じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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vision

vision

温泉ドラゴン

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/02/12 (日) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

考えようによっては「逆怪談」?
いわゆる「オトコ所帯に女が1人」系かと思わせておいての意外な展開。
終盤で思わぬ方向に行って唸っていたらさらに驚愕のオチに導かれてギャフン。
途中で「こういうコトなの?」と思ったのは「蒔き餌」で、そこに気をとられていたらもっと大きな罠に気付かなかった、的な。
(以下ネタバレBOXへ)

ネタバレBOX

考えようによっては「逆怪談」?
霊に導かれるのではなく自分からそちらに寄って行く、みたいな。そしてそれだけ喪った相手への想いが感じられて哀しい。
Tripod

Tripod

靖二(せいじ)

明石スタジオ(東京都)

2012/02/10 (金) ~ 2012/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★

オトナの味わいを堪能
大学写真部時代から10年以上の付き合いとなる気心知れた仲間たちを描きながらも生き方(の選択)の違いなどが浮き上がってくるというオトナの味わいを堪能。
また、男優陣がいずれも「カメラマンっぽい」風貌なことにニヤリ。

ハローワーク

ハローワーク

国分寺大人倶楽部

テアトルBONBON(東京都)

2012/02/08 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

正攻法でありながら同時にトリッキー
少人数の印刷工場での1日を、「あるある」「いるいる」系のネタを絡ませつつじっくりと描いて下地を作っておいて終盤で爆発(?)させ、丸く収まったりそうでなかったりの後に…(自粛)…とは。
なお、一部の人物については他人事としてニヤニヤしながら見ていたが、実際に身近にいたらイラつくだろうなぁ。(笑)

ネタバレBOX

なお、片桐はづき嬢の佇まい(ってか髪型)、いわゆる「事務担当の女性」になりきっていて、最初はアレ誰だろう?みたいな。
あと、場(と言うよりは「チャプター」?)ごとに登場人物がフィーチャーされ、舞台上では職場だが、私生活部分の映像を左右のモニターで見せるというのが斬新。ただ、両方を観ようとすると集中できないので一長一短かも?
いっぽんの木【終演しました!ありがとうございました】

いっぽんの木【終演しました!ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

pit北/区域(東京都)

2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

考えるのではなく感じる作品
文学で言えば小説ではなく散文詩、的な?
長い年月あるいは生命の象徴である「いっぽんの木」と点描風に演じられる人の営みの対比を感じ取れるか否かが評価の分かれ目?
起承転結がはっきりした「物語」ではないので、考えるのではなく感じる作品と言えるのではあるまいか。

バックギャモン・プレイヤード

バックギャモン・プレイヤード

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★

シンプルに見えるが含みは沢山
シンプルかつベーシックであるがゆえにもっと小さな友人関係から歴史上の国家のレベルまで当て嵌めて受け取ることができるのがミソ。
なので、舞台上の出来事の「奥にあるもの」を観ると言うかそこからインスピレーションを発展させて自分の中で発展させることができるか、演じられている表層だけ観るか、によって評価が異なるのではあるまいか?
 
また、時折舞台と客席の「垣根」を超えて人物の心情がこちらの心に飛び込んで来る感覚は3-D映画の如し? 他にもいくつかの台詞が心に刺さったし。
その場に居合わせているように感じる「サラウンド」的なものはままあるが、こういうのはあまりないなぁ…(個人の感想です)

ネタバレBOX

なお、人がまた住み始めて「村が生き返る」エピローグは敢えて見せずに「微かな希望」だけ見せた直前のシーンで終幕というのもアリか?とも思う。
そんなエピローグ部分に惑星ピスタチオの「破壊ランナー」最終版の「ボーナストラック」を連想したりも。
あのエピローグが冒頭につながっていて「歴史は繰り返す」…いや、「人の営みは続いて行く」と示す終わり方ももちろん良いので、この終わり方を否定するものではないけれど。

あと、小玉さんの役のイメージが「アメリカ」と聞いて大いに納得。
Re;リヴァイヴ -IN THE END-

Re;リヴァイヴ -IN THE END-

空想天象儀

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★

思わぬ落とし所
山田悠介の小説のような世界でありながら、思わぬ落とし所に持って行くのが巧み。
また、真相を劇中で明かす前に観客に悟らせて優越感を持たせるヒントを提示するのもニクい。
がしかし、ミノルがあそこに送られるのはちょっと無理がないか?

