GOKAN。 第14回公演
GOKAN。 第14回公演
GOKAN。 第14回公演
実演鑑賞
シアター風姿花伝(東京都)
2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日) 公演終了
休演日:なし
上演時間:
公式サイト:
http://shintanisuguru.net/the_14th_Audition_page.html
期間 | 2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日) |
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劇場 | シアター風姿花伝 |
出演 | 真谷傑 |
脚本 | 渋谷真一朗 |
演出 | 真谷傑 |
料金(1枚あたり) |
3,000円 ~ 3,300円 【発売日】2009/04/08 前売り¥3,000 当日¥3,300 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 深海には様々なものが降り積もる。 遺骸、排泄物、ゴミ。 それらは『 Marine snow 』と言われる。 ある日本人がそう名づけた。 その男はしばしば東京を深海に例えた。 さしずめ自分は深海魚のよう。 自分が担当している作家がこぼした文章を、さも大事そうに頭の上に掲げて生きている。 生きていく為にしなければならないこと、そんな全てはもはや色あせて映った。 小説を書くことを止めたのは10年前。 ペンを置いたことは誰の所為にもしてこなかった。 世間からオタクと呼ばれる兄の所為にも、不倫を続ける妻の所為にも、 アルコールの呪縛から逃れることができない自分の所為にもしてこなかった。 それが自分に課した唯一の約束だった。 男の中には様々なものが降り積もる。 自分の中の様々な感情はどこからやってきて、そしてどこへ向かうのか。 あらゆるものを奪い去っていく担当作家、同僚の女との関係、世間からの搾取、軋轢、 きれいでは済まない事なんて百も承知だった。 ・・・でももうたくさんだ。 やり残したことはないか、そう考えながら男は数日間想いに耽る。 ひとつだけどうしても気になることがあった。 今はもう、どうしているかも分からない幼馴染との約束だった。 約束の内容は憶えていない。 しかしそれはお互いにとって大事なものだったはずだ。 それだけは憶えている。 取るに足らないMarine snowのひと欠片のはずだった。 しかしそれは次第に成長し、男を支配していく。 男はその約束を捜し、彷徨う... 人はみな滑稽だ。 だからこそ面白い。 きれいじゃ済まない、説明できない様々な感情で形成されている。 それらは時に残酷で、見苦しく、エゴイスティックで、美しい。 そんな愛おしく かけがえのない幾つかの瞬間を、ドラスティックに描いて笑い飛ばす。 この際、エロもグロも笑いも全部。 GOKAN。の作家、渋谷 真一朗が描くノンジャンルカオス演劇。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 脚本 / 渋谷 真一朗 演出 ・ 選曲 / 真谷 傑 演出助手 / 菅 昌修 中村 泰基 波樹 みほ 制作 / GOKAN。 松岡由紗 高久絵美 薫 舞台監督 / 藤田 有紀彦 舞台美術 / 坂 享宣(ソマリ工房) 照明 / 島田 雄峰(Lighting staff Ten-Holes) 音響 / 島貫 聡 映像創作 / 小清水 純 フライヤーデザイン / Roudiam Design 協力 / エムケイスペースプランニング株式会社 |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー3
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遺骸、排泄物、ゴミ。
それらは『 Marine snow 』と言われる。 ある日本人がそう名づけた。
その男はしばしば東京を深海に例えた。 さしずめ自分は深海魚のよう。
自分が担当している作家がこぼした文章を、さも大事そうに頭の上に掲げて生きている...
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