【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】
ロ字ック
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかったです
たいがい開演の30分前には着くようにしているのですが、これに限ってその前の予定が押してしまい、食事もせずに走って会場についたのが10分ちょっと前。
そのため、楽しいパーティータイムが半分くらいしかありませんでした。残念!お酒も1缶しか飲めなかった。30分前からいたら(そして、お昼食べてて空きっ腹でなかったら)、3缶は飲んだと思います。それくらい、開演前からテンション高かったです。
実際のお芝居も、ハイテンション。
好き嫌い別れるかもしれないけれど、私は好きです。
キツイ言葉のぶつけ合いも、バカ騒ぎも、その中に時々挿入されるせつない会話も、若いころを思い出して胸キュン(死語?)でした。
やりたいことはあるんだけれど、うまくいかない。
言いたいことがあるんだけれど、うまく伝えられない。
そんな、若者のもどかしさを感じました。
終演後の山田佳奈さん誕生パーティーも楽しかったです。ありがとうございました。
名探偵・蘭光太郎シリーズ/「朝に別れのギムレットを2012」
劇団冒険倶楽部
青山円形劇場(東京都)
2012/04/04 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★
微妙に残念
他の方も書いていますが、小さな劇場で見たら面白く見られたと思います。
円形劇場がここまで大きく見えたのは初めてでした。
パンフレットに書いていましたが「大人の事情」があったのでしょうね。
脚本に無理があるのはドタバタ劇の御愛嬌だとしても、いろいろ冗長に感じてしまいました。もっとコンパクトにまとめてくれたら、もっと楽しめたと思います。
とは言え、ところどころにちりばめられたネタには何度か吹き出しました。
やっぱり、小劇場向きのお芝居だなと感じました。
We Love兄さん!!~ボクらの兄さん、イケてなくなくない?~
る・ひまわり
ラフォーレミュージアム 原宿(東京都)
2012/04/03 (火) ~ 2012/04/10 (火)公演終了
満足度★★★★
笑えました
説明文から想像していた内容とは全く違う、お芝居と言うよりはかなりグダグダのコントショーでした。
アドリブを売りにする即興劇あり、一発芸あり、女装あり。
べたべたのギャグなのに、やっているのがイケメンと言うだけで、会場はとてもあたたかい(笑)
正直、最初のうちは引き気味に見ていたのですが、「私」が登場してから、俄然テンションが上がってしまいました。
結論から言うと、面白かったです。
ありがとうございます。
平成中村座 四月大歌舞伎
松竹
隅田公園内 仮設会場(東京都)
2012/04/02 (月) ~ 2012/04/26 (木)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり良い
大嵐の日に見に行きました。平成中村座はテント小屋なので、風雨の音がものすごかったです。
幕間には舞台の後ろを外しているのでしょう、風も吹きこんできました。
しかしながら、芝居が始まると全く気になりませんでした。
「小笠原騒動」、あまり上演されない演目ですが、面白い!
お家騒動、人情噺、幽霊、立ち回り、早変わり、狐の妖力、けれん味たっぷりで歌舞伎のおもしろいところを詰め込みながら、ストーリーもわかりやすく、はじめてみる人にもお勧めです。
NMSグレイテストヒッツ
石原正一ショー
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
日曜日よりの使者
10作品もあると言うのに、私が見ることのできたのは最終日の「日曜日よりの使者」のみでした。残念。
もっと早く気付けばよかったのですが、全く知らなかったのです。
でも、最終日の一作品だけでも見ることができてよかったです。
石原さんの演劇に対する思い、情熱が伝わってきました。
台詞を言ってお芝居しているのは二人だけなのに、すごく広がりを感じる作品でした。
最後は、ジーンとしました。
そして、楽しかったのは……
遠吠岬は夕曇り【ご来場ありがとうございました!】
劇団ぺブル(ペブル・グラベル)
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/03/30 (金) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
まさに
「心にひっかかるオリジナル大衆劇」 のフレーズがピッタリのいいお芝居でした。
役者さんたちみんな上手くて、ストーリーもわかりやすく、安心してみていられました。
あまりにオーソドックスな話の流れなので、たまにうっかり飽きそうになるのですが、そのへんですかさず笑いをいれて惹きつけてくれます。
特に、おじいちゃんがいい味出してました。良かったです。
パンフレットに、主宰が岡山在住で稽古のたびに上京していること、この舞台の役者顔合わせは2011年の6月で、それからひと月に一回、多くて二回、全部で十数回の稽古をほぼ一年がかりで重ねて、今日に至ったことが書いてありました。
丁寧に作られたのだなと感じました。
ここの会場は初めてでしたが、後ろの席から見ると、前に座る人たちで舞台の下半分が見えませんでした。最初の場面や座っての演技は声だけ聞く感じ。そこがちょっと個人的に残念でした。(私が小さいだけで、他の人はそうでもなかったのかもしれません)
盗聴少年
山田ジャパン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/03/26 (月) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★
うーん
残念ながら私には合わなかったというか、あまり面白いと感じられませんでした。
ところどころ笑えるところはありましたが、ストーリー自体が散漫な感じ。オチはあれでよかったのでしょうか?
