ぱち太の観てきた!クチコミ一覧

41-60件 / 610件中
ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場「ガリバー旅行記」

ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場「ガリバー旅行記」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2015/10/15 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

2作品とも観たけれど・・
個人的にはこちらの作品の方が好きかも。

・・やっぱ生きた馬が出てくるからかな?

生きた美しい馬の迫力にはなかなか人間は太刀打ち出来ない。

以前もラドゥ・スタンカの作品を観たけど、どの作品も洗練と言うよりは凄くパワフル。

でもそれって、自分もインターネットで良くみるルーマニアの音楽番組なんかにも言える事なのかも。

洗練と言うだけでも日本の作品を凌駕しているけれど、それを上回るジプシー的な想像力の混淆具合に目をすぐに奪われてしまう。

昔は想像しながら見るだけだったけど、今はフェイスブックとかでたまにしか日本に来ない劇団の情報収集もできて事前準備できるから良いね・・

ボリショイ・ライフ

ボリショイ・ライフ

げんこつ団

駅前劇場(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきました
観て、勿論面白くないわけはなかったんですが、なかなかすぐに感想を書けない昨今・・いや、勿論最高でした。

・・他にも感想書く時間が無かった作品が山のように・・(汗

Theater ZOU-NO-HANA 2015

Theater ZOU-NO-HANA 2015

象の鼻テラス

象の鼻テラス(神奈川県)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

5日に・・
ツアーからクルーズ、スイッチとみてきました。山内健司氏の一日を通しての活躍に、ツアーの横浜の路上の詩人譚の話も含め深い感銘を受けました♨

MEMENTO2

MEMENTO2

カメハウス

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2015/12/26 (土) ~ 2015/12/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

関西の劇団っていうより・・
なんか以前から感じていたんだけど、
東京本公演がまったくないんで関東ではあまり印象に無いんだけど、
物語ってだけじゃなく設定の独特さ、
あと何といっても主人公含め生い立ちが薄暗い設定のキャラクターばかりなのにみんな純粋なところとか、
完全に独自の色を出しているって言う点では国内の劇団では突出していると思う。

矢継ぎ早に物語が展開していくんで観客が物語についていくだけで精一杯かもしれないけれど(3時間を越えるにもかかわらず!)
最後まで物語の勢いが落ちないところとか凄すぎる。

主人公の女優が今回で休業するみたいなので、
ちょっと見逃すと一生後悔するかもしれない。

個人的には自分と同じように東京の観客に見てほしいなぁと思う。

クオリティという点では関西にも同じかそれ以上の劇団があるのかもしれないけれど、
作・演出の亀井氏の世界観が痛いほど分かりすぎる。

今年も関東・関西・東北とかでぶらり演劇を観たけど、
個人的な好みではダントツかも。

ただいま

ただいま

劇団こふく劇場

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/12/19 (土) ~ 2015/12/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

最初地点ぽいなと思ったけど・・
観てるうちにのめりこんでいったら気にならなくなってきた。

全編女性目線の物語の作り方なのが面白いなと思った。

宮崎弁と言うけれど凄く聞き取りやすい。

最初2時間と聞いてええ、と思ったけど最後は悪くないなと思った。

宮崎というと自分のイメージでは九州のなかでダントツの田舎なんだけど・・(鹿児島なんかは距離的には遠いけど島に行くため東京の人間がいっぱい行くんで宮崎のほうが田舎っぽい気が・・)そこをうまく生かしてるんじゃないかと思った。

ちょっと長いけどがんばって見に行ってもいいんじゃないかと思う。

ネタバレBOX

石垣を作る石工の話がすばらしいと思った。

なかなか若い人の芝居なんかではこういう話が出てこない。

地味でもしっかり的なストーリーも、若い人がただ感じたというだけでは駄目で、歴史とか過去の人がつくった石垣とか、そういった実例がないとなかなか老人を納得させるのは難しいと思う。

そういった意味では若い観客向けだけに作られていないし、あと地点とかの発声を組み合わせているという意味でも東京の劇団でまったく見られないオリジナリティがあって素晴らしい。

どちらか片方だけというのは良く見かけるけど・・

面白い物語というのは良く見かけるけど、作り手をしてこういう作り方で現在これだけ出来るのか、と思わせてくれる作品は非常に少ない、しりすぼみ気味の現在からするとなかなかいいな、と思った。

