じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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「母の日」

「母の日」

味わい堂々

中野スタジオあくとれ(東京都)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

シュールな展開に脳を駆使
キャピキャピ感いっぱいでリアリティのある女子高生の会話から始まりつつ、緑衣のナゾの人物が押入れから登場して以降はシュールな展開で、事態を飲み込むのに脳を駆使するが、終盤の「赤いカーネーション」にホッ

新装開店危機三発BAR黒髭

新装開店危機三発BAR黒髭

劇団†勇壮淑女

シアターVアカサカ(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

肩肘張らずにひたすら笑える
小難しいリクツや主義主張があるでなく、肩肘張らずにひたすら「あは、あは、あは」と笑っていられるコメディ。それだけに、中盤での「人死に」がちょっと似つかわしくないようで残念。
なお、この日だけ出演というサプライズゲストには仰天!

Deep Summer TREASURE ~孤島に眠る幻の伝説~

Deep Summer TREASURE ~孤島に眠る幻の伝説~

理想現実

ザ・ポケット(東京都)

2007/05/09 (水) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ユニットとしての決意表明
「最終兵器」を手にした人間の責任や心の弱さについて説く終盤が良く、女海賊ビアンカの有言実行の姿勢に、演劇界での理想を掲げ現実にしてゆこうというユニットとしての決意表明を感じる

ハナレウシ

ハナレウシ

演劇集団Z団

シアターサンモール(東京都)

2007/05/09 (水) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

アツい漢(おとこ)たちの骨太なドラマ
高杉晋作を中心としたアツい漢(おとこ)たちの骨太なドラマで、旗揚げ以来の5作品中一番シリアス度が高い。晋作をライバル視していた粟谷帯刀の終盤のセリフとそれに続くラストシーンが良くて、泣けたぁ。

また、「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」という都々逸や、「おもしろきことのなき世をおもしろく」という辞世の句の使い方も○

冬のユリゲラー

冬のユリゲラー

ヨーロッパ企画

ザ・スズナリ(東京都)

2007/05/05 (土) ~ 2007/05/15 (火)公演終了

満足度★★★★

起承転結がハッキリ
多少ムチャな部分もありつつ、起承転結がハッキリしていて(リアルタイムで進行することも幸いしたか?)物語的に面白いばかりでなく、超能力の見せ方のギミックなどもよく出来ており満足

苦悩のピラミッダー

苦悩のピラミッダー

ヨーロッパ企画

駅前劇場(東京都)

2007/05/03 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了

満足度★★

肩透かしを喰らう
特有の(良い意味での)「ユルさ」「ヌルさ」満載で笑えたが、経時表現が稚拙で全体にメリハリがないために「再演ものだけに面白そう」と期待が膨らんでいた身として肩透かしを喰らう

LOST

LOST

劇団伍季風 ~monsoon~

アイピット目白(東京都)

2007/05/03 (木) ~ 2007/05/06 (日)公演終了

満足度★★★

評価真っ二つかも
前半に「芝居のウソ」で片付けるにはちょっとキビしい部分が散見されるものの、親子ネタおよび生命ネタの二段構えで泣かせる終盤は見事。だもんで、観る者を選ぶというか賛否両論で評価真っ二つかも?

人生最良みたいな~!日?

人生最良みたいな~!日?

劇団たいしゅう小説家

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/04/29 (日) ~ 2007/05/06 (日)公演終了

満足度★★

フツーのコメディの域を出ず
前半は結婚式と葬儀の「同時進行」ネタを使いながらも、中盤から新たな人物を登場させ新たな展開にして単調になることを上手く回避するというのはなかなか良かったが、やはりフツーのコメディの域を出ず。

光あれ!

光あれ!

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・スズナリ(東京都)

2007/04/26 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了

満足度★★★★

マスコミ批判や姉弟愛など盛り沢山
マスコミ批判や姉弟愛など盛り沢山で、それゆえに稀有な血液型を持った者の救済関連の部分が薄くなった感なきにしもあらずながら、各種元ネタがわかるだけに楽しめたし、吉報がもたらされるラストは心地良い

AM 2:02

AM 2:02

天然工房

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/04/28 (土) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★

王道系コメディ
多少のムリと若干のドタバタ感はありつつも王道系コメディで大いに笑わせて、しかもそれだけではなく、最後に明かされる外国人アルバイトが退職した理由が見事で感動

世にも不思議な死神裁判

世にも不思議な死神裁判

MK-Box

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2007/04/25 (水) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

エピローグが鮮やか
終盤で藤田かおる(客演:東京サギまがい)が見せた表情が秀逸。

ネタバレBOX

命を粗末にした者に対してはたとえ改心したとしても厳しい処罰が下されるビターな結末かと思わせておき実は…というエピローグが鮮やか。
ファーストミッション

ファーストミッション

SORAism company

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2007/04/27 (金) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

あちこちに既視感があることは否めないけれど…
…約60分というコンパクトなサイズにまとめたコメディとしてよく出来ていたんじゃないかしら?
旗揚げ公演『There is …』を観ていればより楽しめるけれど、観ていなくても十分楽しめるでしょう。
それにしてもシリアス路線とコメディ路線の両方をこなす劇団は数あれど、同じキャラクターを使って2つの路線を上演というのはユニーク。

