がっかりを拭えるのなら
昨年拝見したエレベーターの鍵、僕にはとても散漫な作品に映りました。
まあ、あの年に上演された同じ作品の中では一番好みではありましたが、単調な表現ばかりの主演女優とそれに頼りっきりな構成、空間を支配するだけの集中力が不足した役者陣と、全体的にこの手の作風に対して力が及んでいない印象が強く残ってます。
とはいえ、今回の作品は寺山作品でもあまり上演される事のないものですから、大層興味はあります。
そしてなんだか今年は御縁があるのでしょうか……
先日とても気に入った劇団の役者さんが出演するらしいので、そこにも少し期待をしながら、日程調整しようと思います。
昨年の消化不良を、今年で解消したいです。