あと勢いのある作品というのはたぶん公演直前集中して稽古したりと、普通に仕事していると厳しそうだけど、こういう作品なら30分程度の作品なら普通に仕事しながらでもできそうな・・そういう意味ではいい例になりそうな気が。

誰と結婚しても同じというおばぁちゃんの話は含蓄があると思う。

物語の最後にこう来るかと思った。

でも、よく考えて見ると・・男性なら60代でも再婚できるかもしれない。
女性はそういう意味ではよほど条件が良くない限り再婚というのは難しく、特に昔の場合。
おばぁちゃんくらいになると、死んだおじいちゃんじゃなくってあの人と結婚していたら、と思うことも一度や二度じゃないだろう。
後悔したことが皆無というのはありえないと、自分は(男性ながらに)想像する。

だからこそのこの台詞。
同じ女性に対しての優しさなんじゃないかと思う。
いや、厳しい現実というべきなのか。

男性に対しては決してどの女性と結婚しても同じとは言わないと思う。
いや、言うかもしれない。
でもその場合は結局あんた次第だと付け加えることを忘れないんじゃないのかな・・
五反田怪団2015冬

五反田怪団2015冬

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2015/12/16 (水) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

仕事帰りに
行ってきた。

吉田氏の踊りが最近パないわ・・

俺が読む哲学の嘘

俺が読む哲学の嘘

劇団 幕星

中野スタジオあくとれ(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

65分くらい(上演時間)
休日出勤のあときょうくらいしか見にいけねぇ!とダッシュで向かったら奇跡的に間に合った(苦笑

桜井氏の脚本を本人以外の演出・出演で見に行くのってあんまり記憶に残ってなかったんでどんなものかと思って少し不安に思ってた。正直。二次創作みたいなもんかな?とも。でも観始めてしばらくして慣れてくるとがぜん「良いじゃない!」となってきた。さすがに桜井氏の役を本人以外がやるのは違和感があったけど、でもこれが良い道筋になるんじゃないのかな。誰かがやらないと他の人が真似しにくいともいえるし。

個人的にはこういう作品こそ高校演劇とかで上演するものなんじゃないかと思った。

多くの名作はバランスを重視するあまり愛情的な物が描かれない。

そもそも愛情みたいなものはアンバランスの塊みたいなものなんだから、バランサーになった時点でどこか遠く隔たってしまうのは当たり前なのかもしれない。

その点、この作品はアンバランスの塊。

作品の無軌道な構造そのものが愛を体現しているといっても良いのかもしれない。

しかも、そこに別人の演出によってさらに奇妙な安定感が生じているように見える。

ん・・・こんなことあんのか?

こういう演出のことをマジックと言うのかもしれない。

舞台の上に登場するのは頭のネジがぶっ飛んだ登場人物ばかり。

それなのに、そこになんだか奇妙な夢の中の靄みたいな空気が漂う。

落ち着いた悲壮はやがて、対峙するディスコミュニケーションと共に、なんだか主人公の苛立ちとゆるふわの入り混じった夢の中にいつの間にかみんな取り込まれてるみたいな・・まるでJ・G・バラードの夢限世界に4畳半宇宙が何の特別な小道具もなく口先だけの囀りによって取り込まれていくみたいな・・そんな奇妙なねじれ感が、見えてくる。

一見何てことないけど、こういうのって想像以上に凄い。

言葉は桜井氏で演出が関村氏というのでどうなるのかと思ったけど、ようはリリックがパンクでメロディがそれとはまったく別の・・うまい喩えが思いつきませんが、スミマセン(苦笑

普通、こういう荒馬みたいな脚本を使えば台詞ばかりが頭に残るけど、今回は演出も両方残る。

作品の中に登場人物以外に2人いる。見える。

その2人が主人公と見えない幽霊の愛について神輿を担いでいる。
最初、それが愛には見えなかった。
でも今は見える。なんでかよくわからんけど(苦笑
なるほど、「僕たちこんなに愛しているんです」っていう人たちは本当は愛してなんかいないんだね。きっとなんか愛しているってことは、誰かが居なくなったとしても一人でニコニコしながら退屈そうに散歩できる人なんじゃないかね?小一時間くらい。

