多少婦人第6回公演
多少婦人第6回公演
実演鑑賞
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2008/07/25 (金) ~ 2008/07/27 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.tashoufujin.com
期間 | 2008/07/25 (金) ~ 2008/07/27 (日) |
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劇場 | 新宿シアター・ミラクル |
出演 | 山本しずか、遠藤夏子、阿部恭子、石井千里、夏見隆太、鈴音りん、國枝陽子、みかん、喜屋武由美子、樋口義也、瀬尾卓也 |
脚本 | 酒井雅史、渡辺裕之 |
演出 | 渡辺裕之、酒井雅史 |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】 前売り1500円、当日1800円。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 「才」「色」「兼」「備」の四文字をそれぞれテーマにした四本の作品のオムニバスです。 ■「才」 『親友の才能。』 作:酒井雅史 「娘よ。一生のうちに二、三人しかできないのが本当の親友ってもんなんだ。」 あーそうなんですかお父さん。じゃあもう彼女たちは…友達ということで。人数多いし。一人だけ親友だっていうのも…なんかめんどくさいし。全員平等に友達って呼びます。字面だけの親友には絶対負けない友達。 …と、密かに思い、友達もまた自分と同じ思いのはずだと信じている女。 彼女と彼女が巻き起こした事件と巻き込まれた人々の話。 ■「色」 『イロメキキ』 作:渡辺裕之 色は、可視光線の組成の差によって質の差が認められる視覚である色覚を起こす刺激である色刺激を指す。刺激は人によって異なり、我々が普段見ている其の色は、幻想に過ぎない。メイクアップアーティストは世界を自身の認識で捉え、自己の創作世界に色をつけていく。その色にはメイクアップアーティストの「想い」も含有している。創作世界は決して世界の切り抜きではない。 人の「色」が見え、それを化粧により変えていく色恋の話。 ■「兼」 『兼ねる女・兼ねかねる女。』 作:酒井雅史 とある女の日記より。 こんな言葉がある。 ―人間の出来ることの容量には個人差があり、要領の良さにもまた個人差がある―2008年7月・わたし。 自分に出来ることは他人にも出来る。と決めつけてしまう経験は誰でもある。自分はないという人に限って、「何で出来ないの?」が脳内口癖なのだ。 早くても荒い仕事。丁寧でものろい仕事。他人は思ったよりずっと他人だから、 簡単に自分と違うものを否定する人は自身も簡単に否定されるのだと思う。違う一人同士が力を合わせるから二倍以上の効果を生むのだ。 これが今日学んだこと。当人たちは教えたつもりなどみじんもないに違いないだろうけど。 ―以上抜粋。 ■「備」 「2008年のスクエアボート」 作:渡辺裕之 ―わたしは人を創造したが、これを地上からぬぐい去ろう。人だけではなく、家畜も這うものも空の鳥も。わたしはこれらを造ったことを後悔する― 旧約聖書 創世記 6より 被害から免れる為、私たちは何が出来るであろうか。警察や自衛隊は誠にこの国を守れるのであろうか。星司る大国はこの小さな国を万一の時、果たして救ってくれるのであろうか?取捨選択を迫られた時、私たちは正しい答えを選び取る事が出来るであろうか。 備えることはただ待ち耐えること。密室で起こる深海のように暗い恐怖劇。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
■「才」 『親友の才能。』 作:酒井雅史
「娘よ。一生のうちに二、三人しかできないのが本当の親友ってもんなんだ。」
あーそうなんですかお父さん。じゃあもう彼女たちは…友達ということで。人数多いし。...
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