ドリル魂-ガ・ガ・ガ・ガ・ガー

ドリル魂-ガ・ガ・ガ・ガ・ガー

劇団扉座

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/04/24 (火) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

アイデア満載!
群像劇系なのでストーリーがやや弱い感なきにしもあらずとはいえ、それでも笑いあり、恋愛あり、組(会社)のピンチありでちゃんと物語になっているし、STOMP風のパフォーマンスやシルク・ド・ソレイユばり(ってか合格者だから本チャンだ)のエアリアル、それにアクションも取り入れた「作業」(笑) が素晴らしくて、2時間チョイなのに「え、もう終わりなの?」みたいな…

0:44の終電車~ゼロヨンヨンのしゅうでんしゃ~

0:44の終電車~ゼロヨンヨンのしゅうでんしゃ~

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2007/04/19 (木) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

2時間半がアッと言う間
ゆるやかに始まりながら次第に加速して、それと同時に徐々に真相が見えてくるというスタイルのクライム系サスペンスで、舞台劇としては非常に多い場の数と、そのスピーディーな転換を可能ならしめた装置が相俟ってテンポも良く、2時間半がアッと言う間。

ネタバレBOX

2組の親子の愛情には泣かされました。
龍宮物語~Ryu-Kyu Story~

龍宮物語~Ryu-Kyu Story~

劇団BOOGIE★WOOGIE

麻布DIE PRATZE(ディ・プラッツ)(東京都)

2007/04/17 (火) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団として大きく進歩
従来の作品(の大半)と同様のコメディ調で始まりながらも、やがて環境破壊問題なども取り込んで物語が大きくうねり出し、壮大なテーマにたどり着いて締めくくるという構成に「成長したなぁ」と感動。

ラストでは劇団としての大きな進歩・飛翔を感じ、その直前にあった「龍宮号」が飛び立つシーンに重なって見えてホロリ…。

ネタバレBOX

所謂「悪役」である急進派も、私利私欲のために行動しているのではなく人間の環境破壊に対する反発であり、しかも自らも犠牲になることを知ってやっている、という設定なのが巧い。
ATT LIVE4

ATT LIVE4

ATT

国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟・小ホール(東京都)

2007/04/20 (金) ~ 2007/04/20 (金)公演終了

満足度★★★★

他に類を見ない新型アクション
短篇ストーリーはオチがやや弱かったのが惜しいが、今までよりもさらにまとまりがあって進歩していたし、ホールの広さを活かしたダイナミックなアクションは他に類を見ない。
また、ジャグリングとタップのコラボなどの新ネタ(?)もあって、次回も楽しみ!

メトロノウム

メトロノウム

DMF

ザ・ポケット(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

全体の構想が良くアクションの見せ方も巧み
前半にいろいろなことを盛り込みすぎて長尺(2時間30分)になってしまったのは玉に瑕だが、ストーリー全体の構想やヒントを少しずつ出して真相を推察させるというスタイルが良いし、途中でスローモーションになったりすることも含めてアクションの見せ方も巧くて満足。

ネタバレBOX

前半ではバーチャル世界の世界観というかルールというか、それを理解させる程度にとどめて、「本当に壊さなくてはならないもの」を壊す後半に重点を置けばもっとスッキリしたんじゃあないかしら?
あいあい傘

あいあい傘

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2007/04/04 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

安心して身を委ねることができる
往年の松竹映画のように古風というか古典的というか、な人情モノながら、笑いも交えた前半から泣かせのクライマックスへという流れが自然で、安定しているというか、安心して身を委ねることができるという感じ。

ネタバレBOX

特にヒロインの「赦し」が良かったなぁ。父親との「オトナの対応」場面は白眉。

がしかし、終盤のお守りのエピソードは中途半端。
それを入れたが故にプロローグと対になるようなエピローグを付加して由来を説明せざるを得なくなり、対を成すということでは悪くないけれど、妙に説明臭くキレの悪い終わり方になってしまったのは何とも残念。

むしろヘンに説明したりせず、観客の想像に委ねて現在の場面のまま終わらせた方がスッキリしたのではあるまいか?
ジューゴ

ジューゴ

TEAM 発砲・B・ZIN

本多劇場(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

各キャラをまんべんなく使って見事
昔ほどのインパクトはないとはいえ、低迷・停滞気味だったここ何年かの作品群に比べると起死回生のヒット、な感じで、まず設定が○。
また、各キャラをまんべんなく使っているのも見事。最終公演だけに、これはとても嬉しい。100分ほどのコンパクトなサイズと相俟って、うまくまとまっていたと言えるでしょう。

悪の唄 もしくは 正義の唄

悪の唄 もしくは 正義の唄

Neo Mask

萬劇場(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

キレの良い殺陣とアクション+α
キレの良い殺陣とアクションが期待通り、いや、期待以上だったことに加えて、多層構造の巧みさと、提示される「正義とは何か」の命題やラストで明かされる主題が良くて満足。

ネタバレBOX

メインとなる忍者パートがカウンセリングを受けている患者の夢で、カウンセラーと患者がその夢の中に入っていったり、さらにそれが実はカウンセラーの夢で…というアイデアには感心。

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