心の中に人ひとり住まわせられるかどうかってことは、きっと、心霊写真専門のキャメラマンのレンズによってしか分からないものなんじゃないのかね(笑

人生や愛とか呼ばれるものは凄くシンプルなんだと思う。

桜井氏の脚本は100年経って今の役者がみんな死に絶えるころには不朽の名作になってるかもしれないな、とかふと思った。

でも今回の舞台自体も地味に凄い気がする。
観客が異様に少ない(キャパゆえに)というのが残念なところではあるんだけど。

ちなみに帰りに会場近くのホームセンター寄ったらもう閉まってた(苦笑

どうぶつえんものがたり

どうぶつえんものがたり

ユリイカ百貨店

恵文社COTTAGE(京都府)

2015/11/22 (日) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「私の恋した青木さん」
を見てきました。

先に人間座に行って、それから恵文社、それから劇研に行ったのでこれしかみれなかった・・・

ちびっ子がいっぱいいて良い公演だったな。

ちょっと音声でトチっちゃったのが少し残念かもな。

でも青木さんの素敵さは子どもたちにも伝わったんじゃないかって思う。

それが一番大事なことなんだしね。

汗と涙の結晶を破壊

汗と涙の結晶を破壊

綾門企画

アトリエ春風舎(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/12/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

この作品は・・
「面白さ」を評価する作品じゃないのかもしれない。

・・というのも美大の作品なんかをたまに見たりすることがあるんだけど
ここに出てくる登場人物と全く同じといって良い学生たちを(作品の中に)見付けた記憶が何個もある。

ネタバレBOX

ただ、この作品を見てみて現実と多少違うんじゃないかと思えることは、
現実の人間たちはそれほど「目立とう」と渇望してはいないんじゃないかってことくらいで・・

それが若さゆえの青さなのか、作品を作り人目に晒すごとにどんどん自分の才能の無さを自覚するのと反比例して人に認められたい欲求が爆発し始めるからなのか。

それは分からない。

ただ、多くの場合才能のない(と自覚している)人ほど認められたいという欲望があとあとになって爆発してしまうのを良く見かける(ように思う)。

それは何でなのか?

この作品にはほんの少ししか触れられていないけれど、
「人に認められる」ということはそれほど蜜の味のするものだからなのかもしれない。

人に認められることを期待しないで作り始めたものなのに、
ほんの少し人に認められただけで舞い上がる経験をした人は多いように思う。

ひょっとしたら自分は才能があるのかもしれない。

ただ現実はそれほど甘くは無く、そんな風に自問自答している時点で天才からは遠く、本当の天才は現れた瞬間に既に疑いようもなく天才で、瞬く間に栄光の階段を駆け上がるか精神病院に送られるか(この場合は一生出てこれない)ということが多いように思う。

この世には下らない賞が多すぎる、ということをこの作品は言いたいのかもしれない。

なんで下らない賞があるのかと言うと、中途半端な才能しかない審査員たちが自分たちより少し才能のない候補者たちを縛り上げてすくみ上がらせて影響力を少しでも長続きさせるためにあるんじゃないか、とも思えなくもない。

この物語の主人公は、作品を作る才能には恵まれていないが、母親や死んでしまった親戚のおじさんに愛される才能には恵まれている。

それが妹には眩しい。

主人公は自分のその才能には気づいていない。

才能は乏しいものの作り続けられるクリエイターにはこのパターンが多いのかもしれない。

でもそれも良いと思う。

常に圧倒的な世界観を突き付けられた作品が立ち並ぶよりも、
ほんわかした作品、作者の人柄が目に見える作品も悪くないのかもしれない。

それが欧米に比べて著しく多い日本の舞台芸術作品の数につながるのだとしても。
カミナズム

カミナズム

彗星マジック

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄い面白い作品だと思ったんだけど・・
なぜかここでの評価が低めなのが?と思ったりも。

個人的にはここのところ観に来れなかったけど最近確変したという噂が本当なんだなとメインこれ目当てで関西に来て結構満足。そうでなければこのいい時期に関西で2時間観客席に閉じ込められるのは観光客(←最近自分が演劇ファンというより旅行好きなんだと気づいた)にはちょっと・・(苦笑

わりとはっきり思ったんだけどこの作品は東京向けだと思った。
もう時機は来たんじゃないか・・あとは場所さえ整えば。

橙色の中古車

橙色の中古車

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/10/30 (金) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

金曜当日券で
正直この日くらいしか行けそうな日が無かったんで帰り道のついでに寄ったら観れた(苦笑

こういう物語は意外と観客席の年代で意見が分かれるのかもなぁ・・
観客席の年代が意外と分かれてた気もしたので・・40代は少なかったのでは?

