プルーラル・シアター・プロジェクト
演劇創造計画07/09@岡山+静岡
実演鑑賞
岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)
2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.suimitsutou.jp
期間 | 2008/01/12 (土) ~ 2008/01/13 (日) |
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劇場 | 岡山県天神山文化プラザ ホール |
出演 | 風早孝将、荻田真子、権田朋子、赤木忍、内田裕子、石崎明子 |
脚本 | 松田正隆 |
演出 | 松田正隆 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 2,300円 【発売日】2007/10/20 一般:前売2,000円 当日2,300円 高校生以下1,000円 アートファーム会員 前売1,800円 当日2,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 王女A』は2005年8月に「マレビトの会」によって初演された。松田正隆は、『紙屋悦子の青春』(1992)など、茶の間を舞台に日常を端正に描く作品で知られていたが、『天草記(てんそうき)』(00)を機に、伝承や神話と日常が融合した魔術的リアリズムといえる作風へと移行していった。03年に「マレビトの会」を結成して以降は、非論理・非日常的な世界の構築へと大きく変貌をとげている。 『王女A』も詩のように断片的なテクストを用いており、台詞も登場人物に対して明確に割りふられていない。失踪した王女Aを探す侍女たち、亡霊となった王国の兵士たち。彼らの妄想のような言葉の数々が人物の境界線をあいまいにしながら叙事詩的世界を形作っていく。この作品の女たちは来る日も来る日も機を織りながら夫オデュッセウスを待つペネロペイアを彷彿とさせる。だが、松田の描く女たちはホメロスの叙事詩のように男の都合に唯々諾々と従う女たちではない。『王女A』は待つ女こそが世界の命運を握る反転された『オデュッセイア』である。豊饒な言葉の海から、リアルが浮かびあがってくる。 |
その他注意事項 | 未就学児童入場不可 1/12終演後アフタートークあり |
スタッフ | 作・演出:松田正隆(マレビトの会) 舞台監督:村上裕二(鳥の劇場) 舞台美術:井上浩輔(green room) 照明:高原文江(真昼) 音響:石井智也 演出助手:林田恵里 舞台監督助手:山本サトシ 宣伝美術:村上隆 宣伝写真:舟越義明 制作:大森誠一 市美穂 古本径子 協力:本行寺 橋本制作事務所 企画制作:NPO法人アートファーム 財団法人静岡県舞台芸術センター |
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