せっかくキャラの立った役者さんがいて、面白そうなシチュエーションなのに。
消化不良な感じで終わりました。
もっと面白くできそうなのに、という残念さだけが残りました。
個人的に、いとうあさこさんを目の前で見られたのがよかったです。
ジョギリ婦人
芝居流通センターデス電所
「劇」小劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!!
スプラッタとかホラーとか怖いのには弱いので、ギリギリまで観るのを迷っていたのですが、知り合いが「良かった」と勧めてくれたので観ることにしました。
結論から言うと、すっごく面白かったです。
観て良かったです。
確かに血はいっぱい出て来るのですが、交わされる会話が面白すぎて、痛そうな場面でも笑ってしまいました。
ミュージカル仕立てになっていたのもよかったです。
正直、本物のミュージカルに比べてしまうと、決して上手いとは言えないのですが、いえぶっちゃけ下手なんですが、それがまたパロディーっぽくって、楽しかったです。(夫さんだけが、たまにホンモノっぽい歌声になっていましたv)
都合が付いたらもう一回観たいなと思います。
Vector(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場HOPE(東京都)
2012/03/24 (土) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
誰に共感するか
面白かったです。
登場人物それぞれのキャラクターがはっきりしていてわかりやすく、とっても人間くさいドラマでした。
一人で観たのですが、友達と一緒に観て「誰に共感するか」を語り合いたい話だと思いました。
心理学のテストで、あるシチュエーション(物語)で登場人物の誰に共感するか順番をつけて、その個人の性質やpriority指向を知るというのがありますが、このドラマでも誰に共感するか・好感をもつか、の順番は意見が分れそうな気がします。
ひとりひとり、自分が正しいと信じていることに忠実。
そこには、さまざまな正義があります。
間違っていたとしても、共感できるところもありました。
魚のいない水槽
スポンジ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/03/23 (金) ~ 2012/03/27 (火)公演終了
満足度★★★★
ホラーじゃないけど怖かった
最初何の話しかわからないまま、不穏な空気だけがジワジワ膨らんでいって、中盤くらいからようやく話が見えました。
「人が不幸になる様」を目の当たりにしました。怖いなあ。
ノリとかやつあたりとか疑心暗鬼とか、誰でもやりそうなことありそうなことだから、よけいに怖い。自分も気をつけよう。
こわいこわいこわい。
台詞も舞台美術もすごくリアルで惹きこまれました。
七人の白雪姫~同時上演 七人の桃太郎~【満員御礼の中、無事終演致しました!】
X-QUEST
吉祥寺シアター(東京都)
2012/03/23 (金) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★
カッコよさだけをみる芝居
期待が大きすぎたからかもしれませんが、ちょっと残念な感じでした。
私的にこの芝居を円グラフで表現しましたら、まん中にずずっと線を引いて右半分が全部「殺陣」、残りの半分を三等分して「ダンス」「個人技」「学芸会」と言った分布です。
正直、話は、いかにも的な題材を無理やりつなげた言葉遊びくらいにしか見えなかったのですが、(ぶっちゃけ面白くなかったのですが、)それを補う役者の魅力といいますか。イケメンそろえてましたし、女優陣も元気で可愛かった。
「カッコいい、だるまさんが転んだ」は本当にカッコよかったです。
しかし、何かというとすぐに殺陣場面になるのには、ちょっと飽きました。
とはいえ、カッコよさだけをみるならこれでいいのかもしれません。
個人的には「ひげ太夫」の林直子さんを拝見できたことが一番よかったです。
∞ (メビウス)
乙山×ト Produce Project (o.p.p)
Geki地下Liberty(東京都)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
行ってよかった
20日、昼の部、ぎゅうぎゅう満員でした。
初めに懺悔。
実は15日の夜、チケプレ招待を受けていました。ワクワクして席に着いたのですが、開演直後ものすごい悪寒と吐き気に襲われ、普通に座っていることもままならない状態になってしまい、席を立ってしまいました。