自分もアルゼンチンタンゴが大好きで(男がカッコいいところとか(笑
じいちゃん先生に「おい兄ちゃん、コレやる!」と言って貰ったコーシーで仕事終わりの眠気を覚ましながら「ゴチです」
「カッコよく歩く方法を教えてください!後姿が誰よりもカッコよく歩きたいんです!」
なんて言って教わったりしているんで意外とよくわかると思った(笑
やっぱ男に生まれたことの唯一に近い特権は肩の力を抜きながらカッコよく歩ける(可能性がある)ということだと思うし。肩をいからせて歩くのはただのバカだ。

競技ダンスとしてのタンゴとアルゼンチンのタンゴはかなり匂いが違うもので、この物語の主人公は競技ダンスというよりも、200年前に舟場のジゴロが娼婦たちを誘ったところの「アルゼンチンタンゴ」に憧れているというところがこの物語のキモだ。

周りを見てみれば分かるけど、日本人の若い男性でアルゼンチンタンゴの体の使い方でカッコよく歩いている人なんていない。
それはスーツを着て肩を切って歩くのとはまた別の感覚だと思う。

え、そんなことのために海を越えるの?と思いそうだが、それはただのきっかけで、そこから転がる石のように軽快に広いアルゼンチンを旅するところが良い。

ボカの路地裏を鋭角で踊るのはパンパの草原やマゼラン海峡を旅した獣たちの末裔なのだ。

何千キロも旅して主人公は日本の湿気を抜けてドライになれたんだろうか?

・・あ、そーいや劇中で2回テレビになりました(笑

リバース

リバース

演劇班赤眼鏡

シアターシャイン(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

本当に久々に
赤眼鏡の本公演を観たけど、やっぱり素敵だった。

それは『素晴らしい』というよりは、優しさの物語だ。

物語というのはこのくらいシンプルなほうが良いのかもしれない。

役柄に役者の空気が合っているとなお良い。

不必要な悪役は少ない方が良いのかもしれない。

脇役は分かりやすいが人柄の滲み出るほうが良い。

ちょうどおっちょこちょいなのんびり屋の秘書や目立ちたがり屋だが有能ではないブン屋が脇を固めていた。

主人公は有能だが、心の打たれ弱い参謀。

女性たちは皆タフで折れない心を持っていた。女子高生でさえ(笑
それが男性陣と対比されてとても印象的だった。

男性たちは3人ともパーフェクトからはほど遠かったが、世間一般にいる男性をうまく当て嵌めた類型だった。
女性と比べると男性はわりと分かりやすい存在なのだ。人格的にも。

観客の男性はわりとその誰かに自分を写してみることができるんじゃないかと感じた。

物語は美しいというほど非現実的ではなかったが、リアルと言うほど夢が無いわけではない。

登場人物たちは刹那的というほど目の前しか見えてないわけでもないが、10年先が完全に見通せているわけでもない。だけど見ようとしている。
ようは限りなく普通に近いといって良い。
・・でも、少し違う。
それは人を見分ける力だと思う。例えば男性の秘書。彼は人より意見をまとめるのに少し時間がかかるのだが、決して悪い人間ではない。そうみんな何となく理解できる。そういうことがみんな、ほんの少しだけ、うまい。

ひょっとしたらこれはおとぎ話なのかもしれない。夢なのかもしれない。
こんなうまくいくことってあるのか。
・・でも悪くない夢なんじゃないかと思う。

物語の登場人物は限られている。舞台も。でもその向こうの、目に見えない所までその輪が広がっているんじゃないかと思えたりもする。

それが映画とは違う演劇の力なんじゃないのか。
役者とか制作とか音響とか、みんな含めて観客席を取り囲むことで浮かび上がるものなんじゃないのか?

