劇団ドガドガプラス10周年記念公演
劇団ドガドガプラス10周年記念公演
劇団ドガドガプラス10周年記念公演
実演鑑賞
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/29 (月) 公演終了
休演日:8月22日〜24日
上演時間:
公式サイト:
http://doga2.com/works/taxidancer/
待ち遠しい! 初演「問わず語り」がドガドガ真骨頂の歌とダンスを交えてどう生まれ変わるのか、すっごく楽しみです。 あの超長ゼリフも再び?! 新な作品としても新鮮に楽しませていただきます。
期待度♪♪♪♪♪
0 2016/08/08 12:54
期間 | 2016/08/19 (金) ~ 2016/08/29 (月) |
---|---|
劇場 | 浅草東洋館(浅草フランス座演芸場) |
出演 | ゆうき梨菜、丸山正吾、流しの信之、大岸明日香、前田寛之、石井ひとみ、レイアイ、飯嶌桂依、中瀬古健、渡辺宏明、野村亜矢、比留間聡子、吉村彩、石川いずみ、川又崇功、ジョセフ一樹、佐々木健、田口夏帆、下西春奈、福谷美月 |
脚本 | 望月六郎 |
演出 | 望月六郎 |
料金(1枚あたり) |
3,000円 ~ 4,500円 【発売日】2016/07/11 一般前売り4000円 当日4500円 学生前売り3000円 当日3500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 8月19日(金)19:00 8月20日(土)19:00 8月21日(日)19:00 8月25日(木)19:00 8月26日(金)19:00 8月27日(土)19:00 8月28日(日)19:00 8月29日(月)19:00 |
説明 | あらすじ 1940年=昭和15年10月31日、日本全国からダンスホールの灯りが消えました。『国家の非常時に踊ってる場合じゃあないだろう!?』ってことなんでしょうね。翌日の新聞見出は『今宵かぎりのステップ・ダンスホール昨夜は超満員』でして、この日から一年と少しが過ぎると私たちの国は真珠湾攻撃を敢行し運命の扉を開けるのです。 舞台は男たちの欲望が渦巻くダンスホール『滝壺』。ダンスホール最後の夜の物語。男たちを誘う壁に居並ぶタキシーダンサーたちには人には言えない秘密がありました・・・それでは話が先に進まないので秘密をご披露します。タキシーダンサーたちはそもそも不良少女出身、打ち続く戦乱に飽きた彼女たちの心に宿る魂は日本古来の『トイチハイチ』=在りし日の夢『男装の麗人』を慕うレズビアンであったのです。嗚呼、ナイチンゲールの昔から戦争はレズビアンの揺かごなのです。そんなこととはつゆ知らず、オートマチッックにチケットを吐き出す男たちこそ悲しい時代の兵士でありました。 その夜から幾星霜・・・たった5年を待たずして大日本帝国は落日の時を迎えるのです。激動の日々にあっても人の営みは現代に生きる私たちときっと大差はないはずです。大方、食って寝てサカって老いて、いつか死ぬ・・・同じアホなら、踊りゃな損々。 『追憶のタキシーダンサー・・・永井荷風“問わず語り”より』は戦前戦中をやり過ごした永遠の不良たちに送る『暮しの手帖』です。 作品への想い パンパカパーン!!!劇団創立10周年のメモリアルイヤー第二弾=第22回公演の演目は『追憶のタキシーダンサー・・・永井荷風“問わず語り”より』・・・って何!!!??? え〜、かいつまんで説明いたしましょう。今から3年前の6月、劇団ドガドガプラス初のR15指定作品・永井荷風著作『問わず語り』を高円寺明石スタジオで上演、連日満員御礼の大盛況でした。色っぽいのは良かったけれど戦後70周年を控え、いささか力がこもった作品となり、そのことが気がかりな仕上がりとなりました。永井荷風といえばもともと『ナンパの極み』早くいえば『生涯不良』みたいなお人でして、その点私の造形はいささか青臭く、上演当時から今一度の挑戦を決意しておった次第です。 ちなみに小説『問わず語り』は終戦の前年11月、B29戦略爆撃機の三鷹空襲を体験した永井荷風が戦争終結を確信し、久方ぶりに書き始めた作品で一年後に上梓、敗戦日本の渇きを癒すベストセラーと相成りました。物語は荷風の分身=洋行帰りの画家太田の色懺悔で、その形態は『姉妹どんぶり』『レズビアン』『母娘どんぶり』とまさに変幻自在。大恐慌以来、列島を席巻した軍国主義の嵐、戦争の惨禍、食糧難にあっても日本人の色欲は永遠に不滅であったことが証明されたのです。合掌。 タキシーダンサーのタキシーは『賃貸し』を意味し、関東大震災後の東京、太田の細君が若き日に糊口をしのいだお仕事でした。チケット一枚で一曲お付き合い・・・壁に並ぶ踊り子は妖しくも哀しく、このシステム発祥の地=アメリカ合衆国では名匠スタンリー キューブリックの『非常の罠』を始め、幾多の映画が生まれました。しかし本邦にあっては戦中、芸術表現も統制されていたせいか印刷物にも登場しません。資料探しを試みるも一切見つからず「それならいっそ好き勝手書いてみるかな」と決心するに至り、『追憶のタキシーダンサー・・・永井荷風“問わず語り”より』が生まれ出ずるはこびとなりました。乞うご期待!!! 『う〜ん、どうしようかな?』とお悩みの演劇愛好家のご一同様、是非一度劇団ドガドガプラスを体験してみてはどうでしょう。元気が出ます。 |
その他注意事項 | 独立していない児童のご入場はご遠慮ください。 |
スタッフ | 音楽・野島健太郎 ダンス振り付け・MIKU、松尾耕 美術・劇団唐ゼミ 照明・jimmi 照明操作・株式会社FREEWAY 音響・筧良太 舞台監督・斉藤亮介 衣装・園山織衣 宣伝美術・アジャ(CD増田大福AD関口悟史)宣伝写真・斉藤泉 劇場版スチール写真・伊藤勇司 映像制作・彩高堂 制作・望月克美、日笠宜子 |
1940年=昭和15年10月31日、日本全国からダンスホールの灯りが消えました。『国家の非常時に踊ってる場合じゃあないだろう!?』ってことなんでしょうね。翌日の新聞見出は『今宵かぎりのステップ・ダンスホール昨夜は超満員』でして、この日から一年と少しが過ぎると私たちの国は真珠湾攻...
もっと読む