その後も、未練がましく暗幕の外(トイレの前)でしゃがんで声だけ聞いていたのですが、そのうちそれも耐えられず、インフル疑惑も(自分の中で)生じたので、泣く泣く家に帰りました。(結果、インフルではなかったです)
あの時の私の途中退席は、周りの人にも役者さんにも目障りでしたでしょうし、失礼極まりなかったと思います。この場を借りて謝ります。ごめんなさい。
それで、自分的に敷居が高くなってしまったのですが、やっぱりどうしても見たくて、(感想も伝えたいし)で、こそっとチケット取って観に行きました。本日最終日。
結果からいうと、本当に行ってよかったです。
面白かった。
面白いだけでなく、生きていくための何か、大げさに言うと哲学っぽいもの?をもらいました。
アフタートークでは、演出の井坂聡さんを囲んで、役者さん達の裏話的なことも聞けて良かったです。
この衝撃的なチラシには「身体に刻みつける」という意味があったそうです。
なるほど。
A MIDSUMMMER NIGHT'S DREAM
声を出すと気持ちいいの会
小劇場 楽園(東京都)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
よかったです
感想は人それぞれだと思いますが、私個人は大変面白く、楽しんで見られました。
「楽しかった」とストレートに言うと、私自身が不謹慎だとか、何も考えていない奴だとか思われそうですが(実際そんな気もします)、本当に楽しめたので。
役者さんたち、すごく良かったです。演技もダンスも小劇場系ではかなりレベルが高いと感じました。
東日本大震災を絡めたお芝居はもう何作品も見てきましたが、どれもどこか似たようなテイストになっていることを思うと、こういう切り口は斬新だと思いました。
フキンシンというフィルターを外して観たら、なかなかの秀作ではないでしょうか。1977年のニューヨークと2011年の東日本大震災を絡めて、ちゃんと「夏の夜の夢」なっていましたよ。
今はまだ「全てが悪い夢だった」では片付けられない多くの人たちから見たら、あまり歓迎されないかもしれませんが、少し離れたところから見たら、こういうエールがあっても良いんじゃない?と、思いました。
HOTEL CALL AT “杉並演劇大賞”受賞
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2012/03/16 (金) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
色々感動しました
本日の昼の部の公演では漏電か何かで電源が落ちてしまい、芝居が中断するというアクシデントがありました。
役者のみなさんが真っ暗な中でも芝居を続けているので、初めは演出かなと、それにしては長すぎるなとか思っていたのですが、やっぱり事故でした。
中断中はまさかの余興があり、余興で笑った分、お芝居の雰囲気は壊れてしまったのですが、開始後すぐに中断前の世界を復活させていました。プロですね。役者根性を見ました。
さすが歴史のある劇団さんです。
話自体は、昔の少女漫画にありそうな感じで先が読めなくもないのですが、それでもとても面白かったです。
一人ひとりのキャラクターがはっきりしていて、衣装も台詞もわざとらしいほどステロタイプなのも、かえって安心して気持ちよく見られました。
最後の場面は感動的で、幕引きもおしゃれです。
まったく個人的な感想ですが、手塚治虫の漫画を見ているような感じがしました。たぶん、理由はあれです。
うれしい悲鳴
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かったです。
中身は、説明文にある通り恋愛をメインに据えつつ、その背景に歪な国家とその組織、そこで働く個人のジレンマ、そして家族愛や女の子同志の熱い友情まで、とにかくてんこ盛りなのに、わりとすっきり一つの話にまとまっています。
何と闘ってるのかわからないけど、やっぱり闘い続けないといけないんだなって気持ちにもなりました。
平成中村座 三月大歌舞伎
松竹
隅田公園内 仮設会場(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
勘九郎襲名公演ですが
仁左衛門様目当てで行ってきました。夜の部です。
最近、3000円前後のチケット代に慣れてしまったので、歌舞伎の、特に今月の平成中村座のチケットは高すぎると思っていたのですが、やはり観てしまうと、全然高くない。というか、もう一度見たいと思いました。
傾城反魂香、通称吃又。
仁左衛門さんの又平に勘三郎さんのおとくという組み合わせは、もうこの先、観られないと思うのですが、本当によかったです。
「腕も二本、指も十本」のくだりでは、本当に涙が出たのですが……その涙が、引くおそろしいできごとが!