この劇団の作品を何作か観てきたけど、みんな素晴らしく優しくて良い舞台だった。

美しさだけなら演劇は映画に劣るかもしれない。

でも昔の舞台で受付に座っていたちびっ子が少し大きくなって同じ劇団の解散公演の舞台に出ていたりとか、そういう感慨ってなかなかないと思うんだけどな・・(苦笑

エゲツナイト♡

エゲツナイト♡

GORE GORE GIRLS

王子小劇場(東京都)

2015/10/13 (火) ~ 2015/10/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

段ボールに羽がはえて見える人必見
一瞬、あ、これ観たかな・・と思ったけど多分観てない。
自分が観始めたのはゴアゴアがこの初演の次に王子に来てからだ・・と思う。
でも、初めて見た気がしない。
別に貶してるんじゃなくほめ言葉で(笑

この舞台が何を言いたいのか、多分小劇場好きなら小学生でも分かる。
笑って笑って、そのうちなんか心が泣けてくる(苦笑
カステラが甘い並に端から端まで笑える話なのにね~(分かりにくい喩えでスミマソン
ホント、えげつない(苦笑

小劇場で10年も20年も舞台を作り続ける人って何を作ろうとしている人たちなのかね?
蜷川幸雄みたく一大芸術でも、あるいは仏像でも彫ろうっていう気構えなのかね?

・・意外とそんな人は少数派で、世間一般の人からすると「このダンボールに羽が生えて見えます!」なんて言うとおいおい正気かよ、そんな紙製品ごとき俺のレキサスで轢いちゃうぞ、みたく光り輝くガソリンを消費する内燃マシンに比べれば重きを置かれないのが普通、な物体に価値を見出しちゃう不幸な人たちの集団だと思う。もちろん観客も(苦笑

ようは横から見てると、「その頬ずりしながら作り上げてるモノ、段ボールですよ、見えてないかもしれないけれど」「何をおっしゃる、この羽、見えませんか?」「・・は?」な夢見がち。

でも、こんなに不毛なものなのにいざ観てみれば、別にツイッターに書くまでもなく世間が一目置く芸術作品を我先にチケットを争って手に入れて観に行くより・・なんて幸せな人生・時間!・・なんだね(嗚呼(笑

そんな「どうかしちゃった奴ら≒作り手」の、救いようのないしょっぱい話がこれでもか!と・・・でも観てて思うんだけど、これって真実だ(今作のBL的要素を除く←一応期待を煽っておく(笑

自分自身で考えた時、自分がなんで小劇場の舞台を観に行くのか・・・ってそれって、「俺、蜷川の若いときの舞台観たんだ」みたいな自慢をするためじゃない。そんなんじゃ続かない。余程人に自慢したがりのヒマ人でもない限り。

たぶん「才能のカケラも無いのになんで俺は続けるんだ!」って自問しながら舞台に立つ人間が心の底から叫ぶ(howl)、自分で自分のことを笑いながら、そんなイカれたロマンチシズムの観測者であることにカタルシスを覚えるようになってしまったからなんだろうな(苦笑

でも、才能っていったい何なんだ・・自分にはわからない。
諦める早さのことを言うのか?
でもただ一つ言えることは、少なくとも舞台の上にある限り、慧眼がきらめく一瞬よりかは、くすんだ名も無い人生の方が自分の目には遥かにロマンチックに見える(ことが多い)ということだ。
あるいはそこにそのように配置する勇気のことをこそ才能というのかもしれない。美しさを美しさのまま提示する芸術家が二流であるように♨

屍のパレード

屍のパレード

虚飾集団廻天百眼

ザムザ阿佐谷(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

一番後ろで観劇するつもりだったけど・・
席待ちのなかで「汚れてもいい人~」と言われて見渡したら自分が一番汚れてもよさそうな格好だったし誰も手を挙げなかったんで、気づいたら最前列に座っていた(苦笑

やっぱ血塗れになって観客みんなで手を挙げて喜んでるのは良いな。

対ゲキだヨ !全員集合

対ゲキだヨ !全員集合

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2015/10/02 (金) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

結局新潟行ってから・・
翌日仙台行ってみてきました。下北やめて(苦笑

ちなみにその新潟行ったときえんとつシアターのビルに用事があったんだけど、新潟と比べても仙台の会場の異様なアクセスの悪さ・・最寄りのJRの駅まで歩いて30分かかった(苦笑

12月の東西線が開通するまでここに来ることは無さそうな・・

でも、会場の雰囲気は良かった。子どもとかわりといっぱいいて。

自分が観たのはラストがコトリ会議だったんだけど、笑ったりして舞台が終わった時に隣に座っていたちびっ子(男子)とニヤリと目があった。・・・コイツ、分かってんのか?みたいな(笑

短距離とか含めこのまま来年アゴラ持ってくるのかなぁ・・?

