進したカズくんの暴走譚と言えるかも?
だからどうした

だからどうした

HYP39LOVE

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/11/07 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/11 (月) 19:30

価格3,500円

【下北沢チーム】
恋愛や夫婦間での「あるある/ありそー」「ワカる!」な状況満載で、少なくとも1つや2つは観客全員に刺さりそう。
また会話も自然でこれまた似たようなことを言った経験者は多数?(笑)
なのでちょっとしたきっかけからの喧嘩・別れ話のリアルなことと言ったら!
また、上手側の「部屋」をちょっとした換装で5通りに使い分ける(下手側のスペースも何ヵ所かになる)アイデアや終盤の「疾走」(オトナの青春だね)の見せ方も愉快。
あと、多面性があると言うか、ダメな/イヤな部分とイイ部分の両方を併せ持つ人物たちも魅力的に思えた。アッパレ!
さらに、ついこないだに続いて舞台上の人物に対して思ったことを、その直後に相手役が台詞として口にするというシンクロ現象アリ。(笑)

BREMENS-ブレーメンズ-

BREMENS-ブレーメンズ-

劇団やぶさか

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/11/10 (日) 15:30

価格2,800円

「ブレーメンの音楽隊」をベースにした物語。(そう言えば原典クライマックス場面以外よく覚えていないな)
出だしこそいつものやぶさか調だが、珍しいことに次第にダークな味わいに転じ、ドイツと言えば、な悪魔(フィクションでお馴染みのものと実在したものと)も登場させてレイシズムの広がりに警鐘を鳴らすという。それを80分の中編で描くとはお見事。
また、赤いシニヨンカバー(?)と幅広リボンで上下の鶏冠を表現したアイデアに感服したニワトリを筆頭に衣装もいつもながらステキ。
なお、浅学寡聞につき劇中出てきた「クリスタル・ナハト(水晶の夜)」を帰路に調べて納得。(観ながら推察したことがだいたい合ってた)

【追記】
ロバ(だったかな?)が口にした「大概ですね」が例えば宮沢賢治とかの時代のレトロな感覚で作品の世界観を印象付けていたのと犬の台詞がサムライ調だったのが個人的なツボ。

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