いえ、大したことじゃないのですが(私的には大したことだった)、石の手水鉢の後側に描いた絵が表に抜けて浮き出てくる、あの名場面で、出て来た絵があまりにもお粗末だったのです。
まず、なかなか抜けてこないので、大丈夫かしら 「かか、抜けた」に間に合うのかしら とドキドキしていましたら、出て来たのが、昔、私が落書きで書いたツルハマルマルムシみたいな顔(笑)
筆を持った手だけがやたらはっきり書かれていましたが、あとは薄くてふにゃふにゃで見えない。
あれ、中の人が描いているという話、本当だなと思いました。
今まで吃又は何回となく観ていますが、今回の絵には衝撃を受けました。笑撃というか。
とにかく、涙が引っ込みました。が、まあその後はめでたい場面なので良しです。
土佐将監の奥方の役が無くなっていて代わりに下女になっていたのです。なんでだろう?と思っていたら、わかりました。
又平が将監から貰った着物に着替える場面、普通ならおとくが甲斐甲斐しく着付けるのですが、おとくではなくその下女が着付けているのです。
ああ、勘三郎さん、普段こういう役しないから。
着替える夫を見つめて「いい男だねぇ」とか言って笑いを取っていました。着付けはできませんでしたが(失敬)、その後の鼓は立派でしたよ。
そして、勘太郎改め勘九郎の御所五郎蔵、仁左衛門さんがご指導されたそうですが、すごく基本に忠実。新勘九郎丈の芸に対する真剣さが窺われました。
それがややもすると、真面目にやりすぎていて面白みに欠ける。
というか、ちょっと華がない。
華だけはある海老蔵と並ぶと、五郎蔵と土右衛門「いい男対決」では負けてしまうところもありました。
でも、だんだんよくなると思います。まだ初日三日目でしたから。千秋楽近くになると違う印象になると思います。
それもあって、もう一度観たいと思ったんですよね。
(あと手水鉢の絵の進化にも期待・笑)
この演目では、笹野高史さんが出ていて、とてもいい味出していました。大向こうさんからも、ちゃんと「淡路屋」と声がかかっていましたよ。
歌舞伎なんで、基本ネタバレというものは無いと思いますが、口上は楽しみにしている人のために隠して下に書きます。
ジレンマジレンマ
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
説明文とは違う
私の癖ですが、説明文はわりとしっかり頭に入れて(下手するとかってな推測や妄想もしながら)観劇します。
今回は、「これまでの人生で選択の岐路に立たされた数々の場面を振り返り始める」のはいつなの?とか思っているうちに、話が半分以上終わっていました。早く気づけよ!ってことですが。
「囚人のジレンマ」に想を得て繰り広げられる、壮絶なる会話のバトル劇・・・・・・というよりも、「今、起きていること」を切り取って、こんなことあるよね的な話に見えました。
役者さんたちは熱演で好感持てましたが、今日も少し台詞が飛んだり噛んだりしてましたね。
一緒に見た友人は「面白かった」と言ってくれたのでよかったです。
君には頭がさがる
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/28 (火)公演終了
満足度★★★★
本当に怖いのは
面白かったです。
怖いのに笑える。いや、笑って見ているんだけれど、ちょっと怖い。
昭和初期の因習や迷信の残る山村で、「ムラに帰属するということ」についてとてもよく練られている話だと思いました。
最後まで見ると、本当に怖いモノの正体が分かってちょっとゾッとします。
(ネタバレは本当にネタバレしていますので気をつけてください)
イデ版 裏蒲田行進曲』 ありがとうございました!無事全公演終えることができました。怪我人多数ですが生きて終えることが出来たことを感謝いたします。
獏天
Geki地下Liberty(東京都)
2012/02/17 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
「これは俺の映画だ」版を観ました
思っていた以上に、つか版に忠実でした。
なので、相変わらずヤスにイライラさせられました。
私はつか版のヤスも銀ちゃんも小夏もダメなのでした(笑)
(話は面白いと思っています。何度も観てるし)
しかしながら、このお芝居では小夏に好感を持てました。女優さんが男前だったからでしょうか。
もうひとりの女優さんも、カッコよかったです。殺陣が本格的で、すごかったですね。
いつも観る殺陣は、派手な効果音がシャキンカキンと響いたものですが、ここの殺陣では、本当に木刀のぶつかる音のみ。それが大迫力でした。
オリジナルで挿入された監督の会話や女優の独白など、ひとつのテーマになっていて良かったです。
さすがに「これは俺の映画だ」版、映画に対する熱い気持ちが伝わってきました。
狂おしき怠惰
TRASHMASTERS
駅前劇場(東京都)
2012/02/18 (土) ~ 2012/02/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
感動しました
3時間5分と言う時間が、長く感じないほどドラマに引き込まれました。
脚本も無駄なく分かりやすく様々な問題(ものすごくたくさんありました)をさらけ出していて、それを演じる役者たちもみな真剣勝負で、ハイレベルのお芝居だと感じました。
知らず知らず息を詰めていましたが、見終わった後は大きな深呼吸とともに温かい気持ちになれました。
いえ、けっしてそういう温かい(だけの)話じゃないと思うのですが、がんばって生きなきゃという気持ちになりました。
司役の役者さんの熱演素晴らしかったです。
お兄さん役や、他の役者さんたちもみんな素敵でした。
良いお芝居をありがとうございました。