トワイライト

トワイライト

維新派

曽爾村健民運動場(奈良県)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

隼別皇子
曽爾と聞いてほかの人が何を思い浮かべるかな・・と思ったりもするんだけど、自分はわりとこの古事記のアイドル隼別皇子が殺された山中というところなのかなぁ・・伊勢に逃れようとして。

自分は何をトチ狂ったのか「どっかの山から駆け下りて維新派の会場までケモノ道っぽい道も含めて走り抜けて観れば最高なんじゃないか?」と思い、曽爾高原よりもうチョイ上の山に入山料500円也を払って登って、維新派の会場に目星をつけ(会場はちょっと下の入山料がぎりぎりかかんないとこからのほうが見やすいかも)そこから一気に・・駆け下りたいとこだけど、ちびっ子とかいてゆっくり歩き、意外と時間に余裕があったので温泉とビールを経て、そこから走って会場まで・・と思ったら最後が割りと期待していたケモノ道っぽくって焦った(苦笑 どっち行ったら良いか分からない二又道とかあって間違えると間にあわなそうみたいなとこも含め。でもテンションをあげるために倒木とかを飛びぬけて走っていった(また怪我したらかあちゃんゴメンと思いつつ(苦笑

時間がないかと思ったけど天気が良かったせいか意外と余裕だったんでもっと手前の落合あたりから山に入っても良かった。

維新派も見なれてきたせいか、どういう風に観れば物語が楽しめるかわかってきたので、予習がガッツリはまった(個人的に)時には凄く良い。東京ではやっぱりこの旅行感は難しい。池袋?30分で直通で着くよ。雨降ったら家の目の前からバスで恵比寿乗り換えでいこかみたいなのはちょっと維新派ぽくないかもなぁ

ちなみに舞台の途中、亀山峠を飛ぶカッコいいハヤブサ(だと思うんだけど)の姿を見てたことを思い出して、(曽爾は観光地だけど)古事記の世界に一瞬触れた気がしたのを思い出した。できょうこれから九州に舟で黒潮を遡ってみようかと。きのうみたいに天気よくないみたいだけど(苦笑

ちなみに会場は寒いけど、見る前に温泉はいればそんな寒くないですたぶん。

その頬、熱線に焼かれ

その頬、熱線に焼かれ

On7

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/09/10 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

感動した
素晴らしい・・でも、そこでこの作品のすべてを評価してしまって良いのか。

前回のサリ氏という女性演出家から、男性の作家、演出家に変わった。

話のところどころに引っかかるところがあった、けど、全体の勢いを削ぐところはなかった。

女性の役者ゆえなのか、目線の隅々まで演技の意図、想いが漲っている。

だからこそ、なのか、頭の中で台詞を台本に並び替えていくと、この見事に完成された演出的配置の中に男性的な想像力の匂いを感じ取ってしまう。

それを、作り事の世界をひと時現出させる演劇的な要素として納得するのか、それとも女性的なリアリティの欠如と見るのか、迷うところ・・

でもこの目線から漲る女性的な熱量(嫉妬・渇望・喪失感を含む)と、台詞から匂い立つ男性的なロマンティシズム。このコラージュ、ある意味原爆乙女のケロイドと女性の美しい肌のコラージュと重ね合わせられなくもない。でもならばこそ、物語の中にこの目線と夢想とを幾何学的に美しく配置して、原爆乙女の魂の美しさを星座のように照らしても良かった気がする。

ル・クレジオが来日の際言っていたんだけど、文学というのはかつて存在した美しい魂を言葉の伽藍のなかに再配置すること云々・・そういう意味ではこのコラージュに一ひねりの遊びがあるとなおよかった気も・・

果てまでの旅

果てまでの旅

玉田企画

アトリエ春風舎(東京都)

2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

初演も観たけど
何度見ても面白い。

一見洟垂れた厨房のようだけど、
気配を消した(気になった)戦国武将のように幅30cmの隙間にそっと身を隠すように座るところとか、流行んないかな~♨

あんなに愛しあったのに~津南町大倉雪覆工篇

あんなに愛しあったのに~津南町大倉雪覆工篇

指輪ホテル(YUBIWA Hotel)