真冬の夜の夢

真冬の夜の夢

平熱43度

ワーサルシアター(東京都)

2012/02/08 (水) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ファンタジー気味の冒険活劇として上出来
タイトルや登場人物名に沙翁からの引用を多用している割に内容や役どころに反映されてない憾み無きにしも非ずながら、それを別にすればファンタジー気味の冒険活劇として上出来。
序盤で作品世界に組み込まれたシカケのヒントをさりげなく提示しているのもフェアで◎。

【全公演完売!】からくりサーカス

【全公演完売!】からくりサーカス

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/02/09 (木) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

155分間観応えたっぷり
原作は未読につきどれだけの範囲を舞台化したのかはわからないが全43巻のの原作を上手く整理した感じは伝わって来る。
また、人間型ではないクリーチャーの表現はいわば御家芸で見事だし、ちりばめられたギャグも楽しい。

愛はタンパク質で育ってる

愛はタンパク質で育ってる

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2012/02/08 (水) ~ 2012/02/14 (火)公演終了

満足度★★★★

もっと観ていたかった
1組の恋人たちのスケッチを挿し挟みながらあるキーワードに沿った(時々そこから派生した)あれやこれやを組み合わせ時にはクロスさせて見せ、拡げるだけ拡げてどう落とすかと思っているとキチンとタイトルに絡めて締めくくるのが見事。
また、終盤で真相(?)を明かす前にサラッと仕込まれた「イイ話」も好き。かくて予告通りの100分の上演時間も体感的には1時間程度。もっと観ていたかったなぁ。

dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス

dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2012/02/03 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ver.黒
乱歩6、ウエルズ2に狂気も2ほどブレンドした「黒髪…」は基本的にはオリジナルに近くイヤーな感じ。
が、「ほんの遊び心 ver.黒」の良い意味で「しょーもねー」な可笑しさがそれを払拭するという確信犯的犯行、そのバランス感覚たるや…(笑)

dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス

dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2012/02/03 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ver.青
オリジナル版は極限状況での2タイプの師弟関係に重点があるように感じられたが、長編化によって「生きること」が色濃く浮き上がってきたように思う。
また、価値観の異なる別世界での出来事とすることにより主題が際立っているのに今更ながらに気付く。
併演の短編「ほんの遊び心 ver.青」における「崖の上感」もなかなかに見事。

せいし

せいし

はぶ談戯

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/02/07 (火) ~ 2012/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★

女性作家ならでは
提示された複数の挿話が関連付けられて収束する物語構造に加えて、後半で見せる複数の「対比」が上手い。特に女性キャラ達の生き方・考え方は女性作家ならでは、な感じ。
さらに鯨幕が…だったりな装置案や音楽も◎。

『ZIPPY』 ジッピー

『ZIPPY』 ジッピー

anarchy film

新宿アシベ会館B1(東京都)

2012/02/01 (水) ~ 2012/02/11 (土)公演終了

満足度★★★

捻り過ぎあるいは捏ねくり回し過ぎ
謎をちりばめまくりなストーリーや手作り感満載で独特な味のある美術(メイク・衣装も含む)など「ヨリコワールド」ド真ん中だが、過去に観た2作と比べて捻り過ぎあるいは捏ねくり回し過ぎ(=考えさせ過ぎ)なのが残念?

