寺山修司全作品上演計画
寺山修司全作品上演計画
実演鑑賞
タイニイアリス(東京都)
2013/12/25 (水) ~ 2013/12/28 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.ikenoshita.com/
期間 | 2013/12/25 (水) ~ 2013/12/28 (土) |
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劇場 | タイニイアリス |
出演 | 深沢幸弘(鬼面組)、中村雄介(鬼面組) |
脚本 | 寺山修司 |
演出 | 長野和文 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,500円 【発売日】2013/10/13 前売 2800円/当日 3500円(全席自由) ※25日(水)19:30はクリスマス割引 前売2000円 ※26日(木)14:00は平日マチネ割引 前売2000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 12月25日(水)19:30 12月26日(木)14:00/19:30 12月27日(金)19:30 12月28日(土)14:00 |
説明 | 「さらば、映画よ」について(寺山修司「角川文庫『戯曲/毛皮のマリー』解題より」) 「さらば、映画よ」は1966年に雑誌「悲劇喜劇」に発表され、その後改稿されて演劇実験室天井桟敷のアトリエ公演として上演された。当時、私は代理人Stand inということについて考えていた。私たちは、自分の着る服は服屋という代理人に作らせ、自分の食べる食物は料理人という代理人に調理させる。住む家は大工とか土建業者といった代理人に作らせ、誰もが、他の誰かの代理人を演じることによって社会〈参加〉を果しているのである。(中略) 「さらば、映画よ」は、きわめて性的な戯曲であり、そのことは同性愛をモチーフにしていることによってよりも、その反代理人的思考によって裏付けられている、というのが私の考えであった。すなわち、「私は、私自身の代理人である」という考え方は、きわめてエロチックなものであり(たとえば、鏡がエロチックなものであると同様に)、この劇の登場人物である二人の中年男のアイデンティティをさがす主題に、もっとも似つかわしいと思われたからである。この戯曲に於いて、「映画」は一つのメタフォアとしてのみ扱われたが、「さらば、映画よ」という惹句は、後になって私自身を挑発する機会を生み、私の映画制作への基本的な態度を暗示することになっていった。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【美術】朝倉摂/【照明】正村さなみ(RISE)/【音響】高沼薫/【舞台監督】田中新一(東京メザマシ団)/【宣伝美術・画】丸尾末広/【企画製作】池の下 |
「さらば、映画よ」は1966年に雑誌「悲劇喜劇」に発表され、その後改稿されて演劇実験室天井桟敷のアトリエ公演として上演された。当時、私は代理人Stand inということについて考えていた。私たちは、自分の着る服...
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