大倉スノーシェッド(新潟県)

2015/09/05 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★

行ったけど・・
当日券が手に入らなくって見れなかった(苦笑

でも、狭い町なんで見てきた人から感想を聞くことができた。

まず、金曜日の試演会を見てきた人から。
「6時に始まって8時くらいに終わった。長かった。子どもたちからも長い長いという声が上がっていたなぁ・・」

ただしスノードームを歩いていくのでそれぞれの見る時間は違うと思う、というただしがついて。

そりゃそうだよなぁ・・会場から歩いて15分のバス停の終バスが7時40分(ただし走るのは信濃川の東岸で、西岸へのアクセスは悪い)。終電も過ぎていて辺りは真っ暗。こんな時間に歩いていたら車に乗ったお年寄りがびっくりする時間。

そういうことも考えると、上演時間70分くらいが適当のような気がするが・・・

幸い、チケットは手に入らなかったものの受付の外から上演の様子を少し見ることができた。

出だしは10分ほど。

出演者が信濃川のそばで生まれたことを少し話していた。

それで10分ほど。まだ物語は始まっていない。

そこから歩き出す。100mほど行ったんだろうか。王様が出てきたところから物語が始まったようだ。

そこから先はちょっと聞こえなくなっていた。・・ざっと20分くらい?

トンネルの長さが1kmほどだから、これを7~80分にまとめると10分100mちょい。前々日2倍の尺だったものを歩きながらまとめるのはちょいきつくないかな・・?

翌日、別の観てきた人の感想が聞けた。

「・・登場人物が多すぎて良くわからなかった」

そりゃそうかもなぁ。

普段、演劇的読解力に長けた首都圏にいると感覚がマヒしてしまいがちだけど、演劇にそれほど触れたことない人たちが、パイロット版で二倍の尺だったものを濃縮して、それをさらに歩きながら鑑賞するのはちょっとキツイかもしれない。

自分が実際に鑑賞したら、それとはまったく別の感想を持ったかもしれないけれど(苦笑

でも、正直これほど率直な感想が聞けると思わなかったんで。

実際のところ、こういうの「見てきた」に書くのどうかなぁ・・という気もしたんだけれども、10~20分とはいえ見聞きしたのは確かだし、自分もセロ二アス・モンクの演奏を換気扇ごしに聞いたケルアックの感想の方がしっかりしたシートで聞いたであろう批評家の意見よりずっと印象に残っているっていうのと、自分自身しっかり演劇を見て感想を書くのも、他の人の感想を読むのにも若干飽きてきた(ツイッターの方が気楽だし)というのと、帰りの電車の中で頭の中でちょっと整理してみたら割と推理小説っぽくてちょっと時間つぶしに読むには良いんじゃないかという気もして書いてみました。

せっかく津南まで行って宿泊したんだしね。

ちなみに☆2つは20分ほど見聞きしたんで☆2つで特に深い意味はありません(苦笑

【追加公演決定!】本当はバンドやりたかった

【追加公演決定!】本当はバンドやりたかった

劇団献身

RAFT(東京都)

2015/08/07 (金) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

25億円強盗
フジ(ロック)に行く途中でグンマで川遊びでもしながら思いついたにしては長すぎる。

でもサカナクション見るよりこっちのコントの方が好きかも(苦笑

全然関係ないかもしれないけど、今は無きオレンジコートでライブが終わった後で横になってみた月のこととかを下らないかもしんない歌を聞いて思い出したりとか。

にしても広井氏演じるルパンが凄すぎる(笑

普通25億円あったら高崎のライブハウスでコントやるために甲子園のタイムの練習をするんだろうか?

そもそも高崎って何があるんだろうか?

今年もちょっと降りてみようかと一瞬思って車窓を眺めてて結局気づいたら降り損ねたよ。
ネットで調べたらイオンがあるらしい。
でもイオンの話はいっこもなかった。

でもなんで中野区のムツゴロウさんちにルパンできて高崎なんだろう?

そんなことを劇場のすぐ近所のスーパーで買った長野県の道の駅から運んできたゆうプチトマトを帰りのバスの中で齧りながら考えた。

このページのQRコードです。

拡大