おどろきもものき桃の木荘

おどろきもものき桃の木荘

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

対象年齢不問のお伽噺
オトナのための…いや対象年齢不問のお伽噺、な感じ。
ともすればマンガチックで陳腐になりかねない内容を「芝居のウソ」ギリギリの範囲内にとどめて和む・癒されるという感覚。
途中で語られる「幸福論」的なものや「隕石」のオチや「メカ59」のような脱力系ネタも◎。

2ndライブ

2ndライブ

38mmなぐりーず

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/02/05 (日) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

なぐりーず は レベル が *つ あがった
衣装のみならずあれこれバージョンアップ。「なぐりーず は レベル が *つ あがった」みたいな。初ステージを観た時は感じなかったとはいえ、こうして比べてみるとやはりあの時はカタかったのかな?という印象。余裕が出て来て良かったぁ。
次回公演のダンスパートを中心に構成したコエキモ、A-1GP参加作品にして歌で締め括る青春事情、と「対バン」の演目も(結果的に)バランス良く、今後はワンマンと対バン(要選定)の2本併行が良いのではないかとも思う。

チェーホフのスペックⅡ

チェーホフのスペックⅡ

カトリ企画UR

STスポット(神奈川県)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

手法に特色ある中編2本
「熊」では小柄で可愛らしい女優2人で1人の巨漢を演じさせる手口にしてやられる(笑)。当日パンフレットの配役を見て「2人で1役とな?」と思ったが。劇中で人物設定を聞いて納得、みたいな。
「アングル」は断片的にしか知らなかった「櫻の園」を改めて知る感覚? また、シテが舞台上で演じ、ワキは生声や映像という手法に唸る。

FAST LANE  ファースト・レーン

FAST LANE ファースト・レーン

Performance team PADMA

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/02/03 (金) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

時間泥棒?
擬闘、ダブルダッチ、バイクなどのスゴ技と脱力系ネタ(「台詞が棒読み」だなんてご謙遜!」)との組み合わせ方・バランスが良く90分弱の上演時間が1時間程度にしか感じられず。終演時に「あぁ、やっぱりこのテは体力的な面もあるので1時間くらいなんだなぁ」と思って時計を見たら90分演ってた、ってくらいで。時間泥棒でもいたのか?
また、ネタ系が単発でなく忘れた頃に既出のもののリプライズがあったりする(医者とかメガネとか)のも上手い。
それにしてもバイクと人のプロレスなんて発想、どこから出て来るのやら?

つぎ、待ち

つぎ、待ち

激情コミュニティ

d-倉庫(東京都)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

痛快だが古傷が痛む終盤
表面的には独立したエピソードを同じ列車に乗り合わせたという共通項で括った形式はまさに「オムニバス」の語源的。
終盤で隠された共通項が明らかになり、女性たちが一斉に…な場面は痛快であると同時に古傷を掻きむしられるような気がしたりも(爆)。
その終盤の展開は昭和中期頃には男女逆で成立していたのではないか、とフト気付き「時代だなぁ」と。
あと、カラフルな幾何学模様に見せかけたバミりと、それを必要としたところの装置案も◎。

ロゼット〜春を待つ草〜【ご来場有難うございました!】

ロゼット〜春を待つ草〜【ご来場有難うございました!】

ハイリンド

「劇」小劇場(東京都)

2012/02/03 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台美術もステキ!
観始めてから初となる現代モノということに加えてシリアスなものも内包しながら基調はユーモラス、というのが新鮮。
また、いわば線描のように最小限の要素だけで組んだ装置(ドアにハイバイ式を連想)もデザイン、機能の両面からステキ。

あの日はライオンが咲いていた

あの日はライオンが咲いていた

PocketSheepS

萬劇場(東京都)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

脚本にチカラあり
実は二軸な物語ながら「軸がブレた」印象でなくきちんと「シフトさせている」構成が巧み。
また、中盤で全体の構造と真相に関するヒントを提示することやくすぐりなどの小ワザを程よく仕込んでいることも上手い。

ネタバレBOX

劇中で触れた「ハッピーエンドとは何か」を受けるかのように、安直な「めでたしめでたし」のありきたりな所謂ハッピーエンドにしないのもポイント。

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